- 概要
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軽量タイプの機種が増えたとはいえ、やはりノートパソコンを持ち歩くのはたいへんです。しかも、最近のスマートフォンやタブレットなら、ノートパソコンでなくても大半の作業ができてしまいます。
とはいえ、スマートフォンやタブレットでネックになるのは文字入力の作業。簡単なメール返信であれば苦にならないレベルですが、長文のメールや仕事用のドキュメントとなると、スマートフォンやタブレットでのソフトウェアキーボード入力に慣れていても、やはり効率は落ちます。
そこで、おすすめなのが、持ち運び可能なポータブルキーボードです。これがひとつあるだけで、モバイル環境が充実します。今回は、スマホやタブレットで使用するのにおすすめのキーボードをご紹介しましょう。
ポータブルキーボードの利点とは?
スマートフォンやタブレットは、軽量でありながらパソコンに匹敵するパフォーマンスを発揮する強力なガジェットです。しかし、キーボードがないために、入力環境は良いとはいえません。もちろん、ソフトウェアキーボードに慣れさえすれば、それなりのスピードは確保できるかもしれません。しかし、ソフトウェアキーボードで画面表示エリアが小さくなるため、長文ドキュメントなどの編集作業はたいへんになるでしょう。
そんな不満を一気に解決できるのが、外付けのポータブルキーボードです。追加でキーボードを持ち歩けば、荷物も重みも増えます。しかし、パフォーマンスの向上は魅力的ですし、そもそも使わないときは持ち運ばないという選択肢もあります。接続方法は、大きく分けると有線接続か無線接続かになります。好みに合わせて選ぶか、環境に合わせて選ぶといいでしょう。 無線接続は、基本的にBluetoothで行われます。Bluetoothは、一度「ペアリング」すれば、次回からは簡単に接続できます。また、スマートフォンなどを機種変更した際も、Bluetoothに対応している機種であれば、そのまま使い続けることができます。
なお、ポータブルキーボードはたくさんの種類が発売されており、外観的にもレザー製のオシャレな製品もあります。そこで、どのようなタイプを選ぶと良いか、製品の種類別におすすめポイントを紹介していきましょう。
ポータブルキーボードをキータッチで選ぶ
キーボードを使う上で気になるのがキータッチです。ポータブルキーボードにも、さまざまなキータッチの製品が発売されていますので、好みで選ぶことができます。
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●メタルドームタイプ
軽快な操作感を求めるなら、高い接触信頼性のある「メタルドームタイプ」のキーボードがおすすめです。エレコムの製品では「TK-RC30IBK」があり、コンパクトながらキーピッチが17.3mm、73の日本語キー配列が用意されています。
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●静音タイプ
外で使うならキータイプ音にも気を使いたいところです。独自開発した本格静音設計を採用しており、しっかりしたキータッチと静かな使用環境を得られます。エレコムの製品では「TK-FBM093SBK」があり、コンパクトながらキーピッチが19mm、84の日本語キー配列が用意されています。
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●パンタグラフタイプ
通常のノートパソコンと同様のキータッチを求めるなら、パンタグラフタイプがおすすめです。パンタグラフタイプは一番スタンダードなポータブルキーボードで、多くの種類が発売されています。エレコムの製品ではキーピッチが19mm、83の日本語キー配列となっている「TK-FBP100BK」や、キーピッチが19mm、108の日本語キー配列となっている「TK-FBP081BK」、キーピッチが19mm、79の日本語キー配列となっている「TK-FBP102BK」などがあります。
ポータブルキーボードを形で選ぶ
持ち運ぶことが前提のポータブルキーボードであれば、鞄の空きスペースにマッチするよう、形にも注意したいところです。
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●薄いポータブルキーボード
まずは、薄型タイプのポータブルキーボードです。薄型の利点は、エレコムの「TK-DCP01BK」のように、キーボードをスタンドにできる機能がついていたり、「TK-CAP01BK」のようにレザー製のおしゃれなモデルがあったりと、プラスアルファの要素が加わることです。
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●折りたためるポータブルキーボード
薄くても面積が必要な薄型よりも、厚くて体積が大きくても隙間に入るならそちらがいい...という方もいるでしょう。エレコムの「TK-FLP01BK」であれば、折りたたむことでポケットに入るくらいのサイズになります。
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●丸められるポータブルキーボード
折りたたむ以外に、丸めるという選択肢もあります。エレコムの「TK-FBS095BK」はラバー製なので、くるっと丸めて手軽に持ち運ぶことが可能です。しかも、ラバー製ですから、落としても通常のキーボードよりも壊れる可能性が低くなります。
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