

最新規格11acを採用することで従来の規格より高速通信が可能になりました。
今までの規格では出来なかった大人数且つ大容量コンテンツの無線伝送が可能となります。
11acというのはIEEEというアメリカの学会が定めた無線LAN規格の一種です。正式には「IEEE802.11ac」と呼ばれます。11acでは従来Wi-Fiで使用されていた周波数2.4GHz帯を使わず、5GHz帯のみを使用します。また、送信側・受信側双方で電波干渉を検出し、空いているチャンネルを自動的に使用する技術により、安定した高速通信を実現しています。
周波数帯 | 最大通信スピード | 解説 | |
---|---|---|---|
11ac | 5GHz |
1300Mbps
867Mbps 433Mbps 機器に よる |
5GHz帯のみを使用し、複数のアンテナを使った通信(MIMO)や、より多くのデータを伝送できる変調方式(256QAM)の採用で超高速通信を実現した最新規格です。 |
11n |
2.4GHz
5GHz 機器に よる |
450Mbps
300Mbps 150Mbps 機器に よる |
2.4GHz、5GHz帯の両方に対応しています。複数のアンテナを使った通信(MIMO)などの技術によりそれまでの規格に比べてスピードを向上させています。 |
11a | 5GHz | 54Mbps | 最大速度は同じでも、電波干渉に強い5GHz帯を使用するため、実際には11gより速い場合が多いようです。 |
11g | 2.4GHz | 54Mbps | 2.4GHz帯は障害物を迂回しやすいので、遠くまで電波が届きやすいのが特長です。 |
11b | 2.4GHz | 11Mbps | 1999年に制定された古い規格です。 |
タブレットやスマホと言った高画質で高機能の無線機器が増え、コンテンツの規模も大きくなってくる中、今までの規格では出来なかった大人数且つ大容量コンテンツの無線伝送が可能になります。
MU-MIMO技術、帯域幅の増大、変調方式の多数値化、フレームの多重化により、従来規格に比べ大幅な高速化を実現しています。
11acなら従来規格と比べて約2.8倍(規格最大値の場合)の超高速通信を実現。
「11ac」は1Gbps※を超える無線通信を実現する次世代規格です。家中で超高速Wi-Fi通信が可能となります。さらに、転送できる情報量も大幅にアップ、複数台の機器が同時利用(従来規格11n/a/g/b搭載機器も)可能になります。
※速度は規格値となり、実際の速度は環境に依存します。
※11ac 3x3 MIMOの場合
家中どこでも快適で高速なストレスフリーなWi-Fi接続を実現