
eスポーツ施設に高機能デバイスを持ち込んで最上級のゲーム体験!

今や、世界的な盛り上がりを見せているeスポーツ。そこで、都内にあるeスポーツ向けネットカフェ「e-sports cafe」にお邪魔して、エレコム製のハイスペックなデバイスの使い心地を体験してみました!
eスポーツと、その専門施設の実態
皆さんは、「eスポーツ(e-Sports)」というものをご存じでしょうか?eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲーム上で行われる「人と人の対戦」を、「スポーツ競技」としてとらえる際の名称です。世界各国で、大規模なものから小規模なものまで、たくさんのeスポーツの大会が開催されていて、その競技人口は1億人以上といわれています。現状、大会はさまざまな企業の出資を受け、年収1億円を超えるプロゲーマーたちがしのぎを削っています。
世界的に大きな盛り上がりを見せるeスポーツですから、日本国内でも専用の施設が続々と誕生しています。特に多いのがネットカフェ形態のeスポーツ施設。自宅にゲームをプレイできる環境がなくても、施設に用意されたハイスペックなゲーミングPCで、快適にeスポーツが楽しめます。

こういった施設では、eスポーツ関連のイベントが開催されることもあります。毎週のように大会を開催しているところもあるので、各施設の公式サイトに掲載されているスケジュールは、ゲーム好きならば要チェックといえるでしょう。
また、店内にイベント専用のステージを設置している施設も登場しています。イベントに力を入れている施設では、プロゲーマー(eスポーツプレイヤー)や芸能人などのゲストを呼んで、盛大にゲーム大会を開催。その様子をネット中継したり、成績上位者に豪華賞品がプレゼントされたりといった広がりを見せています。
エレコム製の高機能デバイスでゲームをプレイすると?
各地に専門店ができるほどの盛り上がりを見せているeスポーツですが、より高みを目指すゲーマーであれば、どこでゲームをするときも、いつも使い慣れているハイスペックなデバイスでプレイしたいというのが本音でしょう。キーボードやマウスも、普段自分が使っているものと、お店にあらかじめ設置されているものでは、たとえメーカーが同じでも型番が違えば性能やキー配置も微妙に異なります。使用感の違いはプレイ中に違和感を生みますから、当然、ゲームの結果にも大きく影響しうるでしょう。
このようなプレイヤーの要望に敏感なeスポーツ専門施設では、「デバイスの持ち込みが可能」なケースが増えています。ボウリングでいうマイボールやマイシューズを使ってプレイするような感覚で、使い慣れた自分のデバイスを持ち込んでゲームをプレイすることができるのです。
今回持ち込んだのは、エレコムの高機能デバイス。具体的な型番は以下のとおりです。
- ・5ボタン搭載ゲーミングマウス:M-G01URBK
- ・ゲーミングマウスパッド:MP-G01BK
- ・メカニカルゲーミングキーボード:ECTK-G01UKBK
- ・ゲーミングヘッドセット:HS-G01BK

一番多く使用するマウスと、その動きをサポートするマウスパッド
まず、ゲーミングマウス(M-G01URBK)の使用感ですが、普段筆者が使っている安いマウスとは、さすがに反応が違いました。軽く握って机上を上下左右に滑らせると、カーソルが素早く滑らかに画面上を移動します。さらに、カーソルの移動速度は、DPI切替ボタンにより4段階に変更できるという親切設計。ゲームの種類や状況に合わせた反応速度に調節できるのはありがたかったです。このマウスは、FPS(ファーストパーソンシューティング)での使用に適した5ボタン搭載であり、8,000万回という超高耐久の光学式スイッチを採用。普通のマウスを使っているFPSのプレイヤーは、その違いを一度試したほうがいいでしょう。
そして、ゲーミングマウスパッド(MP-G01BK)が、マウスの性能をさらに引き出してくれました。パッド未使用(デスク上)でマウスを動かしたときと比較すると、反応の精度が上昇。さらに、柔らかな素材によって手にかかる負担も軽減されて、長時間のゲームプレイもきつく感じられませんでした。縦297mm×横900mmの横長サイズで、キーボードとマウスを収められる点も快適さの要因です。裏面のラバーはグリップ性が高く、激しくマウスを動かしても机上からズレることがありません。筆者は、光学式マウスが登場して以降、マウスパッドを使っていませんでしたし、必要性も感じていませんでした。しかし今回、ゲームのプレイにマウスパッドがいかに重要であるかを強く認識させられました。

ゲーミングキーボードと一般的なキーボードはまるで別物!
キーボードに関しても、ハイスペックな製品を使うと「ここまで違う!」ということを実感できました。今回使用したメカニカルゲーミングキーボード(ECTK-G01UKBK)は、キーにかなりの高さがあり、一見、深くキーを押し込む必要がありそうですが、わずかなタッチで反応するため、手に負担がかかりませんでした(キーストロークが浅すぎて手応えがないという場合は、深く押し込むこともできます)。
また、すべてのキーを同時入力できる、「全キーロールオーバー」に対応しているキーボードですから、操作に取りこぼしがないのも「ゲームに適している」といえます。キーボードを赤く光らせるバックライト機能により、照明を落とした店内でも、はっきりとキーの文字を読み取ることができる点も見逃せません。「キーボードなんて使い捨てだし、安物を買って、ヘタったら買いかえればいい」と考えている人も少なくないと思います。もちろん、それもその人のやり方であり、間違っているとはいいません。でも、一度こういった高性能キーボードにふれてみると、その考えがコロっと変わるかもしれませんよ?

eスポーツの世界に没入するために欠かせないヘッドセット
最後に、ゲーミングヘッドセットです。ゲームに流れる迫力のBGMやサウンドを堪能するために欠かせないアイテムですし、ボイスチャット対応のゲームが増えている現在、もはやマイク機能もゲーマーには必須といえるでしょう。このヘッドセット(HS-G01BK)を使ってみたところ、低音から高音まで、幅広い音域をクリアに再生してくれる印象を受けました。敵が近づく音も聞き取りやすく、この性能はゲームの勝敗にも大きく関わってくるでしょう。イヤホンなどと違って密閉型なので、音が周囲にもれず、外部の音も聞こえにくいので、ゲームに集中できるのもメリットです。大きさの割には軽量で、イヤーパッドも非常に柔らかな装着感であり、長時間使っていても疲れませんでした。

ゲームをより楽しく快適にプレイするために、デバイスがどれだけ重要かおわかりいただけたでしょうか?ちなみに、今回使用したエレコム製品はすべて、黒と赤が基調となっているしゃれたデザイン。
このように、外見を統一した製品を一式そろえて、おしゃれ感でも周囲に差をつけてみるのも、「人に見せ、人を魅せる」eスポーツの精神に則っているのかもしれません。
※撮影協力:ESPORTS CAFE
