エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長:柴田幸生)は、経済産業省(執行団体:一般財団法人日本国際協力システム)の令和4年度補正「新興国 DX 等新規事業創造推進支援事業費補助金(インド太平洋地域ビジネス共創促進事業)」に係る間接補助事業者の公募に採択されたことをお知らせします。
この度、採択されたプロジェクトは、インド最大のオンライン診療プラットフォーム及び関連事業を展開するMediBuddy社とWi-Fi通信機能を搭載する体組成計とその管理サービスを有する当社の協業によるもので、インドの非感染性疾患の予防と重症化予防ができる環境の構築を目的としています。
左から、MediBuddy社 CTOエンバセカールD氏 、 エレコムヘルスケア株式会社 アドバイザー 段原亮治 、
MediBuddy社 CEOサティシュ・カンナン氏 、 エレコム株式会社 ヘルスケア事業部 次長 葉田甲太
インドでは急速な経済発展による生活の変化に伴い、糖尿病患者が増加しています。インド国内の患者数は世界第2位で(※1)、生活習慣病をはじめとする非感染性疾患(※2)の急増が深刻な問題となっています。そして一般的に、生活習慣病の改善には正しい知識とあわせて、環境整備や現状の適切な把握、目標設定、モニタリングによる継続行動が不可欠とされています。
インドでは生活習慣病について、大きく2点改善の必要があると考えられています。今回採択された事業では特に2点目に注力しています。
この度採択されたプロジェクト「非感染性疾患(NCDs)分野における低負荷な体重等の適正管理サービスとオンライン診療プラットフォームを組み合わせた予防・重症化予防の実証」は、2023年7月から2024年1月末にかけて実施するMediBuddy社との協業プロジェクトです。当社の体組成計を使用いただくことで、手間なく体重等の項目を測定・管理することができます。さらに蓄積した個人の測定情報に合わせ、関連する情報やサービスをMediBuddy社と契約する顧客へ提供することで、非感染性疾患の予防や重症化予防ができる環境の構築を目的としています。
今回採択されたプロジェクトで使用する製品は、乗るだけで体重・内臓脂肪レベル・体脂肪率・BMI・骨格筋率・骨量・基礎代謝の7項目を計測できる体組成計です。計測したデータは自動的にアプリに転送されるため、インドの健康習慣にはなかった、体の状態をチェックするための数値管理を無理なく継続することが可能になります。
HCS-WFS03BK (ブラック) 製品ページ:
https://www.elecom.co.jp/products/HCS-WFS03BK.html
HCS-WFS03WH (ホワイト) 製品ページ:
https://www.elecom.co.jp/products/HCS-WFS03WH.html
本事業では、南西アジア・中南米・島嶼国地域において、 DX等イノベーティブな手段による社会課題解決を目指す日本企業と新興国企業等の「共創」を促すため、協業促進に向けた実証・FS調査・人材育成等に対する支援を行います。
(抜粋:https://www.jics.or.jp/hojokin/index.html)
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