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MOVIE

“ほんとう”は、掴みづらいもの
でも、それを問い続けたい

映画監督・脚本家 甲斐博和

2003年に劇団「TOCA」を立ち上げ、自ら作・演出を手がける。2006年より独学で映画を製作。初監督作品「hanafusa」は、ぴあフィルムフェスティバルにて審査員特別賞を受賞。以降も数々の受賞をし、国内外で高い評価を受けている。

自分が生きていることを、何かにぶつけたい

今は監督をしていますが、スタートは役者でした。中学生のときにお風呂に入りながら、「体ひとつでできる仕事がしたいな、それなら役者になろう」と急に思い立ったんです。僕は思ったことをすぐ口にするので、当時の友人からは「あのとき話していた通りだね」って言われます(笑)。とにかく自分が生きていることを何かにぶつけたくて、それが作品になっています。僕には、洋服、音楽、写真、建築など好きなものがたくさんあります。ジャンルとしては幅広いですが、その中で自分がいいと思うものには統一感があって、それを凝縮できるのが映画なんです。

現在は次回作の脚本を書いているところで、世界に広く届くような力強いものにしたいなと思っています。1日10時間はパソコンに向かっているくらい、少しでも時間があれば書いています。常にパソコンを持ち歩いていて、電車の中や喫茶店など外で書くことも多いです。場所によって書くものが変わるというか、その場でしか書けないものってあると思うんです。撮影にしてもセットというのが僕は苦手で、実際にある旅館や喫茶店をそのまま使います。蓄積された時間とか、漂う空気感とか、そこにしかないものがあるんですよね。

ドキュメンタリーと物語の、ちょうど中間にあるようなもの

僕は、作品を通じて普遍的なことを問い続けたいと思っています。例えば世の中の普通って、線引きをするために使われますが、僕はその普通ってなんだ?って思うんです。普通ではないと思われがちな電車の中で歌ってしまう人って僕は好きだし、どんな人間でも何でもありなんだ、自由なんだっていうのを伝えたい。また、僕は映画を作りながら、“ほんとう”をずっと探しています。嘘っぽいものをなるべく減らして、気持ちや言葉のほんとうの瞬間を、物語に編み込んでいく。ほんとうは掴みづらくて難しい。でもそれを突き詰めたいんです。だから、僕の映画はドキュメンタリーと物語の中間にあるようなものだとも思いますね。

ほかに良い作品を見てしまうと負けたなと思って、それまでに書いていた脚本は捨てます。次回作に向けて書いたもの、2本すでに捨てました(笑)。それくらい自分が納得できる作品を作りたいんです。脚本を書くには集中できる環境が大事で、自分のタイピングの音が気になるときもあります。このキーボードは、厚いゴムを押しているように柔らかくて音が全然ないですね。ワイヤレスだから画面との距離も取れて、疲れが軽減されそう。小さくて軽いし、出先で書くにも便利ですね。いつも身軽でいたい僕みたいな人に、ワープロ機能だけの小さい機器があったら嬉しいですね。

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