USB Type-C ってなに?

続々とデバイスに対応! データ送信も映像もこれ1本の日が近づいている次世代コネクタ USB Type-C

「Type-C」ってなに?

コネクタ形状が変わっただけ?
それだけじゃない画期的なUSB規格

口は上下関係ないシンメトリー。どちらでも挿せる、手元が悪くても挿せる便利な構成

USBにはさまざまなコネクタ形状があるのはご存知でしょうか。
アンドロイドのスマートフォンに多く使われているのはUSB micro-B規格。ここ数年のiPhoneはLightningコネクタ。そしてそのACアダプターやPCにつなぐときのポート口がUSB Type-Aといわれる形状です。

『Type-C』はその3つのコネクタ形状とは変わる、新しいコネクタ規格です。口は上下関係ないシンメトリー。どちらでも挿せる、手元が悪くても挿せる便利な構成となっています。しかしType-C規格は形状が変わっただけではありません。

では、今注目のUSB規格Type-Cは
何が画期的なのか、魅力なのか。
3つのメリットを上げ、ご紹介します。

Type-Cの3つのメリット

各メーカーがType-Cポートを続々と採用している理由は「シンメトリーで、使いやすい!」見た目だけではありません。
魅力は大きく分けて3つ、1. USB3.1 Gen2対応2. USB Power Delivery対応3. オルタネートモード
聞きなれない!という方にもわかりやすく、3つの魅力でご紹介します!

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次世代の転送規格
USB3.1Gen2 に対応し、
超高速データ転送が可能に!

1GBのデータを約0.9秒
超高速転送

次世代転送規格USB3.1。速度は10Gbps対応。
1GBのデータを送ろうと思ったら、約0.9秒で送れます。
1GB分のデジタル画像でしたら、約1000枚分の量になります。
それを一瞬で送ることが可能なUSB3.1規格が、Type-Cには対応可能になっています。

今までは...

2000年発表 USB2.0 HighSpeedモード 最大480Mbps
1GBデータを送る時間   約18秒
2008年発表 USB3.0 5Gbps
1GBデータを送る時間   約2秒
USB3.1 Gen2
1GBデータを送る時間   約0.9秒
USB2.0の約20倍もの転送速度

写真や動画など、高画質になると、バイト数も上がり高容量になってきています。
ちょっとでもストレスなく快適にデータ通信したいとなれば、USB3.1規格となります。

1 USB301規格に対応した機器同士を1m以下のケーブルで接続した場合の理論値です。ケーブル長が1mを超えると転送速度理論値は5Gbpsとなります。

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電力供給100W!
USB Power Delivery 対応で
配線管理が1本化

1本でたくさんの電力
機器に供給することが可能になり、
足元で渦巻く配線もすっきり

電力供給

※現時点ではPowerDelivery対応のディスプレイ・プリンタの発売は確認できていません。(2017年6月 ELECOM調べ)

機器の電力は、コンセントからコンセントプラグを使用しています。PCも、ディスプレイも、HDDも然りです。タコ足配線があるのも、各機器の電力はコンセントからしか供給できなかったらです。しかしその従来の考えを覆すのがUSB Power Deliveryです。

スマートフォンはUSBケーブルを使い、PCから電力供給を受けられます。今までのUSBケーブルは5V・900mA(4.5W)スマートフォンもそれくらいの供給量です。ですので、USBケーブルでまかなえているのですが、それ以上に電力を要する機器にはUSBケーブル供給では補えません。

しかし、USB Power Deliveryは20Vの電圧での電力供給を可能です。それにより、1本のケーブルでたくさんの電力を機器に供給することが期待でき、すべての機器にUSB Power Deliveryが搭載になれば足元で渦巻く配線もすっきりするのではないでしょうか。

電力供給はもちろん、
データ通信も。
ケーブルはType-Cだけで完結

電力供給・USB通信

ロール・スワップ(スワップ)が出来ることにより、電力供給はもちろん、データ通信もUSBホストとデバイスの関係を交換(スワップ)することが可能となっています。

PCとスマートフォンでは、PCがUSBホストでスマートフォンがデバイスとなり、PCが制御信号を送りスマートフォンが受け、PCへデータを移動することが期待できます。逆もできるスマートフォンもありますが、それはUSBホスト機能がついたスマートフォンになります。

しかしType-Cのロールスワップにより、デバイスとしての機能しかないスマートフォンもUSBホストとして、PCからのデータをスマートフォンへと、USB通信をすることが可能になります。

