エレコム マウスアシスタント2 Mac OS X 版



この度は、エレコムのマウスをご購入いただき、まことにありがとうございます。

このソフトウェアは、マウスのそれぞれのボタンにお好みの機能を設定することを目的とした、マウス機能割り付け専用ソフトウェアです。

このヘルプファイルには、インストール/アンインストールの方法、マウスのボタン機能割り当ての設定方法、左右スクロール速度やフライングスクロール機能の設定の変更について記載しています。

ご使用前、もしくはご使用中にお困りになった際にご利用ください。



★目次

1.動作環境
・対応バージョン
・対応マウス
・解像度
・CPU
2.インストール/アンインストール方法
・インストール
・アンインストール
3.使用方法
・フライングスクロールの確認
・ボタンの割り当て方法
・プロファイルの設定
・ジェスチャー機能の設定
・ユーティリティメニューについて
・マウスの選択
・設定を読み込む
・設定を書き出す
4.その他ご注意



1.動作環境

■対応バージョン

  ・ Mac OS X 10.5.6
  ・ Mac OS X 10.5.7
  ・ Mac OS X 10.5.8
  ・ Mac OS X 10.6
  ・ Mac OS X 10.6.1
  ・ Mac OS X 10.6.2
  ・ Mac OS X 10.6.3
  ・ Mac OS X 10.6.4
※バージョン情報の確認方法
メニューバーの左側にあるアップルメニューから、「このMacについて」を選びます。



下記の画面で確認してください。


■対応マウス
2010年08月24日現在で、以下の当社製USBマウスに適用されます。

  ・ M-FG2DLシリーズ
  ・ M-FGDLシリーズ
  ・ M-PG2DLシリーズ
  ・ M-PGDLシリーズ
  ・ M-D18DRシリーズ
  ・ M-D16DLシリーズ
  ・ M-D17DLシリーズ
  ・ M-SODLシリーズ
  ・ M-LS6ULシリーズ
  ・ M-LS7ULシリーズ
  ・ M-FW1ULシリーズ
  ・ M-FW2DLシリーズ
  ・ M-GE1ULシリーズ
  ・ M-GE3DLシリーズ


■解像度
ディスプレイの解像度は、800×600ピクセル以上に設定してご利用ください。


■CPU
Intel製CPU搭載のMacintoshにのみ対応しています。


2.インストール/アンインストール方法

■インストール

下記の当社ホームページにアクセスし、最新版アプリケーションをダウンロードしてください。
http://www.elecom.co.jp/support/download/

※ 型番で検索の場合は、マウス本体の裏側に記載されている型番を入力し、検索ボタンをクリックしてください。
※ 製品カテゴリで検索の場合は、「入力機器」内の「マウス」をクリックしてください。
    次のページへ移りますので、そこでマウス本体の裏側に記載されている型番を入力して検索するか、
    型番をクリックしてください。

※ご注意

・ 管理者権限を持つユーザアカウントでログインしてから、インストールを行ってください。
・ インストール完了後、Macintoshを再起動しますので、すべてのアプリケーションを終了させてから
     インストールを行うことを、お勧めします。
(1)ダウンロードしたELECOM_Mouse_Installer_x.x.x.x.dmg
    (x.x.x.xの部分はバージョンによって変わります)を、
    ダブルクリックします。


(2)下記のFinderが表示されるので、ELECOM_Mouse_Installer_x.x.x.xを、
    ダブルクリックします。

(3)インストーラが起動しますので、画面の指示にしたがってインストールを
    進めてください。
[続ける]ボタンをクリックしてください。
※「マウスアシスタント2」がインストールされている場合は、[キャンセル]ボタン
をクリックし、「マウスアシスタント2」のアンインストールを行ってください。

※「マウスアシスタント」がインストールされている場合は、注意メッセージが
表示されます。[閉じる]ボタンをクリックし、「マウスアシスタント」の
アンインストールを行ってください。


[続ける]ボタンをクリックしてください。



[インストール]ボタンをクリックしてください。
※上記画面で[戻る]ボタンをクリックした場合は、ようこそ画面に戻ります。


※パスワード入力画面が表示されます。
   パスワードを登録されている場合は、パスワードを入力してください。
   ご存じない場合は、パソコンを管理している方に確認してください。


