サイクリストとしての魂は、再びパリへ。
世界を舞台に自転車競技で活躍する
三船雅彦氏に聞く
自転車とエレコム製品の関係性とは。
商品:モバイルバッテリー、
ハンディマッサージャー、シガーチャージャー
PROFILE
プロサイクリスト/株式会社マッサエンタープライズ代表 三船 雅彦 (MASAHIKO MIFUNE)

高校で自転車競技部で活躍した後、卒業後にヨーロッパに渡る。1999年にはクラシックレース「ツール・デ・フランドル」に日本人としてはじめて出場し、その歴史に足跡を残す。シクロクロス競技でも活躍し、シクロクロス全日本選手権優勝。2008年に引退後は、実業団チームの運営やライディングスクールの開催など、後進の育成に力を尽くしている。世界最古の自転車イベント、パリ・ブレスト・パリに2011年、2015年に出場し、日本人最高位としての記録を持ち、2019年8月に開催される同大会への出場を予定している。

「自転車に乗っているときの
気持ちというのが
当たり前の世界。」

1日どれくらいトレーニングされるのでしょうか?

トレーニングという観点ではほとんどしていないんですよ。現役は引退しているので、今は自転車が好きで、一生乗っていたいという思いでいるだけで。家からの通勤で乗っているくらいで、それ以外はなるべく時間を見つけて乗っていますね。

自転車をはじめるきっかけを教えてください。

自転車は子供の頃から好きだったんですけど、中学3年生のときにテレビでツール・ド・フランスを観て「これはすごい!」と思い、自分やってみたいと思ったことがきっかけですね。

中学では部活動で自転車競技をされてたわけではないんですか?

そういうのは全くしてなかったですね。自転車が好きな同級生と集まって走ってると「あそこまで競争しようぜ!」みたいになって、競争しているうちにだんだんと距離が長くなり、「町内一周しよう!」「次は校区一周しよう!」みたいな感じで盛り上がっていました。

その後、高校では?

高校は自転車競技部のある学校に進学して、高校生の間にヨーロッパに行ってツール・ド・フランスに出たいと思っていましたね。

そうなんですね。

ええ。卒業して一週間後には海外に行ってました。

すごい行動力ですね!

行動力というか、何も考えていないだけですよ(笑)。もしも自分が親なら絶対に行かせませんよ。そういう意味では親にびっくりですよね。

自転車の魅力とはなんでしょうか?

よく現役の頃から聞かれる質問なんですけど、今となってはなくてはならないものですね。自転車に乗って見える景色であったり、自転車に乗っているときの気持ちというのが当たり前の世界なんです。今は自転車が「ない」ということがありえないですね。自転車に乗るということがずっと楽しいですし、その気持ちがそうさせるのかもしれないですね。

自転車はフレームやパーツなど、こだわりを込めることができる乗り物だと思いますが、道具としての自転車も好きですか?

好きか嫌いかと言われると、好きではないですね。

そうなんですね。

ただ、すごいスピードが出るわけじゃないですか。そこに自分の命が乗っかっているということは、最低限の整備をしておかないといけませんよね。選手の頃から日々、トレーニングで使えば整備や掃除などメンテナンスというのはしっかりやっています。ただ、触るのが好きで好きでたまらない!というのではないですね。

やはり、走るのが好きということですね。

そうですね。乗ってなんぼ、ですね。

「自分が走るために、誰かが
支えてくれているということを
感じるようになった。」

現代のロードバイクの世界とはどのような状況なんでしょうか?

スポーツサイクルとして捉えると、市場も大きくなっていると思いますし、自転車を楽しんでいる方というのはすごく多くなっているかと思います。ただ、ロードバイクシーンとして考えるのであれば、やはりヨーロッパの方がディープというか自転車文化としての歴史が続いてきていると感じますよね。たとえば、車とのコミュニケーションという部分でも、日本であれば幅寄せされることがあったりなど、どうしても交通において、車と自転車の間には溝があると思います。しかし、ヨーロッパはそういうことがなくて、たとえばオランダ、ベルギーであれば車道であっても2列走行が法律で認められています。「自転車で楽しく」というキーワードが根付いている感じがするんですが、日本の場合はそういう所はまだまだ薄いという気がしますね。

