ニュースリリース
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EL40-030
2024.05.17

製品に含有されている化学物質の情報を共有し、
サプライチェーン全体の効率化を図るため、
エレコムの製品が「chemSHERPA」に対応

エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、共同社長執行役員:石見浩一)は、第二次産業の企業を対象に仕様を固定したケーブル製品がサプライチェーン全体で適正に管理できる共通のスキーム「chemSHERPA(ケムシェルパ)Ver.2.09.00」の対応を開始したことをお知らせいたします。「chemSHERPA」により、当該製品に含有されている化学物質の情報がサプライチェーン全体に共有されるため、製品の管理・運用面において効率化を図ることが可能となります。

「chemSHERPA」とは

「chemSHERPA」とは、2015年に経済産業省が製品含有化学物質の情報の伝達書式やルールを共通化・標準化することを目的に開発し、公開した情報伝達共有スキームです。「chemSHERPA」を使用することで、製品に含有される化学物質を管理し、安全の確保を⼤前提としたサプライチェーンにおけるビジネスリスクやコストを低減することができます。

第二次産業の企業の製品選定について

通常、第二次産業の企業では、使用する製品の部材の品質や仕様などを細かく定めて厳格に管理しています。また、採用する部材の安全性だけではなく、供給期間に関する条件も重要視されています。そのため、製品導入検討時には、品質や仕様に関してお問い合わせいただくことも多く、ビジネスリスクの観点からも「chemSHERPA」に対応した製品が選定されています。

「chemSHERPA」対応の製品

今回対応を開始した製品は、UL規格(※1)を取得し、長期にわたり安定した供給が可能な産業機器向けのケーブルです。高い品質と安全性を兼ね備えているため産業機器向けのデータケーブルとしての使用に最適です。

※1:アメリカ保険業者安全試験所(Underwriters Laboratories Inc.)が策定する製品安全規格です。

今後も、弊社では「chemSHERPA」を活用し、製品に含有されている化学物質の情報をサプライチェーン全体に対して共有することで、管理の効率化を図ってまいります。

「chemSHERPA」に対応している製品は、こちらからご確認いただけます。
https://www.elecom.co.jp/news/new/20220816-01/