選び方How To Choose Wireless Earphones
ワイヤレスヘッドホンのメリット・デメリットや目的別の選び方
ワイヤレスヘッドホンのメリット・デメリットや目的別の選び方
ワイヤレスイヤホンは便利だけど、「耳に入れるのは好まない」という人もいるでしょう。もちろん、以前に比べてイヤホンの形も科学的にデザインされていますし、イヤーキャップのサイズなどを複数用意することでフィット感も増しています。ですが、どうしても生理的に受けつけないという人や、音質にこだわりたいという人には、耳に被せる密閉型のワイヤレスヘッドホンがおすすめです。
ここでは、ワイヤレスヘッドホンのメリット・デメリットや、目的別の選び方についてご紹介しましょう。
ワイヤレスヘッドホンのメリット・デメリット

ワイヤレスヘッドホンのメリットは、ワイヤレスイヤホンのメリットと同様、わずらわしいケーブルから解放されることです。これまでのように鞄の中で絡まったり、最悪の場合、断線したりといったトラブルがなくなります。
デメリットとしては、有線のヘッドホンにあるような10万円を超える高級モデルがないので、音質重視の人には物足りない部分があります。また、無線で接続しているために、音飛びなどが起こるリスクもあります。
目的別・ワイヤレスヘッドホンの選び方
ワイヤレスヘッドホンには、さまざまな機能があります。自分自身がどのように使うのかをイメージし、どのような機能が必要なのかを見極めましょう。
続いては、目的別にワイヤレスヘッドホンの選び方をご紹介しましょう。
音質でワイヤレスヘッドホンを選ぶ

ワイヤレスヘッドホンは、音楽を聴くために使うケースが多いので、コーデック方式に注意しましょう。コーデックとは、デジタルデータを音声に変換する仕様のこと。
現在、コーデックは5種類あります。基本的にすべてのBluetooth機器に対応しているのが「SBC」で、最低限の機能を備えています。「SBC」より高音質/低遅延なのが「AAC」と「aptX」で、AACはiPhoneやiPadなどiOS端末が対応しており、aptXはAndroid端末が対応しています。さらに、高音質で低遅延なのが「aptX HD」と「LDAC」で、最新のAndroid端末やWALKMANなどに対応しています。
また、ワイヤレスヘッドホンの場合、サイズが大きいほうが振動板(ドライバー)のサイズを大きくできるため、高音質になります。
ノイズキャンセリング機能でワイヤレスヘッドホンを選ぶ

ノイズキャンセリング機能の有無で、ワイヤレスイヤホンを選ぶ方法もあります。
ノイズキャンセリング機能には、イヤホン側とマイク側に異なる機能が搭載されており、イヤホン側には、電気的にノイズを軽減するアクティブノイズキャンセル(ANC)と、物理的にノイズを軽減するパッシブノイズキャンセル(PNC)があります。
マイク側には2種類のマイクで電気的に外音ノイズをカットするデュアルマイクノイズキャンセルがあります。また、ノイズキャンセリング機能ではありませんが、外音ノイズを低減し声を明瞭化するクリアボイスキャプチャー(CVC™)もあります。
バッテリーの持続時間でワイヤレスヘッドホンを選ぶ

ワイヤレスイヤホンは電気で動く製品である以上、バッテリーの持続時間は大切です。ただし、長時間使える=バッテリー容量が大きくなるので、ワイヤレスイヤホン自体が大きく、重くなる傾向があります。日々技術が進化しており、新しい機種のほうが古い機種に比べて消費電力が下がっている(バッテリー持続時間が長くなる)ことが多いです。ですから、古い商品より新商品を選んだほうが良いといえます。また、完全ワイヤレスイヤホンは収納するケース自体にバッテリーを搭載しており、収納しているあいだは充電することができますので、イヤホン単体の持続時間だけで判断しないことが大切です。
充電する際のスピードでワイヤレスヘッドホンを選ぶ

充電するスピードも、バッテリーの持続時間と同様に大切です。できれば、高速充電に対応しているモデルを選ぶと安心でしょう。
重さでワイヤレスヘッドホンを選ぶ

ワイヤレスヘッドホンは頭に載せるので、できるだけ負担のないように軽いモデルを選ぶほうが安心です。ただし、大きい=音質に比例するので、どちらを優先したいかで判断しましょう。
デザインでワイヤレスヘッドホンを選ぶ

ワイヤレスヘッドホンは耳につけて使用する物である以上、デザインも重要です。自分の好みに合ったデザインのワイヤレスヘッドホンを選び、必要な機能があるかどうかも確認してから購入しましょう。
また、折り畳み式になっているワイヤレスヘッドホンは、持ち運びに便利です。
ワイヤレスヘッドホンだけでなくワイヤレスイヤホンもおすすめ

今回は、ワイヤレスヘッドホンについてご紹介してきましたが、本当に音質重視で選ぶのであれば有線タイプのヘッドホンに軍配が上がるでしょう。
しかし、有線か無線かにかかわらず、ヘッドホンはある程度かさ張るので、持ち運びには不便です。そこで、手軽に使えるワイヤレスイヤホンを検討してみるのもおすすめです。
エレコムの「LBT-TWS16JMシリーズ」であれば、耳の形状に合わせたエルゴノミクスデザインのイヤホン形状を採用していますので、激しい動きをしても落ちにくくなっています。
また、ミニマムなサイズ感・超軽量設計により、快適な装着感を実現しました。
音質については、高音質コーデック「AAC」に対応していますので、iPhoneやiPadなどのiOS端末やAAC対応機器と組み合わせることで、クリアなサウンドを体感できます。ぜひ、ご検討ください。