やはり文化として自転車が確立しているんですね。

そうですね。乗っていて楽しいのはヨーロッパですし、楽しんでいる人たちが車にも乗っているし、日常でもたくさん出会いますね。自転車と暮らしが密接に関係し、シェアされているということを感じます。

その自転車の本場ヨーロッパでご活躍された三船さんですが、レースの世界でヨーロッパと日本との違いについてお話を聞きたいのですが。

やはり全然違いますよね。僕が現役の時代は、ヨーロッパがロードレースだとするならば、日本は自転車競走だと思うんです。共通点としては自転車に乗ってレースをするということだけで。陸上でも、世界的な国際大会と運動会の徒競走では全然違いますよね。それくらい違うと思います。僕らの時代はインターネットなどがない時代で、情報が全然入ってこなかったんです。だから、実際に行ってみて初めてこんなに違うんだということに気付かされました。

そんな時代に日本人で単身ヨーロッパに渡り、活動されたということは大変なご苦労があったんじゃないかと思うのですが。

苦労しましたかって聞かれると苦労はしてなかったと思います。お金がないことや、言葉の壁などたくさんありましたが自分の中でそれを苦労と感じたことがないですし、楽しみの1つとして捉えていましたね。あまりそういうことを気にしないタイプなんで(笑)。

言葉はまったく話せなかったんですか?

ええ。通じないなら通じないなりにどうにかするしかないって感じでしたね。幼稚園児並のたどたどしい言葉で一生懸命に話したりですね。伝わらないとかじゃなくて、伝えたいならなんとかして伝えるしかないんですよね。

真剣だと相手もなんとか汲み取ろうとしてくれるということですかね。

そうですね。競技の世界って、極論で言えば強い者が正義だと思うんですよ。もし僕が世界1位だったらスタッフもチームメイトもみんな日本語を喋ってくれると思うんです。そうじゃないということは僕が弱いんだと思うわけで。僕が妥協するしかないので、それを苦労と思ったことないですね。

今日はこの取材の前にレッスン風景を見学させていただきました。自転車は誰もが一度は乗ったことがある乗り物だと思うんですけど、カーブの曲がり方やブレーキのかけ方など、当たり前にしていたことでもプロの方に説明を受けると目からウロコのことがたくさんありました。

ええ。知っているのと知っているつもりの間には大きな溝がありますよね。さきほども話しましたが、自転車の本場であるヨーロッパでの乗り方と日本の乗り方では基本が違うと思います。人に教えていく中で、自分がその基本をちゃんと知っていないと、人に教えることはできないと思っています。日本でも自転車が趣味の1つとして定着して、コーチングをされている方も増えてきていると思いますが、そこをちゃんとしていない方がコーチングをしていると、ある程度のところでブレてくると思います。仕事でするのであればそこはちゃんとしたいですし、責任だと思います。

講習会などもたくさんされていますよね。

日本全国からの依頼も増えてきましたね。ロードバイクを使って、安全に、速くというキーワードで集われている方々からのオファーは多いですね。

これだけ増えてくるとどうしても事故も増えますよね。

やはり分母が増えると、どうしてもそういうことも増える傾向にありますよね。だからこそ、自転車に楽しく触れ合ってもらえるようにという思いで講習会などをさせていただいています。

三船さんの自転車を見ていて気づいたのですが、レトロなベルが付いていますね。あれはこだわりですか?

ええ。道路交通法52条にベルの着用義務が記載されているんですよ。ロードバイクの場合、ベルを付けていない方や着脱式の簡易なベルを付けてる人が多いですよね。面白いのが、法律にはベルの着用は義務ですが、ベルは鳴らしてはいけないと書かれているんですよね(笑)。

そうなんですね。

はい。でも、過酷なライドを終えて帰ってきた時にベルが無くなっていたとなると嫌なんで、絶対に取れないタイプのものを付けています。僕には別の使い方もあって、夜中の山道を走行している時に、曲がり角で獣がいるかもしれないのでしっかり鐘の音が鳴るタイプのものを選んでいます。

いわゆる熊よけですね。

そうです。レースの世界に行くと結構笑われるんですが、あのベルは気に入って買いだめしています。

三船さんが感じる自転車の一番の魅力ってなんでしょうか?

