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セキュリティUSBメモリ導入レポート 株式会社エフカフェ 様
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導入事例レポート:セキュリティUSBメモリ

USBメモリもウイルス対策を! パスワードロックとデータ暗号化機能も搭載し、3つの安心を持つ”MF-PUVTAシリーズ”

コンパクトで大容量のUSBメモリに潜む紛失・盗難、ウイルス感染などの危険性

個人でも法人でもデータの移動や交換にUSBメモリを利用することは多い。コンパクトな本体にギガバイト単位でデータを保存できるうえ、駆動部のないUSBメモリは、ハードディスクドライブのように衝撃に注意する必要もなく、気軽に持ち運ぶことができるメディア媒体だ。しかしその一方で、USBメモリを利用することによる危険性も大きい。USBメモリの最大の危険性はコンパクトで持ち運びやすいがゆえに起こる、盗難・紛失であろう。大切なデータが入ったUSBメモリを紛失し、第三者にデータを読まれ、その内容が流出してしまえば、企業の場合は死活問題につながる。実際、個人データが入ったUSBメモリを紛失したというニュースを目にする機会は多く、問題になっている。もし一度ネットにデータが流出してしまうと、ネット上からそのデータを消し去ることは不可能に近い。USBメモリのもうひとつの大きな危険性は、保存したデータのウイルス感染である。企業の場合、社内のPCにはウイルス対策ソフトがインストールされていることが一般的なので、ウイルスが検出されることはあっても感染が広まることはまずない。しかし、USBメモリの場合、社内のPCに接続するだけでなく、客先・出張先のPCや社員個人のPC、時にはネットカフェのPCに接続するようなことも想定される。こうした場所では、必ずしもPCに最新のウイルス対策ソフトがインストールされているとは限らない。そのようなPCにUSBメモリを接続して、データをコピーしていると、知らない間にウイルスに感染し、USBメモリ上の重要なデータが消滅したり、インターネットに流出したりする恐れがある。このようにUSBメモリを利用するには危険が伴う。そんなUSBメモリの危険性を軽減する3つの機能を搭載しているのが、エレコムのウイルス対策+パスワードロックUSBメモリ“MF-PUVTAシリーズ”である。今回は、他社製のパスワード機能搭載USBメモリに替えて、より機能が豊富な“MF-PUVTAシリーズ”をいち早く導入することで、USBメモリの安全性をさらに向上させた株式会社エフカフェにお伺いし、取締役 EC戦略Div.の住秀明氏に、その利用状況と安全対策についてお話しいただいた。

ECサイトの運用代行に特化したビジネスを日中で展開するコンサルティング集団”エフカフェ”

株式会社エフカフェは、2003年4月創業で、企業のECサイトの運用をサポートする会社である。大阪(本社)と東京にオフィスを置くほか、上海には現地法人を持っている。単にECサイトの立ち上げ・運用業務を行うだけでなく、インターネット通販に熟知したスタッフが、クライアントからの要望に合わせて、売上アップのための企画提案、業務効率化のコンサルティングやシステム開発など、ECサイトに関連するさまざまな業務をワンストップで提供している。「成果を出すこと」をクライアントとの共通目標として掲げ、共にリスクを取りながら、ECサイトの運用サポートをしている。現在は、通販大手である株式会社千趣会の「ベルメゾンネット」、株式会社ジェイアイエヌのメガネブランドショップ「JINS」、株式会社グラウンドワークスが運営する公式ストア「エヴァンゲリオン ストア」など、約25社、35サイトの運用をサポートしている。

社外で、社内で、日常のデータのやり取りにUSBメモリを有効活用

株式会社エフカフェでは、USBメモリを主に2つの業務で使用している。ひとつは社外への持ち出し用で営業担当がクライアントとの各種データの受け渡しに使用している。もうひとつは社内でのデータのやり取り用で、デザインチームとコンサルティングチームとの間での大容量データの交換をはじめ、クライアントの各種分析レポートを社内で共有する場合などに使用している。同社の社内ネットワークは、基本的に無線LANを使用しているため、どうしても有線LANに比べるとデータ転送速度が落ちる。「デザインチームが作った数十メガ単位のデータをやり取りする場合は、無線LANを経由するよりも、USBメモリにコピーして移動したほうが迅速に行える」(住氏)とのことで、大容量化とともに高速化しているUSBメモリのメリットである。

