

対象デバイス
・エレコム USB2.0版ウイルス対策USB MF-PUVT**GM* シリーズ
・USB2.0版ウイルス対策USB HUD-PUVS**GM* シリーズ
・USB2.0版ウイルス対策USB HUD-PUVM**GM* シリーズ
・USB2.0版パスワードロッカー HUD-PL**GM シリーズ
・エレコム USB3.0版ウイルス対策USB MF-PUVT3**GM* シリーズ
・USB3.0版ウイルス対策USB HUD-PUVS3**GM* シリーズ
・USB3.0版ウイルス対策USB HUD-PUVM3**GM* シリーズ
・USB3.0版パスワードロッカー HUD-PL3**GM シリーズ
・パスワードロッカーHDD H-PLPH***TM* シリーズ
・セキュリティHDD Model M H-PMPH***TM* シリーズ
・エレコム セキュリティポータブルHDD ELP-S***T* シリーズ
・エレコム セキュリティ対策外付けポータブルSSD ESD-PL**GM シリーズ
・ロジテック セキュリティ対策外付けポータブルSSD LMD-PBLU3BS シリーズ
パスワードポリシー設定
パスワードポリシーを企業の情報セキュリティポリシーに合わせてカスタマイズすることができます。

初期パスワード設定
使用者に配布する前に初期パスワードを設定しておくことができます。さらに使用者に初期パスワードを強制的に変更させたり、初期パスワードの変更を禁止させることも可能。意図しない使われかたを防止することができます。
設定書込サービス(有料)を利用すれば、初期パスワード設定をして出荷することもできます。
盗難・紛失時のデータ漏えい対策
パスワードの入力を規定回数以上間違えると、デバイスがロックされて使用できないようになりますが、強制的に初期化(ユーザーデータがすべて削除されます)をする設定も可能です。
デバイスがロックされた場合は、「レスキュー機能」でパスワードをリセットするか、初期化をすることで、再び使用することができるようになります。

パスワードロック機能の無効設定
パスワードロック機能を無効にすることで、入力装置がない業務用専用端末での利用が可能になります。
「CD-ROMのオートラン機能」が有効になっていればウイルスチェックは自動的に開始されます。
※ パスワード入力画面は表示されません。
※ リムーバブルディスク領域は常にアクセスできる状態です。
使用者がパスワードを忘れても安心「レスキュー機能」
使用者がパスワードを忘れたときは、「レスキュー機能」を使えば、現在のパスワードをリセットすることができ、セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDに保存されているユーザーデータを取り出すことができます。
【方法1】管理者にセキュリティUSBメモリ/HDD/SSD等を渡す

使用者が管理者にセキュリティUSBメモリ/HDD/SSD等を手渡し、または送付します。管理者は〈セキュリティUSBマネージャー〉を使ってパスワードをリセットし、新しいパスワードを設定してから使用者に返却します。
【方法2】ファイルの送受信で「解除ファイル」と「解除キー」を発行してもらう

使用者がセキュリティUSBメモリ/HDD/SSD等から「レスキューファイル」を出力して管理者に送付します。管理者は〈セキュリティUSBマネージャー〉を使って「レスキューファイル」から「解除ファイル」と「解除キー」を作成できます。この2つがあれば遠隔地にいる使用者もパスワードをリセットすることができます。
【方法3】電話等でパスワードをリセットする「解除キー」を教えてもらう

使用者がセキュリティーUSBメモリ/HDD/SSD等から「レスキュー番号」を出力して管理者に電話等で連絡します。管理者はを使って「レスキュー番号」から「解除番号」を作成。電話等で「削除番号」を伝えてパスワードをリセットしてもらいます。
インターネットにつながらないネットワークで定義ファイルを更新「ローカルアップデート機能」
サーバソフトウェア“Local Updater”の「ローカルアップデート機能」を使うと、インターネットとの接続を遮断されているPCに対して、ウイルス定義ファイルの更新を可能します。
※マカフィエディションのみに対応した機能です。
インターネットに接続可能な社内サーバに“Local Updater”をインストールします。Local Updaterを使うことでウイルス定義ファイルサーバから、社内サーバに定義ファイルをダウンロードして保存しておきます。社内PCに接続したセキュリティUSBメモリ/HDD/SSD等は、社内ファイルサーバにある定義ファイルを使って更新することができます。