ロードレースをやっている頃は、勝った瞬間の感覚や気持ち良さというのがありました。今はロードレースではなく長い距離、それこそ1,000km以上を走ることが多くて、8月にもパリ・ブレスト・パリ(PBP)という大きい大会に出場します。本当に倒れるくらい楽しめるというか。車や電車ではあまり感じない、変わっていく景色や風、温度などですかね。それを全部自分の力で進み、感じていくということですかね。すごく暑い中を走っていても、トンネルの中に入るとひんやりして気持ちがいい瞬間がある、みたいな。あとは、自転車に乗るようになってから人のありがたさを感じます。自転車を漕いでいるときは全て自分の力で人の手を借りていません。でも、自分が走るために誰かが支えてくれているんだということを感じるようになりました。そういう感覚を得ることができたというのが自転車の魅力だと思います。

なるほど。1,000kmを超える距離を走られるんですね。

ええ。それこそ夜中に1人で走っていると孤独ですよ。星空でも見えれば見ますけど、雨の中を走ったりとかね。本当に「おれ、何でこんなことやってるんやろ?」という気持ちになります(笑)。

夜中も走るんですね。

そうですね。だから、獣にはたくさん出会います。鹿の群れに囲まれたこともありますし、クマなんかは3回くらい遭遇しました。

怖いですね。

怖いですよ。ふと「なんでこんなことをしているんだろう」という疑問はよぎりますが、それも含めてとにかく楽しいんですよね。そもそも、獣たちの世界に人間がお邪魔しているんだなと感じますね。自転車で走っていると、人間が行動できる範囲なんて本当に少ししかないんだなって感じますよね。

「今回は800km地点までには
勝負をつけたいなと
考えています。」

さきほどのお話にもありましたパリ・ブレスト・パリ(PBP)ですが、今年の8月に開催されます。このブルベは4年に一回の名門大会で全走行距離1,200kmを走破する長距離大会です。過去にもこの大会に参加されている三船さんですが、大会に向けての豊富をお聞かせください。

前回の4年前は6,000人が出場して競技場に帰ってきたのが僕が2番目だったんです。1番はドイツ人だったんですけど。ゴールで待っているフランス人の観客達が明らかに動揺していたんですよ(笑)。フランス人選手が帰ってくるのを待っているフランス人達の中をドイツ人と日本人が駆け抜けていくんですよ。これ、僕が1番だったらもっと面白いだろうなって思って。

それはすごいことですよね(笑)。

今年は7,000人が参加するので、絶対に1番でゴールに帰ってきてやろうと思っています。PBPはレースではないんですけど、先頭集団はレースと同じ感覚なので。先頭集団は基本的には協調しながら走っているように見えるんですけど、どこかのポイントで欺いていくというか、ちぎっていくんですね。そのポイントというのが夜中なんです。夜中は疲れ、眠気、目の前が見えないという状況なので、そこで一気に抜け出すんです。前回では400km地点、800km地点が夜中だったんですが、僕も睡魔と戦いながら必死に食らいつきました。今回は800km地点までには勝負をつけたいなと考えています。

前回のタイムは?

43時間23分でした。

43時間、寝ずに走り続けていくんですよね?

はい。僕も10年前はそんなことをできるやつはこの世にいないと思っていましたけど、実際にそういう人たちがたくさんいるんで(笑)。そこに行きたかったら同じことをするというだけですよね。

日本でのトレーニングも同じ距離を走ったりするんですか?

元々は寝ずに同じように走る練習をしていましたけど、一回これをやると半年くらい体が動かなくなるんで、最近はそれに近いところまでは練習しますけど、ぶっ通しで寝ないとかは極力しないようにしています。

丸二日ですもんね。

そうですね。準備から入れると50時間くらい起きています。

普通は2回から3回寝ますよね(笑)。

そうですね。食事やトイレなどの休憩以外はずっと自転車に乗っていますね。

平均速度は?