[OK]ボタンをクリックしてください。
※ [キャンセル]ボタンをクリックするとインストールの種類の画面に戻ります。



[インストールを続ける]ボタンをクリックしてください。
※[キャンセル]ボタンをクリックするとインストールの種類の画面に戻ります。


※ファイルのコピーが始まります。
[再起動]ボタンをクリックし、再起動を行ってください。
※以上でインストールは完了です。



■アンインストール

※ご注意

 ・アンインストール完了後、Macintoshを再起動しますので、すべてのアプリケーションを
     終了させておくことをお勧めします。


 ・Dockのアイコンを削除するには、「システム環境設定」→「ユニバーサルアクセス」内の
   「 補助装置にアクセスできるようにする 」にチェックを入れてください。
  ※ここにチェックがない場合、Dockのアイコンは削除されません。


(1) Dock に登録されている アイコンを削除します。

(2) Finderのアプリケーションフォルダ内にある、ユーティリティフォルダの中の
    「ELECOM_Uninstall」 をダブルクリックします。


(3) [OK]ボタンクリックで、アンインストールがはじまります。
   ※[キャンセル]ボタンをクリックすると、アンインストールはキャンセルされます。
※パスワード入力画面が表示されます。
   パスワードを登録されている場合は、パスワードを入力してください。
   ご存じない場合は、パソコンを管理している方に確認してください。


[OK]ボタンをクリックしてください。
※ [キャンセル]ボタンをクリックするとアンインストーラが終了します。





[再起動]ボタンをクリックして再起動を行ってください。

※以上でアンインストールは完了です。



3.使用方法

■フライングスクロールの確認
「エレコム マウスアシスタント2」が正常にインストールされると、フライングスクロール機能が お使いいただけるようになります。フライングスクロール機能とは、チルトホイールを前または 後方向に勢いよく回転させると、高速スクロールになる機能です。

※チルトホイールを指で弾くように回すと、勢いよく回転させることができます。
※チルトホイール1回転で進む画面(行)数が増え、自動的にスクロールし続けます。
※チルトホイールを逆方向に少し回転させると、高速スクロールが止まります。
   また、一定時間経過すると高速スクロールが止まります。
  1. チルトホイールを前方向に回します。



    画面(行)が上方向に高速スクロールすれば正常です。

  2. チルトホイールを後方向に回します。



    画面(行)が下方向に高速スクロールすれば正常です。


    フライングスクロール機能に対応していない一部のアプリケーションでは、チルトホイールを前後に回しても動作しない場合があります。

    スクロール速度など、フライングスクロールの設定を変更することができます。


■ボタンの割り当て方法
インストールした「エレコム マウスアシスタント2」を利用し対応マウスのボタンに割り当てられている機能を変更することができます。

※ご注意
以下で設定したすべての内容は、[適用]ボタンをクリックしなければ反映されません。
(1) Dockに登録されている「ELECOM_Mouse_Util」アイコン
     クリックします。


※ Dockのアイコンを削除した場合は、システム環境設定の「その他」にある
   [エレコム マウスアシスタント2]を、クリックしてください。




開いたパネルのアイコンをクリックしてください。



(2) 設定画面が開きます。
※初めてのシリーズを挿入する場合は、以下の画面が表示されます。



設定ファイルをお持ちでない場合は、[既定の設定]ボタンをクリックしてください。
設定ファイルをお持ちの場合は、[設定を読み込む]ボタンをクリックすると保存した設定でお使いいただけます。


(画像はM-PG2DLシリーズの左ボタン設定中の画面です。)

※ 現在選択されているマウスに存在しないボタンは、設定を反映することができません。

①のプロファイルでは、②の[ボタン機能割当]および③の[ジェスチャー機能割当]の設定をプログラムごとに登録することができます。
操作しているプログラムを検出して自動的にプロファイルが切り替わるため、設定を切り替えずにプログラムに応じたマウス操作が可能です。
※プロファイルについての詳しい説明は、[プロファイルの設定]を
   参照してください。

②の[ボタン機能割当]では、ボタンごとの機能割り当て、左右スクロールの速度やフライングスクロール機能の設定などができます。


③の[ジェスチャー機能割当]では、ボタンに[ジェスチャー機能]を割り当てたときの入力ジェスチャーと実行する機能を設定できます。
※ジェスチャー機能についての詳しい説明は、[ジェスチャー機能の設定]を
   参照してください。

④から⑩のセレクトボックスには、以下の表の機能が設定可能です。

左クリック
右クリック
safari:戻る
safari:進む
ウィンドウの切り替え
ウィンドウ閉じる
Dockにしまう
クイック/オート スクロール(Firefox)※1
command + C
command + X
command + V
command + Z
command + Y
return
esc
tab
shift
option(alt)
command
delete
保存
アップルメニュー
Safariを開く
Finder
システム環境設定
プリンタ設定
ダブルクリック
アプリケーションスイッチャー
ズーム
Expose-すべてのウィンドウ
Expose-アプリケーションウィンドウ
Expose-デスクトップ
Dashboard
Spotlight
ジェスチャー
左スクロール※2
右スクロール※2
任意キー※3

