
オンラインゲームの
基礎知識(全8回)

オンラインゲームを楽しく続けるために守るべき3つのルール

オンラインゲームは、自分以外のプレイヤーといっしょに遊ぶことが多いため、中断するタイミングがつかめずに、つい長時間遊んでしまうこともあるかと思います。「気が付いたら朝になっていた」という日が続くと、仕事や学業など、実生活に影響が出てきてしまいます。
ここでは、オンラインゲームを楽しく続けるために、守るべきルールについて考えてみましょう。
※本ページに掲載している画像はイメージです。
オンラインゲームを楽しくプレイし続けるためには?
オンラインゲームを楽しくプレイするためには、どういったことを心掛けたらいいのでしょうか。当たり前のようなことばかりかもしれませんが、大切なことを3つ挙げてみました。
プレイ時間を決める

1980年代のファミコンブームのときに「ゲームは1日1時間」という言葉が生まれました。オンラインゲームの場合、チャットで会話に夢中になり1時間以上経過してしまうこともあります。その結果、ゲームがまったく進んでいなかった…なんてことも。そうなると、チャットやゲームを楽しめば、1日1時間どころか3~4時間、場合によっては徹夜してしまうこともあるでしょう。
ですが、毎日長時間プレイをしていると、実生活に影響が出てしまうこともあります。そうならないためには、「週に4回まで」「1回3時間まで」「毎日遊ぶ場合は23時30分に電源を切る」など、しっかり自分で遊ぶルールを決めるといいでしょう。
もちろん、仲間との共同プレイをしていてルールを破らざるをえない場合、存分に遊んでみるのもいいと思います。ですが、自分のルールを破ることが当たり前にならないよう、十分気を付けましょう。
イベントや仲間にペースを合わせすぎない

オンラインゲームでは、期間限定イベントが実施されることがあります。これは、特定の期間だけ発生するイベントで、クリアすることで特別な報酬(アイテム)がもらえたりします。こうしたイベントに参加することを、義務だと思ってしまうことがあります。
仲間といっしょに遊ぶオンラインゲームは、とても楽しいものです。ただ、自分の生活リズムを崩してまで、いっしょに遊び続けてしまうのはどうでしょうか。参加できないときは、「今日は無理です」「今回のイベントは参加できません」と、はっきり断るようにしましょう。
また、いくら自分がそのイベントを楽しみにしているからといって、ほかのメンバーに参加を強要するのは良くありません。あくまで「いっしょに冒険できるなら」と各自の意思を尊重するようにしましょう。
義務感を持たない、持たせない

上に書いたことにも通じることですが、義務感にかられすぎないよう気を付けましょう。「冒険するときは、絶対に自分が参加しなくてはならない」と思い込んでしまうのは良くありません。もちろん、「そのパーティーが冒険に出るときは、自分もなるべく参加したい」という気持ちはわかります。仲間が楽しい思いをしているのに、自分だけ参加していないのは寂しい気持ちになります。でも、この気持ちが強くなりすぎると、「自分が参加してないときに冒険に行くなんて!」と、みんなを責めてしまう気持ちが生まれてしまいかねません。
「自分も必ず冒険に行く!」と周りに合わせすぎると、ゲームが苦痛になることもあります。本来、楽しむために遊んでいるゲームのはずが、苦しくなっては意味がありません。
オンラインゲームを一生の趣味とするには
ゲームは楽しいものです。一人で遊ぶゲームも楽しいですが、こうしたオンラインゲームは、みんな協力したり対戦したりという部分が特に楽しく、同じ人間同士だから起きるドラマがあったりします。しかし、ゲームが生活の中心になってしまうと、学業や仕事をしたくなくなってしまうこともあるでしょう。
ゲームを余暇として楽しく遊ぶことを前提にし、オンラインのフレンドたちとは、時間が合えばいっしょに遊び、そうでないときには無理しないで実生活を優先する。そして、たまにはハメを外して朝まで夜通しで遊ぶなど、自分のペースを保ってプレイしましょう。オンラインゲームを、一生の趣味としていけるよう、実生活に影響が出ないように、節度を持って遊ぶようにしましょう。

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