動作検証事例 - ZEROSHOCKタブレット 法人向け10.1インチ堅牢タブレットPC

株式会社ナップス 様

株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト 様

快作レポート+と
ZEROSHOCKタブレットで、
タフな現場での
報告書作成業務をサポート!

快作レポート+とZEROSHOCKタブレットで、タフな現場での報告書作成業務をサポート!

幅広い分野でのソフトウェア開発を行う日立ソリューションズ・クリエイトでは、モバイルデバイス向けの業務報告システム「快作レポート+(プラス)」を提供している。このたび、エレコムのZEROSHOCK(ゼロショック)タブレットに快作レポート+をインストールし、動作検証を行った結果、安定した稼働を確認した。堅牢性が特長のZEROSHOCKタブレットと、業務報告書を電子化できるシステムとして高い評価を得ている快作レポート+とのコラボがもたらすメリットとは何なのか、日立ソリューションズ・クリエイトの岩永氏と北島氏に伺った。

工事現場や食品工場など
過酷な現場での報告書作成業務をサポート。

快作レポート+の、ZERO SHOCKタブレットでの動作確認が完了した。日立ソリューションズ・クリエイト品質保証本部の北島氏によると、「全く問題なくすべての動作が快適に行えた」とのことであった。

耐衝撃性に優れ、防塵防水性を持つZERO SHOCKタブレットを使った快作レポート+の運用は、工事現場や工場、厨房といった過酷な環境での報告書作成業務を、大幅にスピードアップさせるものとして期待できるだろう。

両者を併せて使うことによるメリットについて、快作レポート+の開発を担当した岩永氏はこう語る。

「これまで、一般的なタブレットでは耐久性に不安があるというお客様が数多くおられました。ZERO SHOCKタブレットと一緒に提案することで、より幅広い業種の方にお使いいただけるのではないかと期待しています」

現場報告業務を大幅にスピードアップする
「快作レポート+(プラス)」

快作レポート+は、タブレットを活用して作業現場の報告を手軽に行うことができる、業務報告システムである。現場の写真をその場で撮影し、直接貼り付けることも可能で、紙ベースやExcelベースでの報告書作成に比べて、作業にかかる時間を大幅に削減することができる。

快作レポート+は発売されて約3年だが、その前身となるソフトウェアでフィーチャーフォンに対応していた「ケータイ快作!」を含めれば10年以上前まで歴史をさかのぼることができる。現在は「約200社で、3万ユーザー近くが使用している(岩永氏)」という定番ソフトウェアのひとつだ。

快作レポート+の特徴

報告業務のシステム化をトータルにサポート

点検・メンテナンス業務、工事現場、流通・飲食店、清掃・物件管理、警備など、現場報告書が必要となるあらゆる業種の報告書作成を電子化し、作成業務を効率化できる。

入力フォーマットはExcelから変換して作成

現在使用しているExcelのデータを、クリック中心の直感的な設定ツールで簡単に入力フォーマットを作成することができる。

iOS、Android、Windowsすべてのプラットフォームに対応

快作レポート+は、あらゆるプラットフォームに対応。幅広いモバイル端末で使用することができる。ちなみに、ZERO SHOCKタブレットは、Windows®10またはWindows®7を搭載している。

過酷な現場のニーズに応える
エレコムのZEROSHOCKタブレット。

ZEROSHOCKタブレットの特長

タフな環境に耐える堅牢性
耐衝撃・耐振動性能

米国国防総省基準準拠のテスト(MIL試験)を実施。耐衝撃・耐落下・耐振動性能に優れ、過酷な現場での運用が可能。

●自由落下試験(非動作時)MIL-STD-810G:各面・辺・角の計26方向に対し、120cm落下

●耐振動試験(非動作時)MIL-STD-810G:前後・左右・上下に、各1時間かけて振動を与え続ける

防塵・防滴性能

防塵・防滴設計のため、屋外はもちろん、粉塵の多い工場や、食品工場などの水濡れが懸念される場所でも活用できる。

耐環境性能

-10℃~50℃の範囲で動作が可能な耐熱・耐寒性能を持つため、寒冷地や炎天下の業務でも活用できる。

タフな環境での使いやすさにも配慮
高い視認性

約700cd/㎡の高輝度液晶パネルを搭載。強い日差しの中でも視認性が高く、屋外での作業を快適に行える。

※一部モデルを除く

手袋・雨天時操作

スタイラスペンモード、ハンドモード、手袋モードを搭載。手袋をはずすことなく、また濡れた手でもタッチ操作が可能。

長時間使用

バッテリー交換が可能なため、業務の途中でも充電することなく長時間使用が可能。バッテリーとは別にホットスワップ用の小型バッテリーを搭載しているため、タブレット稼働中でも外付けバッテリーの交換が可能。

※一部モデルを除く

国内生産と在庫運用による短納期を実現

国内自社工場で製造からメンテナンスに至るまで対応するZERO SHOCKタブレット。さらに、受注生産ではなく在庫運用を行うため、導入までのタイムラグが短くてすむ。また、保守サービスは最長5年まで対応している。

ZERO SHOCKタブレットとの連携が期待される、
日立ソリューションズ・クリエイトのソフトウェア。

日立ソリューションズ・クリエイトでは、さまざまなモバイルに特化したソフトウェア開発を手掛けておられる。快作レポート+に加え、下記のソフトウェアでのZERO SHOCKタブレットの活用が期待される。

貨物ダメージ情報管理ソリューション「Damage Tracer (ダメージトレーサー)」

Damage Tracerは、快作レポート+と同じアプリケーション基盤である快作モバイル+を使用した貨物ダメージ情報を管理するシステムである。

例えば、物流倉庫などの現場で、輸入してきた貨物にダメージがあった場合、すぐに写真を撮影して報告する必要がある。Damage Tracerなら、タブレットで撮影した画像を報告書に貼り付け、貨物のキー情報や補足情報とともに、迅速に報告書を作成することができる。集まった報告書はデータベース化され、容易に検索できるほか、貨物ダメージレポートの作成や、ダメージ情報を分析することでハンドリングの改善を図るといった活用も可能になる。

倉庫作業では、落下の可能性がつきまとうが、堅牢性の高いZERO SHOCKタブレットなら、破損するリスクを大幅に低減できるだろう。

現場での使用が前提となるソフトである快作レポート+と、堅牢性が特徴のZERO SHOCKタブレット。両者のコラボレーションにより、さまざまなタフな現場における課題解決が期待される。

株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト 様
  • 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
    産業・流通システム事業部 第2ソリューション本部
    第1部 主任技師 岩永氏
  • 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
    品質保証本部 第3部 北島氏