※1 クイック/オート スクロール機能はFirefoxのみ動作可能です。
      また、Mac標準のマウス(Mighty Mouse)で、ボタンに機能が設定されている場合は、
      正しく動作しないことがあります。

※2 [+チルト左]、[+チルト右]でのみ設定できます。


※3 [任意キー]を選択すると、任意キー設定画面が表示されます。
      任意キーを選択し、[OK]ボタンを押してください。

      
※「チルト左」または「チルト右」に[任意キー]を割り当てた場合、
    チルトホイールを倒したままにすると、連続してキーが入力できます。
OSやアプリケーションによっては、一部の組み合わせで動作しない場合があります。

⑪ の左右スクロール速度は、8段階で設定が可能です。



⑫のフライングスクロールでは、高速スクロールの設定ができます。
※フライングスクロールについての詳しい説明は、
   [フライングスクロールの確認]を参照してください。
  ・回転数:
     高速スクロールに切り替わるまでの回転数を設定できます。
    「無効」にすると、チルトホイールを勢いよく回転させても高速スクロールになりません。

  ・回転速度:
    チルトホイールの回転速度を8段階で設定できます。

  ・スクロール速度:
    高速スクロール時の速度を8段階で設定できます。


※ ④~⑫に設定した内容は、[適用]ボタンをクリックしないと反映されません。


⑭ の[ヘルプ]ボタンをクリックすると、本ヘルプファイルが起動します。

⑮ の[既定の設定に戻す]ボタンをクリックすると、④~⑫の設定が、 すべて既定の設定に戻ります。

⑯ の[元に戻す]ボタンをクリックした場合、前回の設定内容(初回設定時は既定の設定)が、 画面に表示されます。

⑰ の[適用]ボタンをクリックすると、④~⑫の内容がそれぞれのボタンに設定され、 設定画面が終了します。

※ご注意

左クリックがどのボタンにも割り付けられていない場合、設定ができません。
その際、下記のメッセージが表示されます。



[OK]ボタンをクリックした場合は、そのまま設定しなおしてください。
[元に戻す]ボタンをクリックした場合、前回の設定内容(初回設定時は既定の設定)が、画面に表示されます。



■プロファイルの設定
プログラムごとのマウス操作をプロファイルに設定します。
  1. ②の[ボタン機能割当]および③の[ジェスチャー機能割当]の設定を完了させます。

  2. [プロファイル編集]ボタンをクリックします。




  3. 「プロファイル」の[追加]ボタンをクリックします。




  4. プロファイル名を入力し、[OK]ボタンをクリックします。


    プロファイル一覧に作成したプロファイルが表示されます。


  5. プロファイル一覧から作成したプロファイルを選択し、「割り当てるプログラム」の
    [追加]ボタンをクリックします。


    ・プロファイルを削除する場合は、プロファイル一覧からプロファイルを選択し、
      「プロファイル」の[削除]ボタンをクリックします。
    ・プロファイルの名前を変更する場合は、プロファイル一覧から
      プロファイルを選択し、「プロファイル」の[名前変更]ボタンをクリックします。
    ・プロファイルをコピーする場合は、プロファイル一覧からプロファイルを選択し、
      「プロファイル」の[複製]ボタンをクリックします。


  6. 割り当てるプログラムを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    例)Safariを割り当てる場合

    <その他の割り当て方法>
    [参照]ボタンをクリックします。
    開く画面が表示されるので、プログラムを指定し、[開く]ボタンをクリックします。



  7. 複数のプログラムを割り当てる場合は、手順5~6を繰り返します。
    ※プログラムの割り当てを解除する場合は、プロファイル一覧からプロファイルを
       選択し、割り当てるプログラムの一覧からファイル名を選択し、
       「プログラム」の[削除]ボタンをクリックします。
  8. プロファイル編集画面の[終了]ボタンをクリックします。




  9. マウスアシスタント2の設定画面の[適用]ボタンをクリックします。

    プロファイル編集画面で設定した内容は、マウスアシスタント2の設定画面の[適用]ボタンをクリックしないと反映されません。

これでプロファイルの設定は完了です。



■ジェスチャー機能の設定
ジェスチャー機能を設定したボタンを押しながらマウスを動かすと、その軌道に応じて割り当てた機能が実行されます。

  1. 設定するボタンのセレクトボックスから「ジェスチャー」を選択します。

    例)+ボタン(「進む」ボタン)に設定する場合



  2. [ジェスチャー機能割当]をクリックします。




  3. [追加]ボタンをクリックします。




  4. 「入力ジェスチャー」のボックスをクリックし、手順1で設定したボタンを押しながら
    マウスを動かしてジェスチャーを入力します。

    例)+ボタン(「進む」ボタン)に左のジェスチャーを設定する場合

    ※「入力ジェスチャー」には、マウスの軌道がジェスチャーとして↑↓←→で
       入力されます。
    ※マウスの軌道が黄緑色で表示されます。
    ※ジェスチャーは上下左右の最大4方向まで入力できます。

