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動作検証レポート Windows Storage Server搭載NAS

株式会社アール・アイ 様
バックアップ体制のコストと設置スペース問題を解決ロジテックのWSS 2003 R2搭載NASと「Secure Back 3」シリーズで実現可能に
検証レポート 構築事例  製品のご紹介 株式会社アール・アイ様 について


検証レポート

バックアップソフト「Secure Back 3」シリーズを開発・販売

株式会社アール・アイは、バックアップソフトを専門に開発・販売しているソフトウェアメーカーである。バックアップソフト「Secure Back 3」シリーズは、海外製品が多数を占めるバックアップソフト市場にあって数少ない純国産製品であるため、業界でも非常に大きな注目を集めている。

データのバックアップは、業種や業界を問わずPCやサーバを業務に使用している企業であれば必ず必要になる。ところが基幹系サーバのバックアップはしていても一般のPCはバックアップしていなかったり、バックアップを個人任せにしていたりする企業が多い。そこで同社は、PCのバックアップを確実に行うことができ、さらに企業としてバックアップを統制できるよう集中管理機能を持たせた製品として「Secure Back 3」シリーズを開発したのである。

「Secure Back 3」シリーズは、上書き保存などでファイルが変化した瞬間に、バックアップとファイルの暗号化を同時に実行する独自のリアルタイムバックアップ方式を最大の特長とした製品である。この独自のバックアップ機能と、管理画面が専門的な知識を持たなくても直観的に操作できるとあって、PCのバックアップを検討している企業から高い評価を受けている。「Secure Back 3」シリーズには、遠隔地にあるデータセンタへのバックアップ機能を持つStandard Editionと、クライアントPCのバックアップに特化したLite Editionの2製品がラインアップされている。今回はロジテック製NAS「竹 LSV-5S1000/4C」を同社のソフト「Secure Back 3 Lite Edition」を使って検証していただいた。

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コストを抑えて社内のバックアップ体制を整備できる

データのバックアップ体制は大手企業ではある程度整備されているものの、一般的な中小企業となるとほとんど整備されていない傾向にある。同社の営業担当者によれば、使用しているPCの台数が20台前後の企業では専任の技術担当者がおらず、会計情報や顧客情報、メールデータなどの重要情報がバックアップされないまま各PCに保存されているケースが多いという。

データのバックアップは企業の規模を問わず必要で、実際同社のソフトを導入した企業は従業員数が数名の中小企業から上場企業まで幅広い。ただ、上場企業や中堅以上の規模になると専任の技術担当者を配置してバックアップ体制を整備することが可能だが、PCの台数が20台前後の企業ではそこまでコストをかけることは現実的でない。

「Secure Back 3」シリーズを導入すれば、コストをかけて専門的な技術者を新たに配置する必要もなく、PCに保存されているデータを確実にバックアップすることができる。しかしデータの保存先としてバックアップサーバをフルバージョンのWindows Serverで構築すると、どうしてもOSのライセンス料が導入の障壁となり、コスト面で導入を見合わせるケースが発生する。そこでフルバージョンのWindows Serverを搭載したサーバ機ではなく、Windows Storage Serve(r WSS)を搭載したNASならばストレージにかかるコストを大幅に抑えることが可能だ。NASで「Secure Back 3」シリーズを動作させることができれば、コスト面で導入を見合わせていた企業でも「Secure Back 3」シリーズでバックアップ体制を整備できる。


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「Secure Back 3」の性能を発揮できるかをテスト

「『Secure Back 3』シリーズはリアルタイムバックアップ機能が最大の特長である。そこで「今回の動作検証にあたっては、複数台のPCからのリアルタイムバックアップを正常に受け付けられるか、という点を重視した」(Secure Back 3 開発責任者)。

今回は、特にPCの台数が20台前後の企業からの評価が高いSecure Back 3 Lite Editionをロジテック製NAS「竹LSV-5S1000/4C」にインストールし、20台のWindows XP搭載PCからOfficeファイルなどとメールデータをリアルタイムにバックアップしても「竹LSV-5S1000/4C」がダウンすることなく、それらのファイルが正常にバックアップされるかどうかを検証した。

