エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長:葉田順治)は、日本ネットワークイネイブラー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石田慶樹)提供の『「v6プラス」固定IPサービス』に対応するIPv6 IPoE対応ルーター「WRC-1167GS2」シリーズ向けファームウェアを公開中です。その他モデルに関しても年度内に対応するファームウェアを随時公開する予定です。
当社は、IPv6ネットワークへの速やかな移行を促進する総務省の趣意(http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ipv6/index.html)に賛同しIPv6対応製品を開発して参りました。今回、インターネットマルチフィード株式会社が提供する「transix IPv4接続(固定IP)」をベースとした「ZOOT NATIVE IPv4固定IP1個」にも追加対応することで、よりIPv6ネットワーク普及を後押ししていきます。
該当モデルがネットワーク環境に接続されていれば、ルーターに搭載されている「自動ファームウェア更新機能」を介して、自動で『「v6プラス」固定IPサービス』に対応します。手動でアップデートしていただく必要はありません。
「v6プラス」固定IPサービスは、「IPoE方式」によるIPv6インターネット接続と、IPv6ネットワーク上で実現する固定アドレスによるIPv4インターネット接続のデュアルスタックサービスです。詳細はこちら よりご覧ください。
※日本ネットワークイネイブラー株式会社ウェブサイトに遷移します。
ネットワーク接続機器の増加や動画閲覧サービス利用者の増加などにより、従来方式の「PPPoE」は通信量が急増しています。
「PPPoE」は設備の柔軟な増強が困難なため、通信の混雑が発生しています。
利用者が集中する夜間や人口の多い都市部で、急に通信速度が遅くなる現象は、これが原因のひとつだと考えられています。
次世代方式のIPoE方式の通信では、「PPPoE」方式で発生する混雑ポイントを通りません。
このため他の利用者の通信の影響を受けにくく、高速な通信を利用できます。
また、将来利用者が増えたとしても、「PPPoE」より柔軟な設備強化が可能なので、引き続きインターネットを快適に楽しむことができます。