  5. 「機能」セレクトボックスから実行する機能を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    例)「機能」に[システム環境設定]を設定する場合

    ※「説明」にジェスチャー機能の概要などを必要に応じて入力します。

    一覧に設定した内容が表示されます。



  6. 複数のジェスチャー機能を割り当てる場合は、手順3~5を繰り返します。


  7. マウスアシスタント2の設定画面の[適用]ボタンをクリックします。

    設定した内容は、[適用]ボタンをクリックしないと反映されません。

これでジェスチャー機能の設定は完了です。

■ユティリティーメニューについて
ユティリティーメニューには、以下の3つの機能があります。
 ・マウスの選択
 ・設定を読み込む
 ・設定を書き出す



[マウスの選択]
2つ以上のマウスが挿入されている時、本機能を使用するマウスを選択することができます。
  1. ⑬ のユーティリティーメニューを開き、[マウスの選択]をクリックします。


  2. 機能割り当てを行うマウスを選択します。



    セレクトボックスをクリックして、機能割り当てを行うマウスを選択してください。


  3. [OK]ボタンをクリックします。
これで、機能割り当てを行うマウスの選択が反映されます。

※[キャンセル]ボタンをクリックした場合は、機能が割当てられたマウスは
   変更されません。


[設定を読み込む]
設定を書き出す]で保存した機能割り当てなどの設定内容を、反映することができます。
  1. ⑬ のユーティリティーメニューを開き、[設定を読み込む]をクリックします。


  2. [OK]ボタンをクリックしてください。



    ※[キャンセル]ボタンをクリックすると中止します。


  3. 設定内容を反映させたいファイルを選択します。




  4. [開く]ボタンをクリックします。
これで、保存されていた機能割り当てなどの設定内容が反映されました。

※現在お使いのパソコンで以前に保存した設定内容、「エレコム マウスアシスタント2」がインストールされている他のパソコン(Macintosh、Windows)で保存した設定内容も、 読み込みが可能です。 ただし、「任意キー設定」に関しては、Macintosh、Windows間では設定は反映されません。

※「マウスの選択」画面で選ばれているマウスと異なるマウスの設定ファイルの場合は、
   対応している設定のみ反映されます。



[設定を書き出す]
現在設定されている機能割り当てなどの設定内容を、ファイルに保存することができます。
  1. ⑬ のユーティリティーメニューを開き、「設定を書き出す」をクリックします。


  2. [OK]ボタンをクリックしてください。



  3. 保存場所を指定し、名前を付けます。




  4. [保存]をクリックします。

    これで、画面に表示されている設定内容がファイルに保存されました。

    ※保存したファイルは、「エレコム マウスアシスタント2」がインストールされている他のパソコンでも、読み込みが可能です。

4.その他注意事項

  1. マウスに設定した機能や、機能割り当てソフトが動作しなくなった場合には、一度マウスを抜き、再度挿し直してください。
    ※ それでも状態に変化がない場合は、Macintoshを再起動してください。

  2. 本ソフトウェアによって作られたファイル等は削除、変更はしないでください。
    正しく動作しなくなる場合があります。
    ※正しく動作しなくなった場合は、本ソフトウェアをアンインストール後、再インストールしてください。

  3. USBポートから素早くマウスの抜き挿しを繰り返すと、正しく動作しなくなる場合があります。
    ※正しく動作しなくなった場合は、再度ゆっくり挿し直してください。

  4. オペレーティングシステムを上書きしてインストールする場合は、本ソフトウエアをアンインストールしてください。
    その後、オペレーティングシステムのインストールが終了してから、本ソフトウエアを再度インストールしなおして ください。
    ※もし、本ソフトウェアをアンインストールしなかった場合は、Dockにアイコンが
       残りますが、機能はしません。その場合は、以下のように対処してください。

    アンインストールを行う。

    ② アンインストーラが機能しない場合は、以下のファイルをゴミ箱に入れてください。
    ・ Finderのアプリケーションフォルダ内にある、ユーティリティフォルダ
       内の「ELECOM_Mouse_Util」と「ELECOM_Mouse_Uninstall」。
    ・ Dock内にあるアイコン。