Vol.11 パソコンを使う人必見トラックボールで肩こり解消!マウスから対策を
100人に聞いた!ネットユーザーの声アンケート記事

パソコンを使う人必見トラックボールで肩こり解消!マウスから対策を

デスクに向かってパソコンを長時間使っていると、あまり体を動かすこともなく、知らず知らずのうちに体は硬直してしまいます。すると、筋肉の緊張や血行不良が影響し、肩こりの原因となってしまうことも…。
そこで、肩への負担が少ないといわれているトラックボールについて、肩こりに関するアンケート結果も交えてご紹介します。

肩が凝っている女性イメージ

長時間パソコンを使っていると、こんなに体には負担がかかる!

肩こりの原因のひとつとして、長時間同じ体勢で座っていることが挙げられます。パソコンで作業をしていると、画面に集中するあまり猫背になってしまうなど、何かと姿勢に負担がかかってしまうものです。このような姿勢を続けることで頸椎から胸椎、腰椎まで正常なカーブを描くことができずに、歪みが生じてしまいます。すると、頭痛のほか、体のあちこちに痛みが出てきたり、内臓にも影響が出てきたりすることがあるのです。

【アンケート発表】パソコンを使うとやっぱり肩はこる!?

10~60代の男女100人に対し、パソコンを長時間使っていて肩こりを感じたことがあるかについて聞いてみたところ、9割以上の方が肩こりを感じたことがあると回答しました。

パソコンを仕事や趣味で長時間使っていて、肩こりを感じたことはありますか?円グラフ

※調査方法:10~60代の男女100人へのインターネット調査(2017年10月20日)

■パソコンを仕事や趣味で長時間使っていて、肩こりを感じたことはありますか?

【はいと答えた人】

  • ・椅子に座ってパソコンの作業をするときは姿勢に気を付けるよう意識付けができるが、座卓やこたつなど椅子を使わない状態で作業をした場合、姿勢が崩れて猫背になったり顎が前に出て両肩で支えているようになったりしている。そのようなときに、両肩が重く感じたり、こりを感じたりする。(40代/男性/正社員)
  • ・大量のタイピングやゲーム等で激しいマウス操作を行ったあと、肩こりや筋肉痛になる場合がある。また、パソコンデスクや椅子の高さが適度でない場合、肩こりになりやすい。(50代/男性/正社員)
  • ・なんとなく見ているときはそんなに疲れたり肩がこったりしないのですが、何か大切な調べ物をしているときなど、真剣に画面を見たり字を読んだりしたあとはとても肩がこり、疲れます。(40代/女性/専業主婦)
  • ・PCの入力作業を30分継続すると肩の疲れを感じます。必ず30分作業をすると、5分のインターバルをとるようにしています。(60代/男性/無職)
  • ・長時間文章を打ち込んだりするときや、長時間経理ソフトに入力するときに、マウスを使う右肩が痛くなります。たまにつります。手首も腱鞘炎のように痛くなります。(40代/女性/パート・アルバイト)

やはり、集中しているときや長時間作業しているときなどは、肩こりを感じると答えてくれた人が多く見受けられました。また、マウス操作で肩こりや疲れを感じるという人も見られ、継続的に同じ作業を続けていることが負担になっているようです。中には、姿勢に気を付けながら作業を行ったり、適度にインターバルをとったりするなどの対策をしている人もいます。何かしら、負担を軽減する対策を施しておいたほうがいいのかもしれません。

【いいえと答えた人】

  • ・パソコン使用時は、こまめに体勢を変えたり、ストレッチを行ったりするなどして、体に疲労が溜まらない工夫をしているため、肩に疲労を感じることはありません。現在、0歳と3歳の子供がいるのですが、子供を長時間抱っこする際に肩がこることがあります。(30代/男性/正社員)
  • ・肩こりはまだないが、趣味でパソコンを使うとき、集中すると同じ姿勢になりがちなので、腰が痛くなることがある。(20代/女性/無職)
  • ・目の疲れは多少ありますが、肩こりなどの症状は今のところありません(40代/男性/正社員)
  • ・テレビやパソコン、スマホなどの画面を長時間見ていると目の疲れは感じます。(20代/男性/パート・アルバイト)

