Vol.02 EMSの効果的な使い方は?貼り方や時間帯を徹底解説

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EMSの効果的な使い方は?貼り方や時間帯を徹底解説

EMSイメージ

電気の刺激を筋肉に直接伝えることによって、トレーニング効果を得られる「EMS」。テレビの通販番組などの効果もあって知名度が高まり、手軽に筋力アップをしたい人やシェイプアップ効果を期待する人などを中心に人気が高まっています。
一方で、「EMSを使ってみたけれど、効果を感じることができなかった」「どう使えばいいか今ひとつわからず、しまい込んだままになっている」という人も多いのではないでしょうか。ここでは、EMSの効果的な使い方について、パッドの貼り方から使用に適した時間帯まで詳しく解説します。

EMSの正しい使い方とは

トレーナーと男性の会話イメージ

EMSは、元々は低周波治療器と同じ原理に基づく医療機器として開発され、欧米を中心にスポーツ選手のリハビリテーションなどに使われてきたものです。その後、筋力アップ効果やシェイプアップ効果が期待できることがわかったため、広く一般家庭に浸透した経緯があります。ただ貼るだけで良いという手軽さが人気を後押ししているといえますが、実はその使い方をしっかり理解しないまま使っているケースが少なくありません。

特に多いのは貼りつける場所が不正確というもの。貼りつける位置が間違っているかを判断する目安は、「スイッチを入れても何も感じない」「筋肉がギュッと縮む感じがしない」といった感覚です。

EMSにはさまざまなタイプがありますが、筋肉に電流を流すためのパッドを貼りつけるという点はすべてに共通しています。EMSを使う際は、筋肉に効果的に電流が流れるよう、正しい位置にパッドを貼りつけることが大切です。

以下の点に注意して、パッドの位置を決めましょう。

筋繊維に平行に貼る

筋肉は、基本的に両端が細く中央部が太い形状をしています。これを全体的に鍛えるためには、中心部から離れて細くなり始めたあたりにパッドを貼りつけ、ひとつの筋肉の全体に効果的に電流を流す必要があります(電気はパッドからパッドに向かって流れます)。ただし、あまり端につけすぎると、腱を傷めることになりかねないので注意しましょう。

大きな筋肉から鍛えていく

筋肉には、さまざまな大きさがあります。EMSに限らず、効率良く脂肪を燃焼させたい場合は、肥大率と代謝量が大きい太ももやお尻などから鍛えていくのがポイントです。二の腕など小さい筋肉を鍛えたい場合、「下半身から鍛えるのは非効率では?」と思いがちですが、大きい筋肉を鍛えることによってやせやすい体を作ることができます。長期的な目線で、順番を守って筋肉を鍛えていくようにしましょう。

EMSを使うのに効果的な時間帯はある?

日常生活イメージ

家事や仕事をしながらでも使えるのが特徴でありメリットであるEMSですが、使用する時間帯に気を配ることによって、その効果をより高めることができます。

脂肪を貯えたり成長ホルモンの分泌を妨げたりする「コルチゾール」というホルモンの量が上昇する真夜中は、代謝が悪いため運動してもあまり効果が上がりません。EMSを使うなら真夜中は避けて、コルチゾールの分泌量が少ない朝7時くらいから、夜は遅くとも19時くらいまでを目安にするといいでしょう。特におすすめなのは、成長ホルモンが分泌されやすい夕方です。

EMS使用上の注意点

EMSは、基本的にどの筋肉に使っても構わないとされています。安全に使うために、以下の点に注意しましょう。

電子医療機器をつけている場合は使わない

ペースメーカーや人工心肺など、体に直接つけるタイプの電子医療機器を使用している場合は、EMSを使うと不具合が生じる可能性があります。

心臓の近くには使わない

胸筋を鍛えたいからといって心臓の近くに貼ると、心臓に多大な負担がかかります。心臓の周りや、心臓の前後に貼るのはやめましょう。

長時間の使用は避ける

EMSは、自分の意思とは関係なく筋肉を動かし続けることができるので、刺激を与えすぎてしまう場合があります。筋肉の種類や場所にかかわらず、長時間電流を流し続けるのは避けましょう。

皮膚に違和感があったらすぐに使用を中止する

皮膚が弱い人は、パッドでかぶれたりする可能性があります。違和感があったら、すぐに使用を中止しましょう。

上記以外でも、傷口の近く、目や口の近く、背骨や脊椎、整形手術を行った場所、タトゥーを入れている場所、ネックレスや時計を着けている場所、生理中の女性の腹部などもEMSの使用には適していないので注意してください。

EMSでも「疲れたら休む」ことが大切

休日で草原で寝っ転がるイメージ

EMSを使うときに忘れてはいけないのが、「筋肉を休める」期間の大切さです。鍛えることに夢中になってしまうと、時間を忘れてトレーニングをしてしまいがちですが、長時間鍛え続ければ筋肉が発達するというわけではありません。筋肉痛が出たり、「疲れたな」と感じたりしたら、一度しっかり休むようにしましょう。EMSの効果的で正しい使い方を意識して、理想的な体を手に入れてください。