昨今の影響で、オンライン学習塾やオンライン会議といった取り組みが始まっています。しかし、突然始まったことで「動画がスムーズに流れない」など予期せぬトラブルに困っている家庭も多いのではないでしょうか。
「画面がカクカクする」といった悩みがあるなら、ぜひルーターの見直しをおすすめします。5Gサービスもはじまり、これからは動画コンテンツが増えたりオンラインでやり取りしたりするケースが増えるでしょう。今からパソコンの周辺機器を見直し、快適なパソコン環境を作りませんか?
オンライン中心の生活になったら、インターネット環境の見直しが必要です。「うちの子だけオンライン授業がスムーズに受けられない」という状況なら、すぐにルーターの見直しをおすすめします。
オンライン授業や会議中に画面がカクカクすると、大きなストレスとなります。相手の言っていることを聞き逃してしまっては、仕事にも授業にも差し障ります。
契約しているインターネット回線自体が細い場合は、まずプランの見直しが必要です。しかし十分なプランを契約しているなら、その回線を橋渡しするルーターを見直さなくてはいけません。回線そのものを見直してみましょう。
古いルーターの場合、回線が細いケースがあります。この場合、適切なインターネット回線を契約していても環境は改善されないのです。ルーターを見直すために、まずは家の中で必要な回線速度を把握しておきましょう。まず、オンライン授業でよく使われているツールや動画サービスで、どれくらいの回線が必要かご紹介します。
オンライン授業に必要な回線速度
Google Meet
3.2Mbps
WebEX
1.5Mbps
Zoom
1.5Mbps
YouTube
5Mbps
想定シーン
パパがオンライン会議、子ども2人がオンライン授業と動画サービスを同時に行う場合
パパ:
テレワークでGoogle Meetを使ってWEB会議…3.2Mbps必要
娘:
YouTubeでHD 1080pモードの動画視聴…5Mbps必要
息子:
塾のオンライン授業でZoom使ってグループ授業…1.5Mbps必要
3.2Mbps+5Mbps+1.5Mbps = 9.7Mbps
3人が同時にインターネットを使う場合、3.2Mbps+5Mbps+1.5Mbpsで9.7Mbpsとなります。つまり、家族みんなが快適にリモート生活を行うためには「10Mbps以上は必要」という計算になるのです。
最近は子ども向けの動画コンテンツが充実しており、毎日楽しんでいるという子どもも多いのではないでしょうか。
しかし子どもが夢中になるあまり、「四六時中パソコンやスマホから離れない」というお悩みも多いものです。夜更かししたり家族間のコミュニケーションが減ったりと、親にとっては新たな悩みのタネとなります。
そしてオンライン学習塾が始まった今、むやみにパソコンを取り上げることもできません。そんな時、親はどうしたらいいのでしょうか。
「特定の時間だけインターネットが使えない」という状態を作れば、子どもは自然とパソコンやスマホから離れてくれます。ルーターでインターネットの接続時間をコントロールすれば、パソコンを取り上げる必要もありません。
エレコムの「こどもネットタイマー」を搭載したルーターに子どものスマホやパソコンを設定すれば、予め設定した時間だけインターネットに接続できます。親がインターネットを使える時間を設定することで、子どもの遊びすぎを防ぐことができます。
■こどもネットタイマー付きルーターの仕組み
オンライン学習塾や会議が始まることで、新しくアプリをインストールしたり初めてのサイトにアクセスしたりするケースが増えます。
さらにメールのやり取りなど外部との接触も増えるので、家のパソコンにウイルスが侵入しないかと気になる人も多いでしょう。
IoTによってあらゆるモノがインターネットにつながる時代ですから、セキュリティ対策はパソコンだけでは不十分です。インターネット回線を家中に届ける「ルーター」にも、セキュリティ対策をしなくてはいけません。
ルーターを見直す時は、ぜひセキュリティ対策も行っているモデルを選ぶようにしましょう。エレコムのルーターはセキュリティ対策ソフトとして人気の「トレンドマイクロ」社の技術を使っており、外部の脅威から家のインターネット回線を守っています。
中でも場所によって回線が安定しないというお悩みもよく耳にします。
オンライン授業や会議で回線の使用量が急に増えたことも原因の1つで、この場合はルーターを変える必要があります。しかしルーターの電波が弱かったり不安定だったりする場合は、安定させる方法を検討しなくてはいけません。
「リビングや書斎など、家の中を移動して利用する時も快適に使いたい」という場合、「メッシュWi-Fi」を導入する方法があります。メッシュWi-Fiとは、Wi-Fiルーターとは別にアクセスポイントを作ることで、家中のWi-Fi通信を安定させる働きがあるのです。
従来の「中継器」を使う方法だとSSIDというネットワーク名が変わるため、どの回線を使うか毎回手動で設定しなくてはいけません。しかしSSIDが変わらないメッシュWi-Fiなら自動で接続してくれます。
メッシュWi-Fiについては「メッシュWi-Fiで通信が安定!」で詳しくご紹介しておりますので、ぜひご参照ください。
では最後に、インターネット授業・会議でおすすめのエレコムルーターをご紹介します。
ルーターの見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
IoT機器が増えた今では、ルーターの種類も幅広くなりました。
4Kテレビや映像配信に対応したものなど特徴が違うので、家庭のお悩みに合ったルーターを選んでみてください。
オンライン授業や会議でありがちなお悩みと、おすすめのルーターについてご紹介しました。世の中の環境が大きく変わり、いよいよ本格的なリモート生活が始まろうとしています。
今までとインターネットの使い方が変わったら、周辺機器の見直し時です。ご家庭に合ったルーターを見つけて、家族みんながインターネットを快適に使えるように環境を構築していきましょう。