コース全体で28km/hで走行します。ショートカットしないように途中にチェックポイントが10箇所くらいあります。そこで証明書にハンコをもらうんですが、自転車を置いてからそこまで200mくらい離れてるところが何箇所かあるんですよ。そこまで走っていかないといけないんですが、その距離は総距離に含まれないんですよ。

ランニングするんですね。

そうなんです。ハンコを押す係の人が6人くらいしかいないんです。そこに300人くらいが列を作るんで、巻き込まれると時間をロスします。だから、最初の方のチェックポイントはそこをめがけて自転車の靴を履いた状態で全力疾走するんですよ(笑)。初めて出場したときは、なんで自転車レースでこんなに走らないといけないんだとカルチャーショックを受けましたね。

それは先頭集団においての話ですよね?

そうです。PBPは順位はなく、制限時間内で走り切るブルベという形態なので、基本的には最大90時間以内に完走する大会です。普通に寝てもがんばればゴールできるはずです。

しかし、43時間ということは制限時間の半分の時間でゴールされたということですよね。

4年前の目的は2つあって、先頭集団で帰ってくるということと、90時間かけて帰ってきた人たちがやっとホテルで一息ついた時には、もうすでに日本に帰ってきているぞっていうのをしたかったんですね(笑)。

なるほど!優越感ですね。

実際、90時間でゴールした人たちが大会後に一泊して、ホテルで朝食を食べている時には、僕は日本でトークショーをしていましたね。今回もそれに合わせて飛行機のチケットを取りました。だから、もし前半でトラブルがあると完走は無理です!なぜなら、飛行機に乗れないので(笑)。

「痛みを経験していることが大切で、
それを経験していることで
乗り越えられる。」

すごいですね(笑)。ずばり、今回の目標は?

やはり先頭で帰って来ることです!

とにかく先頭ですね。

はい。最低でも先頭グループで帰ってくるということですね。

しかし、4年前に比べると当たり前ですが4年の月日が流れていますよね。パフォーマンス的にはどうですか?

いやー、それは日々劣化を感じますよ。10年前にできていたことが出来なくなっていますし。だけど、野球の投手でも三振を取るのに必ずしも160km/hのスピードが必要なわけじゃないと思うんですよ。変化球を駆使すれば遅いスピードでも打ち取れるのと一緒で、経験を駆使して先頭グループに食らいつこうと思っています。

1,200kmを走り切るという形態は普通のレースとは根本的に違いますよね。

はい。平均速度28km/hというのは最高峰のレースと比べると決して速いスピードではないです。僕は現役当時、46、7km/hをマークして走っていましたし、それでもトップ集団についていけました。そこから20km/h落として、とにかくペースを維持するというのはまた違った駆け引きが必要になります。ピークコンディションだけでなく、耐久するという部分です。痛みを経験していることが大切で、もう一度痛みを受けるのは嫌ですが、それを経験していることで乗り越えられる部分が多いですね。

PBPは着順のない大会です。その中でも、先頭で走りきりたいという三船さんの思いというのは、サイクリストとしてのアイデンティティがそうさせるんでしょうか?

PBPというのはツール・ド・フランスよりも歴史のあるレースでした。その中に最速へチャレンジする人たちがいる。そこに僕がいてもいいと思うし、自分の中ではタイムにこだわるというのがあります。

「エレコムのモバイルバッテリーは
必需品。」

海外に行かれることが多い三船さんですが、必需品は何がありますか?

現役当時は2月〜8月は100レースくらいしていたので、スーツケースに全て入れて移動していました。選手によって必需品は変わると思うんですけど、僕は当時からブログで発信していたので、ノートPCと充電の確保などが必需品でした。それと僕の場合は入浴剤をいつもカバンに入れていましたね。バスタブがあるホテルの場合だとよく使っていました。後は、現地で日本人コミュニティの方から1ヶ月くらい前の新聞とかもよくもらいましたね。

インターネットが普及する前では、ヨーロッパなどで日本の情報を得るのは大変ですよね。

当時はなかったですからね。

今は年間でどれくらい家をあけられるのでしょうか?

引退してからも100日近くは移動しているので、旅が多いですね。ブルベに出ている時は、その辺で寝てるので(笑)。そういう意味では、電源系のものは大切で、エレコムのモバイルバッテリーは必需品ですね。

ブルべ中でも使用されますか?