盗難・紛失時のリスクを軽減する”MF-PUVTAシリーズ” パスワードロックとデータの暗号化

USBメモリを利用するにあたっての危険性のひとつである盗難・紛失に対して株式会社エフカフェでは、どのような対策をとっているのかを尋ねたところ、運用面では、社内用のUSBメモリは社外に絶対に持ち出さないこと、使用する時はチームリーダーに許可を取ることで管理を厳格化し、紛失のリスクを最小限に抑えているとのことだ。社外用については、個人で紛失しないように細心の注意を払うのはもちろん、USBメモリのシリアル管理をすることで、紛失した場合にどんなデータが保存されたUSBメモリであるかを、すぐに特定できるようにしている。そしてなによりも万一、紛失しても簡単にデータが漏洩しないようにセキュリティ機能を搭載したUSBメモリを使用することである。現在、同社が使用しているエレコムのウイルス対策+パスワードロックUSBメモリ“MF-PUVTAシリーズ”は、紛失によって第三者にUSBメモリを拾われたとしても、USBメモリ内のデータにアクセスできないように「パスワードロック機能」が装備されている。この機能はUSBメモリをPCのUSBポートに差し込むと、あらかじめ設定されたパスワードを尋ねてくるもので、第三者がパスワードを知らない限り、USBメモリ内に保存されたデータを見ることはできない。
“MF-PUVTAシリーズ”は、さらに「ハードウェア暗号化機能」を装備している。この機能は、USBメモリにデータを保存するときに、自動的にAES256bitでデータを暗号化する機能である。データの暗号化には、ハードウェアによるものと、ソフトウェアによるものがある。本製品はハードウェアによる暗号化を採用しており、ソフトウェアによる暗号化より高速でかつ暗号化のための作業領域を必要としないので、メモリ容量を100%使い切ることができる。暗号化方式の「AES256bit」は、政府機関も利用するレベルで、市販のUSBメモリの暗号化機能としては、最高クラスのものである。また、「パスワードロック機能」は、面倒だからと使用者が勝手に解除できない仕様になっており、管理者は、社員がパスワードロック機能を使用しているか心配する必要がない点もありがたい。

自らウイルスチェックする”MF-PUVTAシリーズ”PCとUSBメモリで二重のウイルス対策

“MF-PUVTAシリーズ”は、「パスワードロック機能」に加え、「ウイルス対策機能」を装備している。USBメモリ内にトレンドマイクロ社製のウイルス対策ソフト「Trend Micro USB Security 2.0」を搭載しており、データが書き込まれた時点で、すぐにウイルスチェックが行われる。パターンファイルについては、本製品を接続したPCがインターネットに接続できる状態であれば、自動的に最新のパターンファイルに更新され、使用者は更新作業を意識することなく使用できるようになっている。株式会社エフカフェでは社内PCにマカフィー社製のウイルス対策ソフトを導入し、社内のデータがウイルスに感染することを防いでいる。実は、エレコムのグループ会社であるハギワラソリューションズブランドには、“MF-PUVTAシリーズ”と全く同じ機能を持ち、マカフィー社製のウイルス対策ソフトを搭載した“HUD-PUVMAシリーズ”がある。そちらを使用すれば、PCと同じマカフィー社製のウイルス対策ソフトで統一することもできる。しかし、「新しいウイルスが 発見された場合に、ソフトメーカーによって対策にタイムラグがあるので、あえて違うソフトメーカーにすることで、一方の対策が遅かった場合のリスクを回避しています。」(住氏)と、あえて異なるメーカーを選択した理由を説明していただいた。もちろんPCとUSBメモリで統一することも可能で、ハギワラソリューションズブランドには、さらにシマンテック社製のウイルス対策ソフトを搭載した“HUD-PUVSAシリーズ”も用意されている。複数のウイルス対策ソフトメーカーから選択できるのは、エレコムグループのウイルス対策+パスワードロックUSBメモリだけのメリットである。また、法人向け製品であることを考慮し、ウイルス対策ソフトの更新ライセンスの期間については、1年/3年/5年の3種類を用意している。毎年の更新ではライセンス管理が面倒だという場合には、3年/5年モデルがお勧めである。“MF-PUVTAシリーズ”を導入しても、企業ではUSBメモリがウイルスを検出することは、実はまれであろう。しかし、何重にも安全対策をすることは、日常的にUSBメモリを利用することにおいて、より安心感を得られることは間違いないだろう。

社内ネットワークのPCのウイルス対策だけでは万全ではありません。あらゆる場所でウイルス感染の危険にさらされているUSBメモリをウイルス対策することで、より安全が確保されます。
■書き込み時にウイルスチェック ■パターンファイルなどは自動更新
USBメモリにデータを書き込むと、すぐに書き込みチェックが行われます。もし、ウイルスが発見された場合は、利用者にウイルスの検出を報告するとともに、USBメモリ内に感染ファイルを隔離します。
Trend Micro USB Security 2.0なら、USBメモリをインターネットにつながったPCに接続するだけで、自動的に最新のウイルスパターンなどを取得して、アップデートすることができます。
 
■パスワードロック機能 ■データ暗号化機能
USBメモリは紛失や盗難により内容をのぞかれる恐れがあります。「パスワードロック機能」は、PCにUSBメモリを差し込んだ時点で、パスワードの入力が要求されます。パスワードがわからないと、データを閲覧することはできません。
データは、書き込み時に 「AES256bit」で自動的に暗号化されます。分解してメモリを 直接読み取ろうとしても、そのままでは内容がわかりません。 また、ハードウェアによる暗号化 なのでスピーディで、余分なメ モリ容量を消費しません。
 
トレンドマイクロ版
MF-PUVTシリーズ
シマンテック版
HUD-PUVSシリーズ
   
マカフィー版
HUD-PUVMシリーズ
 
 

株式会社エフカフェ 株式会社エフカフェ
創業:2003 年4月
本社:大阪
企業のECサイトの運用を主な業務とする。企業のECサイトの立ち上げ・運用業務を行うだけでなく、インターネット通販に熟知したスタッフが、クライアントからの要望に合わせて、売上アップための企画提案、業務効率化のコンサルティングやシステム開発など、ECサイトに関連するさまざまな業務をワンストップで提供している。
 

今回、取材に応じていただいた、株式会社エフカフェ 取締役 EC戦略Div. 住秀明氏

 

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