Type-C対応機器同士であれば、各製品や機器によってUSBケーブルを変えなければ出来なかった、電力供給や通信が両方期待できるようになりますので、Type-CだけでUSBケーブルは完結してしまいます。それにより、出かける際はコネクタ形状も小さいType-Cをいくつか持っていくだけですので、荷物がぐんと減るのではないでしょうか。

ロールスワップとは電力やデータなど、供給側と受給側で役割を交換すること。

Power Deliveryは規格ごとに様々な機器へ電力供給が可能な規格ですが、紹介しているPowerDelivery対応機器の発売を保証するものではありません。

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オルタネートモードによる
さまざまな機器や
コネクタとの互換性の高さ

Type-C ひとつでOK

AV機器とPC機器の接続コネクタは同じような使用方法でも、規格が違っています。
テレビに映像や音楽を流すにはHDMIのコネクタ。PCのモニターや機器はDisplayPort、Dsub-15ピンが使用されています。他にも、MHL、Thunderbolt3などさまざまな規格のコネクタがあります。

信号の規格は10数種類ほどあるといわれ、Type-Cコネクタの動作モードには、そのさまざまな規格に対応した「オルタネートモード」という制御モードを搭載しています。その為、電力もモニターへの映像出力もAV機器への映像出力もType-Cは可能にしています。

機器側の挿し口をType-Cに対応すればどんな機器もつながり、DisplayPortを持ち歩かなくても、Type-CでテレビをPCをつなげモニター代わりにも期待できます。

その互換性の高さから、Type-C規格を搭載した機器が登場しています。

Type-C 対象機器(デバイス)
機器 詳細
Apple MacBook
(2015年以降)
USB 3.1 Gen 1、USB Power Delivery
Apple MacBook Pro
(Late 2016年以降)
USB 3.1 Gen 2、USB Power Delivery、Thunderbolt 3
HP Spectre 13 USB 3.1、Thunderbolt 3
CHUWI HiBook 2 in 1 Ultrabook Tablet PC USB 3.0
Microsoft Lumia 950シリーズ USB 3.1
LG Nexus 5X USB 2.0
Nintendo Switch USB 2.0
ASUS MB169C+ 液晶ディスプレイ
機器 詳細
LAVIE NOTE Standard NS850/FAB USB 3.1、USB Power Delivery
VAIO S11 USB 3.1、Thunderbolt 3
dynabook V82/B USB 3.0、Thunderbolt 3
TransBook3 T303UA USB 3.0、Thunderbolt
ThinkPad X1 Carbon Powered USB 3.0、DC-in、Thunderbolt3、Video-out機能付き
Spectre x360LIFEBOOK AH90/B1 USB 3.0、Thunderbolt
LIFEBOOK AH90/B1 USB 3.1、USB 3.0、USB 2.0

2017年6月現在 
こちらに記載しているのがすべてではございません。

Type-Cはすべての機器がUSB規格3.1やUSB PD、オルタネートモードが対応するわけではありません。機器側の搭載内容をご確認いただき、ホスト側やケーブル内のE-Markerが搭載されているかなどをご確認ください。

Type-Cのメリット

  • 超高速データ転送

    進化する大量データも
    高速スピードで転送可能

  • 配線管理が1本化

    電流供給も通信もType-Cで1本化
    配線をスマートに

  • 互換性の高さ

    すべての機器のポート・ケーブルは
    Type-Cで対応可能

Type-C対応の機器が
今後はもっと増えていきます。
出かける際は「Type-Cケーブルだけ」で
いい日が来るかもしれません。

以下の点にご注意ください。

※USB-Type-C はコネクタ形状に関する規格であり、USB 3.1 やUSB Power Delivery とは異なります。
そのため、USB-Type-Cを備えた製品であっても、必ずしも USB 3.1 や USB Power Delivery 対応とは限りません。

USB Type-C
ELECOM のラインナップ

  • Type-Cケーブル
    Type-C×Type-C

    Type-Cコネクタに対応した充電や通信に対応したケーブル

  • 変換ケーブル
    Type-C×その他

    Type-Cとその他コネクタをつなげるケーブル/アダプタ

  • 充電関連

    シガーチャージャー、モバイルバッテリー、電器、車載器など

  • 周辺機器

    マウス、USBメモリ、USBハブ、Blu-rayドライブ、CDドライブ、など