2016.07.26
エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長:葉田順治)は、マイナンバーなどの情報漏洩対策として、データ暗号化とパスワード認証機能を持ったデスクトップ用とポータブル用の2タイプの外付けハードディスクを8月上旬より新発売いたします。 いよいよ本格的な運用が始まったマイナンバー制度、企業にはより高いセキュリティ対策が要求されるようになっています。 今回エレコムでは、PCに接続するスタンドアローンタイプのハードディスクのセキュリティ性を高めることができる、デスクトップタイプの“ELD-EENUBKシリーズ”とポータブルタイプの“ELP-EENUBKシリーズ”の2シリーズを発売いたします。両シリーズとも、データの暗号化と認証ツールを採用したダブルセキュリティで、大幅にセキュリティ性を向上させた外付けハードディスクです。 いずれのシリーズもデータ書き込み時に、データを自動的にハードウェアで暗号化します。データの暗号化には、強固なセキュリティを持つ「AES256」方式を採用しています。AES方式は米国政府標準であり、また日本政府も推奨している信頼性の高い強固な暗号化方式です。 さらに、オリジナル認証ツール「ELECOMパスワード管理ツール」により、パスワード入力による認証操作をしなければ、データを読み出せない仕様になっています。たとえ本製品が盗難にあったとしても、パスワードがわからなければデータを読み出せないうえ、パスワード認証を回避するために分解してディスク上のデータを読み出そうとしても、データが暗号化されているため解読されない限り、内容を知ることができません。 ハードウェアによるデータの暗号化は、接続するパソコンのCPUに負荷を与えることがなく、処理速度に影響を受けにくいので、スムーズにデータにアクセスできます。また、オリジナル認証ツール「ELECOMパスワード管理ツール」はあらかじめインストールされていますので、本製品を接続後すぐに使用できます。 デスクトップタイプ“ELD-EENUBKシリーズ”は、通気用のスリットを装備したエアフロー空冷構造を採用し、本体内部の空気の通り道を確保することで安定した動作を実現し、製品の信頼性を向上させています。また、3.5インチドライブを使用した外付けモデルながらファンレス設計を採用し、優れた静音性を実現します。縦置き・横置きの両方に対応し、製品本体の盗難防止に役立つセキュリティスロットを装備しています。 ポータブルタイプ“ELP-EENUBKシリーズ”は、ボディに耐衝撃性能に優れた衝撃吸収ラバーフレームとフローティング構造を採用した「耐衝撃ボディ」を採用しています。角に丸みを持たせたデザインで、カバンの中に入れても収納物をキズ付けない設計です。ケース表面には、キズや擦れなどに強い最新のラバー塗装を採用しています。 両シリーズとも、高速データ転送を可能にするUSB3.0規格に対応しています。