Vol.12 長時間のパソコン使用が原因?目の疲れにはブルーライト対策メガネが有効
100人に聞いた!ネットユーザーの声アンケート記事

長時間のパソコン使用が原因?目の疲れにはブルーライト対策メガネが有効

仕事などでの長時間のパソコン使用で、肩こりや腰痛といった体の不調を訴える人が増えています。中でも、視力が落ちたり目が疲れたりと、目の酷使が取り沙汰されています。そこで、仕事でパソコンを使う方に目の疲れに関するアンケートを実施しました。具体的にどのような症状で悩んでいるのか、また、目の疲れにはどんな対策が有効なのかなど、さまざまな意見と対策方法について見てみましょう。

疲れ目イメージ

目の疲れのおもな原因は?

目は、さまざまな情報を光で感知して脳にその情報を送る、重要な器官です。視神経や目の周辺の筋肉など、目の機能を支える部位の状態により見え方も影響を受けるため、目の健康を守る意識を持つことが重要です。

目の疲れの原因は、例えば、パソコンやスマホなどの長時間使用により、常にピントを合わせている状態になるなど、目の周りの筋肉の酷使が考えられます。そのほか、パソコンやスマホのディスプレイから受ける光もまた、目の疲れを誘引する原因といわれています。パソコンやスマホにはLEDディスプレイが使用されており、ブルーライトと呼ばれる強いエネルギーを持った光が出ています。ブルーライトは波長が短いことから、人間の目にはまぶしかったり、ちらつきを感じたりすることがあります。

こうした、眼球周りの筋肉疲労やLEDディスプレイからのブルーライトが、目の疲れのおもな原因となっているのです。

【アンケート発表】長時間のパソコン使用で、目の疲れを感じたことがある人はどれくらい!?

パソコンを仕事や趣味で長時間使っている10~60代の男女に、「目の疲れを感じたことはありますか?」というアンケート調査を実施。100人に調査を行った結果、長時間のパソコンの使用で目の疲れを感じたことがあるという人は、全員という結果になりました。

具体的にどのような疲れを感じているのか、回答を見てみましょう。

長時間のパソコン使用で、目の疲れを感じたことがある人はどれくらい!?の円グラフ

■パソコンを仕事や趣味で長時間使っていて、目の疲れを感じたことはありますか?

※調査方法:10~60代の男女100人へのインターネット調査(2017年10月20日)

【はいと答えた人】

  • ・仕事柄、パソコンで原稿書きをしていると、長時間集中して仕事をしていて一段落ついたときに、目がかすんだりぼやけたりして、パソコン画面以外の物が見にくくなる。(40代/女性/正社員)
  • ・仕事では、朝から夜まで使い続けることがあります。午前中は感じませんが、夕方ぐらいに画面がぼやけてきて、疲れを感じるようになります。(40代/男性/正社員)
  • ・長時間文字を閲覧したときや画像の動きが早いゲーム等を行ったあと、非常に疲れる。また、輝度が高いモニターを使用した場合も目の疲れが激しい。(50代/男性/正社員)
  • ・パソコンで仕事をしていて、目の疲れや乾きを感じます。1日に何度も目薬をさしたり、自宅でできる目元エステの機械で目のマッサージをしたりしています。(40代/女性/専業主婦)

多くの人が、長時間のパソコン使用で目の疲れやかすみなど、目の不調を感じています。また、長時間パソコンで作業をすると、まばたきの回数も少なくなり、目が乾くこともあるようです。数時間作業をしたら休憩をとるなど、作業時間の調整も必要でしょう。

目に与えるブルーライトの影響とは?

長時間パソコンを使用するということは、パソコンのLEDディスプレイを見続けるということです。これは目の疲れ以外にも、目の病気の原因となる可能性もあります。

LEDの液晶画面から出るブルーライトは、可視光線の中でも紫外線が強いタイプの光です。ブルーライトは、網膜を傷付ける可能性があるとされており、物がゆがんで見えたり視力が低下したりする「加齢黄斑変性」の原因になるといわれています。

長時間、スマホや仕事などでディスプレイを見続ける機会の多い人は、知らないうちに多くのブルーライトを目に受けていることになります。目が疲れる、頭が痛いといった症状のほか、目の病気を引き起こしてしまう可能性をブルーライトははらんでいるのです。

ブルーライト対策メガネで目の疲れの原因をカット!

LEDディスプレイから発せられるブルーライトが目に与える影響は、非常に大きいものがあります。そこで、パソコンを長時間使用するユーザー向けに、ブルーライトをカットしてくれる「ブルーライト対策メガネ」をおすすめします。

アンケート回答にも「動画を見ているときは目の疲れを感じます。対策として、ブルーライトを遮断する眼鏡をかけて見ています。眼鏡をかけるだけで、目の疲れが大分違います」という声があるように、実際に使用している人にも好評なようです。

なお、ブルーライト対策メガネには、「ブルーライト吸収タイプ」と「ブルーライト反射タイプ」という、2つのタイプがあります。ブルーライト吸収タイプは、レンズが薄い茶色になっている「ブラウンレンズ」ですが、ブルーライト反射タイプは限りなく透明に近い「クリアレンズ」となっており、見える色も自然に近くなるのが特徴です。一般的にブルーライト吸収タイプのほうが安価となりますが、度付きにして普段使いする場合などはブルーライト反射タイプを選ぶなど、総合的に判断するといいでしょう。

ブルーライト対策メガネイメージ

目の健康を守るために、ブルーライトへの対策を万全に!

目の疲れは長時間の読書や勉強など、目を酷使することで昔から誰もが体験するものです。ところが、デジタル機器の普及が広まり、プライベート時間でのスマホや仕事でのパソコンの使用時間が多くなっています。こういった環境の変化は、目への負担をより一層増大させる原因となっているのが実情です。

日々使用するデジタル機器に使われているLEDディスプレイからは、目に影響を与えるといわれているブルーライトが出ています。ブルーライトは強いエネルギーを持つ紫外線の一種で、目の疲れのほか、加齢黄斑変性といった病気の原因ともなります。目の健康を維持するためには、ディスプレイから一定距離目を離し、姿勢を良くする、長時間の作業をしないなどのほか、ブルーライトをカットするメガネの着用が有効です。

スマホやパソコンの使用は、プライベートや仕事などで欠かすことができません。目への健康を気遣う意味でも、ディスプレイから発せられるブルーライトへの対策をしっかりすることが大切です。