Vol.15 冷却台で夏の暑さからノートPCを守る!
100人に聞いた!ネットユーザーの声アンケート記事

冷却台で夏の暑さからノートPCを守る!

ノートPCを長時間使い続けると、熱を発することで内部の温度が上がり、動きが鈍くなることがあります。仕事でノートPCを常に使うという人にとっては、トラブルを回避するためにも対策が必要です。
温度を安定した状態に保たせる便利なアイテムのひとつに、ノートPC用の冷却台やクーラーがあります。そこで今回は、冷却台を活用した熱さ対策についてご紹介します。

夏場の暑い職場イメージ

ノートPCはデスクトップPCに比べ熱がこもりやすい

パソコンには、熱がこもることを抑えるためのファンがあらかじめついています。しかし、長時間パソコンを使って作業をしていると、備え付けのファンだけでは対応できないくらい熱がこもってしまい、内部の温度が上昇してしまうことがあります。

特に薄い本体にCPUやハードディスクなどが詰まっているノートPCは、デスクトップPCと比べて熱がこもりやすくなっています。

そこで、エレコムをはじめとする、パソコン周辺のアイテムを販売しているメーカーでは、ノートPC用の冷却台が多数発売されています。ノートPC用の冷却台は、ノートPCの下に敷いて使うような薄型サイズの物です。ファンが内蔵されており、風を送ってノートPCを冷やすことができます。

100人に聞いてみた!夏場にノートPCって熱く感じない!?

全国の20代以上の男女100人に、実際に「夏場にノートPCを使うと熱く感じるかどうか」について聞いてみたところ、約7割の人が熱さを感じると回答しました。

夏場にノートPCって熱く感じない!?グラフ
  • ・夏場にパソコンを起動すると、パソコン周辺の体感温度が違う。なので、保冷剤を近くに置くようにしている。(20代/女性/正社員)
  • ・ノートPCを連続使用していると、どうしても熱くなりがちなので、USBの扇風機を使用して、熱気を吹き飛ばしています。(50代/男性/正社員)
  • ・エアコンのない部屋で使うと、かなり熱く感じる。ファン音が夏場は大きいので、パソコンの負担になっているのかなぁと思っている。(30代/女性/派遣社員)
  • ・ノートPCのハードディスクがある部分が、特に熱がこもりやすく、夏場はすごく熱いです。冷却ファンが動いたとしても、そこまで冷える感じがしません。(30代/女性/正社員)
  • ・夏以外はパソコン本体の熱はあまり気にならないのですが、夏場はとても熱く感じます。以前は、パソコンが熱暴走してダウンすることがありました。できるだけパソコンが熱くならないよう、熱伝導のいい下敷きを敷いたり、エアコンの温度を調節したりして対応しています。(50代/男性/個人事業主)

このように、夏場にパソコンが熱くなると感じている人は多く、熱暴走でパソコンが使えなくなったことがあるという人もいました。エアコンで室内の温度を調節したり、扇風機や冷却剤を使ったりなど、何らかの対策を施している様子もうかがえます。

一方、残り約3割の人は、夏場でもパソコンが熱くなるのをあまり感じていないようです。

  • ・そこまでノートPCを長時間使うことがないので、あまり気になったことがありません。(30代/女性/正社員)
  • ・ノートPC用の冷却台をつけているせいか、それほど気になるようなことはないです。(40代/男性/正社員)
  • ・パソコンを使う部屋はだいたい室温を低く設定している(25℃くらい)ので、特に熱いとは感じない。(40代/女性/専業主婦)
  • ・多少は本体が温かくなりますが、パソコンを使うときは動作環境に適した温度にするようにしているので大丈夫です。(40代/男性/無職)
  • ・昔は熱く感じましたが、最近ではパソコンの性能が良くなっているのと、冷やす装置があるのであまり熱くは感じません。(40代/女性/無職)

夏場でもノートPCの熱さを感じないという人の中には、それほどノートPCを長時間使用していないという人も見られました。確かに、あまり長い時間使っていなければ、機器に負担がかかることもないでしょう。

多くの人は、ノートPC用の冷却台をつけていたり、室温を低く設定していたりなど、何らかの対策を施していました。あらかじめ熱がこもらないように対策することで、夏場でもトラブルなくノートPCを使うことができます。

※調査方法:20~70代の男女100人へのインターネット調査(2018年4月23日)
ノートPCイメージ

ノートPCを冷やすメリット

パソコン本体に熱がこもると、動作が遅くなったり、熱暴走でフリーズしたりしかねません。さらに、ハードディスクが破損したり、パソコンの寿命が短くなってしまったりすることもあります。

そこで、特に長時間パソコンを使用するときや、周囲の温度が高い夏場などは、熱を溜めない工夫をすることが大切です。パソコンを適度に冷却して負担をかけないことで、パソコンの寿命を長くする可能性も高まります。もちろん、使用中も快適な動作環境を保ち、フリーズすることを防ぐ効果が期待できるでしょう。

冷却台でノートPCを冷やす

熱がこもってしまったノートPCを効率的に冷やしてくれるのが冷却台です。

ノートPC用の冷却台はUSBポートから電源を取れるタイプが多く、ノートPCを冷却台に載せることで、PC全体に風を送ることが可能なタイプが主流です。

それでは、冷却台によってノートPCのどの部分を重点的に冷やせばいいのでしょうか。

パソコン内部のパーツの中で、まさに頭脳といえるところがCPUです。CPUは、電力を多く消費するため、熱くなりやすい部分といえます。パソコンには元々、CPUを冷やすためのCPUクーラーが標準装備されていますが、気温が高い夏場などに長時間使うことが多ければ、冷却台の使用を検討したほうがいいでしょう。

また、重要なパーツながら、熱には比較的弱いハードディスクや、高温になりがちなグラフィックボード周辺も、積極的に冷やしておいたほうがいいパーツです。

さらに、同時に複数のソフトを立ち上げて効率的に作業することが多い場合、メモリも重要なパーツになります。近接配置されているケースが多いメモリは、空気の流れが悪くなることもあるため、パソコンを安定して使用するためにも、積極的に冷却したほうがいいでしょう。

ノートPCを守るためにも熱さ対策を!

ノートPCが熱くなっていたら、動きに影響が出る前に、何らかの対策を立てる必要があります。冷却台などを使うことで、ある程度ノートPCの温度を下げることができれば、ノートPC自体を守ることができ、快適に作業することができるでしょう。

エレコムでは、さまざまなタイプの冷却台・クーラーを用意しています。目的に合った冷却台を選んでみてください。