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KDDI株式会社は日本を代表する通信会社である。現在のKDDIは2000年に誕生した。第二電電(DDI)とKDD、日本移動通信(IDO)が合併してできた企業である。大手通信会社の中でも唯一、固定通信から移動体通信まで総合して一社で行っている。固定通信、移動体通信を一社で行っているため、総合的なサービスの提供に強みを持つ。その中で法人お客さまセンターは法人ユーザーに対するサポートを行う部署である。コールセンターを通じて問い合わせの対応や商品の案内から契約までを行う営業活動を行っている。固定通信、移動体通信にかかわらずKDDIが行う様々な事業に関する問い合わせを扱っている。テレオペレーターは数百人を数え、札幌・東京・沖縄に拠点を持つ。 月間の入電数は数万件。応答パフォーマンスは業界でも高水準を誇っている。ユーザーの問い合わせに確実に答え、KDDIの法人事業を支える重要な部署である。ユーザーと直接コミュニケーションできる数少ない部署だからこそ、「お客さまにとってはオペレーター一人一人がKDDIそのものである」という意識を持って対応している。 企画管理グループは法人お客さまセンターの運営管理を行う部署である。日々業務の改善を行っている。今回はKDDI株式会社 ソリューション事業本部 サービス推進本部 法人カスタマーサービス部 法人お客さまセンター 企画管理グループ 課長補佐 城戸昭則氏にお話を伺った。 |
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| この4月から導入された新たな業務改善策がパソコンのデュアルディスプレイ化である。課題としてあったのがオペレーターのパソコン操作の効率化である。KDDIの発祥となった三社の合併、その後も多くの合併を経てきたためサービスごとに異なるシステムがたくさん存在している。「複数のシステムを使いこなさないといけない」(城戸氏)。 多彩なサービスは強みでもあるのだが、オペレーターが複数のシステムを扱うときなど画面の切り替え操作がボトルネックにもなっていた。また同時に操作の確実性を高める環境を整える必要があった。 業務効率化のために他社のコールセンターをいくつも見学した。パソコンを2台使うという手段もあったが、費用の割に効率が上がると思えなかった。一番確実なクリップボードを使ったデータのやりとりができないためだ。 検討した結果、画面が広く使えてしかもシステム間の連携がスムーズにできるデュアルディスプレイが最適だと言うことになった。 |
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