少数ですが、パソコン作業をしていても、特に肩こりにはならないという人もいました。ただし、腰への負担や目の疲れなど、まったく負担がないわけではなさそうです。また、同じ姿勢をとり続けていることを自覚している人や、ストレッチなど体の負担を解消する対策をしているという意見も見られます。今は肩こりを感じていない人でも、継続的なパソコン作業で筋肉の硬直などを招くと、肩こりにつながる可能性があることを認識しておいたほうがいいでしょう。

肩こり対策にはトラックボールがおすすめ

トラックボールは本体にボールがついており、そのボールを動かすことでパソコン画面のカーソルが動きます。マウスのように、本体を上下左右に動かす必要がなく、ボールを動かすだけで操作できるということです。そのため、パソコン操作をするときに常に動かしていた右手(左利きの人は左手)や手首、肩への負担を軽減させることができます。

パソコンを使って仕事をすることも多くなった現代社会では、長時間パソコンに向かっていることで、何かと体に不具合が出てくるものです。肩や腕への負担を軽減できるトラックボールを使うことで、肩こりの解消が期待できるでしょう。

トラックボールイメージ

トラックボールを使うとほかにもこんなメリットが!

トラックボールは、手や肩にかかる負担を軽減してくれるほかにも、さまざまなメリットがあります。例えば、マウスのように本体自体を動かすことがないため、操作で出る音が少ないという点が挙げられます。静かな環境でパソコンを使っていると、ちょっとした音が気になってしまうことがあります。そんなとき、少しでも出る音を減らせるのはうれしいポイントです。

また、トラックボールは、マウスパッドがなくても操作が可能です。さらに、掃除などのメンテナンスも簡単だというメリットもあります。

好みや用途に合わせてトラックボールを選ぼう

トラックボールにはいくつか種類があり、どんな物がいいのかは好みや用途によって異なります。

まず、トラックボールは、ボールの配置場所の違いによって「親指を使うタイプ」「人差し指を使うタイプ」「手のひら全体を使うタイプ」の3種類に分類できます。 親指タイプは側面にボールが配置され、ホイールやボタンがマウスと似た位置にあるため、マウスを使い慣れている人には扱いやすいタイプだといえるでしょう。形はマウスと似ている人差し指タイプは、マウスのホイールが配置されている場所にボールがあり、いのでとなります本体の中央部分のボールを、手のひら全体で操作する手のひらタイプは、ボールを大きく動かせますので、素早いカーソル移動ができるというメリットがあります。

また、トラックボールは大きさもさまざまありますので、自分の手にフィットする物を選ぶことができます。ワイヤレスで、手のひらに収まる大きさのトラックボールなら、持ち運びやすいことに加えて、プレゼンテーションをするときにもスムーズに使えて便利です。

ボタンの数や位置は商品によって違いもあるため、自分に必要なボタンが備わっているかどうか、位置は使いやすいかどうかを考えて選ぶことができます。

肩こり解消のアイテムとしてトラックボールを使うことも選択肢に!

今回のアンケートでは、パソコンを使うことで肩こりを感じるという人が圧倒的に多いことがわかりました。何かしら肩こり解消のために対策をとっている人もいるようですが、パソコンの操作環境を見直してみることも、肩こり対策の選択肢として有効かもしれません。

例えば、マウスに替えてトラックボールを使うことで、今までマウスを操作していた腕への負担は軽減される可能性がありそうです。また、ボールやボタンを操作するだけですから、ワイヤレスタイプなら必ずしもパソコンのすぐ横で使う必要はありません。自分に合ったトラックボールを使うことで作業環境が改善され、肩こり解消へとつながるのではないでしょうか。