はい。実際のブルべでも使用しているのがこのモバイルバッテリーです。長距離を走る際、トップチューブ(ロードバイクの上のパイプ部分)に小さいバッグを取り付けているんですけど、そのバッグにこのモバイルバッテリーが2つ収まります。スピードメーターなどの機器もすべて充電できます。走りながら給電できるタイプのものは挿しっぱなしで走行します。このタイプは2つ同時に充電できるのがいいですね。たとえば、GPSとスピードメーターのどっちも充電が少ないという時なんかは、前まではどっちを先に充電しようかと悩んでいたんですが、このモデルにしてからは気にせずいけますね。

たしかに同時に2つの充電ができるのは便利ですよね。

あとは色にこだわりがあります。黒だと夜に見えないんですよね。特にケーブルとか。自分の持ち物はできるだけ色付きにしていて、携帯、デジカメ、あとはトラブル用に予備のチューブが入っていますけど、それと一緒に結束バンドとビニールテープを入れています。これは絶対に白にしています。ビニールテープなんか、よく転がっていっちゃうんですけど夜だと本当に見つからないんです。それを探すためにライトのバッテリーを使いたくないので。

ヨーロッパの田舎道とか、街灯もそんなにないですよね?

ありませんね。真っ暗でライトをつけても数メートル先が見えません。そういう中で視認できる色って白か黄色なんですよ。

その他、エレコムの製品でご使用されているものは?

シガーチャージャーや車載用DC-ACインバーターも使います。ブルベに向かう時は車で行きますので、移動中に機器の充電を行います。特にブルベを連続して出場する時などはライトなどすべて車で充電します。車中泊は基本的にしないんですけど、どうしてもという時は走行データなど一旦パソコンに全部入れちゃうんですよ。そういう時はパソコンの電源を確保しないといけないので、車載系のアイテムは重宝しています。

車も重要なんですね。

ええ。車移動は本当に多くて。あと、このハンディーマッサージャーは車に積みっぱなしです。レース中のちょっとした休憩や移動で3分でもこれでマッサージしています。

そうなんですね!

肩なんかはパンパンになるんで。シートの間に挟んで自分が移動する形でマッサージチェアみたいにして使っています。車で充電しておいて、宿泊先のホテルの部屋にも持ち込みますよ。

かなり使われてるんですね。

むっちゃ使いますね。これはコードレスなのが最高です。コードって本当になくしちゃうんですよね。

こんなのがあればいいなと思う製品はありますか?

そうですねー、たとえばソーラーで充電できるアイテムがあればいいですよね。モバイルバッテリーとかも減るばかりでなく走行しながら増やせることができればいいかもと思いますね。

充電が増やせるのはいいですね。

あとは、断線しにくいものがいいですね。結構、断線するんですよ。

確かに。ブルべ中に断線しちゃうと大変ですよね。

はい。一般的な使い方だと大丈夫なんでしょうけど、どうしても使い方が特殊だと思うんで。

これから、サイクリストとしてのビジョンはありますか?

50歳になって思うんですけど、人生の半分は終わったと思っているんです。そこで気づいたのが人間としてゼロに近づいているんだなと感じるんです。だから、無駄にたくさんモノやお金を持っている必要はないし、それだったら自分が決めたことをしっかり全うする方が良いと思うんです。だから、本当に必要なもの、愛着のあるものだけを持って、自分のやりたいと思うことだけができる状況をつくれればいいかなと。

ブルベやレースは死ぬまでやり続けたいですか?

レースだけじゃなくても、自転車に乗って家を出て走っていたらまだ見たことがない景色と出会うかもしれないですよね。そういうことはやり続けたいと思いますよね。探求したいという気持ちはあって、それが誰かの胸を打つことであったり、僕を通じて何かを伝えられればいいと思います。

次回のPBPにはこのモバイルバッテリーを持っていかれますか?

絶対に持っていきます。2台とも色が違うことが大事なんです。「さっきこっちを使ったから次はこっち」ということを瞬時に見分けられますよね。

自転車にフィットした製品ということですね。

僕にとってはということではありますが、あっていますね。大事なのは容量と容積なんです。どれだけ重量を減らしつつ、同時に荷物の幅を減らすかということなんで。そういう点で今の僕のスタイルにはこれがピッタリです。

次回のPBP、ご活躍を期待しています!

はい!7,000分の1で帰ってこれるようにがんばります。