検証の結果、「竹LSV-5S1000/4C」では、フルバージョンのWindows Server搭載のサーバ機を使用した場合と比較しても遜色なくSecure Back 3 LiteEditionが動作し、すべてのファイルは正常にバックアップされた。導入コストを抑えられるNASでSecureBack 3 Lite Editionの性能を十分に発揮できるならば、NASとSecure Back 3 Lite Editionを組み合わせた構成は、利用しているPCの台数が20台前後のエンドユーザにとって非常に魅力的な提案となる。


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スペース効率にも優れるロジテック製のNAS

「利用しているPCの台数が20台前後の企業の場合、ラックマウント型のサーバや平均的なサイズのタワー型サーバを設置するスペースの確保が難しいことが多い」(営業部責任者)ため、機能やコストの面で導入を決定しても、いざ設置となるとスペースを確保できずに苦労するケースがある。しかしNASならばサーバ機と比較してかなり小型であるため設置するスペースに苦労することはなく、設置後も物理的に邪魔になることはない。

「Secure Back 3」シリーズはWindows用のバックアップソフトなので、スペース効率やコスト面でのメリットがあってもLinux搭載NASでは動作しないため、これまではフルバージョンのWindows Server搭載サーバとセットで販売されるケースが多かった。「中小企業ではスペースの問題が意外と大きい」(営業部責任者)。そこでWSS搭載の「竹LSV-5S1000/4C」ならば「Secure Back 3」シリーズをインストールすることができ、さらに設置スペースの問題も解決できる。


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中小企業にとって最適なロジテック製NASとSecure Back 3Lite Editionの組み合わせ

中小企業ではネットワーク機器やPCなどにコストをかけることが難しいことから、古い世代の機器が現役で利用されているケースが多い。こうした環境にネットワークやPCに負荷をかけるバックアップシステムを導入すると日常業務に支障が出てしまい、バックアップシステムを導入したことで業務が中断するという本末転倒な結果になってしまう。

しかし「Secure Back 3」シリーズは、PCへの負荷を軽減するリアルタイムバック機能や、ネットワークへの負荷をコントロールできる帯域制御機能を備えているため、古い世代の機器でも日常業務に支障が出ないよう負荷を抑えることができる。

「Secure Back 3」シリーズは、専門的な知識がなくても運用できる操作性を備えているので技術者を新たに採用する必要はなく、PCやネットワーク環境も既存のものをそのまま活用できるため設備投資を抑えることができる。さらにSecure Back 3 Lite Editionと「竹LSV-5S1000/4C」の組み合わせならば、ハードウェア面のコストも抑えることができ、設置スペースの問題までも解決できる。

コストなどの問題によってバックアップシステムの導入に踏み切れない中小企業にとって、Secure Back3 Lite Editionと「竹LSV-5S1000/4C」によるバックアップシステムは非常に魅力的な選択肢になりそうだ。


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株式会社アール・アイのバックアップソフトウェアの紹介



製品に関するお問い合わせはこちら>http://www.ri-ir.co.jp/
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Secure Back 3を使って、クライアントPCのデータをリアルタイムにバックアップし、暗号化したうえでロジテックのWSS 2003 R2搭載NASに保存します。Secure Back 3とロジテックNASの組み合わせによる高速処理能力が、クライアントPCやLANへの負荷を軽減します。


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RAID6システム搭載
BOX型NAS
LSV-6R4Bシリーズ

RAID5システム搭載
BOX型NAS
LSV-5S4Cシリーズ

RAID1(ミラーリング)
搭載NAS
LSV-MS2Cシリーズ


CUBE型NAS
LSV-JB1Cシリーズ

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株式会社アール・アイ
http://www.ri-ir.co.jp

設立:2005年
代表取締役:田中秀樹
企業向けバックアップソフトウェア業界の中では唯一といってもいい“純国産”のバックアップソフトウェアを開発しているソフトウェアメーカー。パッケージソフト「Secure Back 3」シリーズは、バックアップソリューションとして業界内外から注目を集めている。ユーザーニーズに応えるオールインワン集団として、“マーケット”が求める“物”をいち早く生み出す企業として活躍が期待されている。
 

今回の取材で「Secure Back 3」シリーズとロジテックNASの検証結果について、詳しくご説明いただいた、取締役 ITフロダクト事業部 部長小川敦様。

■製品のお問い合わせ
Webサイト http://www.ri-ir.co.jp



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