実行制限機能
管理者が許可したPC以外ではセキュリティUSBメモリの使用を制限することができる機能です。
使用が許可されていないPCにおけるセキュリティUSBメモリの使用制限は、下記より選択が可能です。
- ・使用禁止
- ・パスワード認証により使用可能
- ・コピーガード機能により使用可能

使用を許可するPCかどうかの判断基準
・ファイル、フォルダ、レジストリキーの有無
・MACアドレス /IPアドレス/ドメイン/ワークグループ
※上記のAND条件、OR条件、AND+OR条件で設定できます。
コピーガード機能
コピーガード機能を有効にすると、指定PCでは通常通りセキュリティUSBメモリを使用できますが、自宅のPCなど、指定PC以外では、セキュリティUSBメモリ内のデータをPCに保存することや、印刷、スクリーンキャプチャなどが禁止されるので、データ漏洩対策をより強固にすることができます。
※セキュリティUSBメモリシリーズのみ対応。
※コピーガード機能の対応OSはWindows10のみで本製品の対応OSとは異なります。詳細は管理者用ソフトウェア「SecurityUSB Manager」の情報をご確認ください。
指定PC以外で禁止することができる機能
- 印刷
- インターネットアクセス
- スクリーンキャプチャ
- クリップボード
- ネットワーク共有フォルダアクセス

自宅PCのセキュリティ対策状況をチェック
セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDが接続されたPCがウイルス対策されているかどうか、監査する機能を搭載しています。 監査の結果、危険だと判断された場合、セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDの使用を禁止する設定も可能です。
使用OS制限機能
使用できる Windows OSを制限できます。古いWindows OSで使用させたくない場合等にご使用いただけます。Mac OSでの使用可否も設定できます。※Mac OSではパスワードロック機能のみ動作します。
Windows
下記のOSから使用を制限するOSを選択できます。
・Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10
・Windows Server 2003/2008/2012
・Windows Embedded
Mac OS
Mac OSでの使用可否を設定できます。
※Mac OSはセキュリティUSBメモリシリーズのみ対応。
貸し出し期限設定機能
セキュリティUSBメモリの使用期間を制限できます。 一時的に貸し出す場合などにご使用ください。 使用期間を過ぎるとセキュリティUSBメモリ内データを強制消去する設定も可能です。 貸出後に使用期間を延長することもできます。
ログ機能
セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDの使用状況を確認することができるログをセキュリティUSBメモリ/HDD/SSD本体に記録する機能です。 使用者によるログの閲覧/出力/削除を制限することができます。
・ファイル操作したPCの情報
(操作日時/コンピュータ名/ユーザー名/Macアドレス/IPアドレス)
・デバイスに関する情報
(デバイスのUSBシリアル番号、個体識別番号※裏面のシールに記載)
・ファイル操作情報
(ファイル名、ファイルサイズ、ファイル操作したプロセス名、ファイル処理*)
*開く、作成、アクセス、実行、移動、コピー、削除、リネーム
INFO BANKER
セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDのログを収集し、データベース化する運用管理サーバソフトウェアです。
INFO BANKERを導入することにより、セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDの使用履歴管理、セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDの棚卸し、セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDへのファイル操作履歴管理を行うことができます。
ログはセキュリティUSBメモリ/HDD/SSDから自動的にネットワーク経由で社内サーバへ送信され、IINFO BANKERの情報はブラウザ経由で確認できます

サイレント・ソフトウェアアップデート
ユーザーには通知せず、自動的にセキュリティUSBメモリ/HDD/SSDのソフトウェア・アップデートを行う機能です。
アップデート時の管理者様へ問い合わせを軽減できます。
セキュリティソリューションと連携する機能
各社のセキュリティソリューションで採用している特殊フォーマットに対応
PCに情報漏えい防止などのセキュリティソリューションが導入されている環境でUSBメモリを使用する場合、USBメモリへ暗号化を含む特殊フォーマットを掛ける場合がありますが、セキュリティUSBメモリはそのような特殊ファーマットを掛けることができる仕組みを持っていますので、セキュリティソリューションが導入されている環境であっても安心して使うことができます。
USBデバイスの識別情報の変更に対応
USBプロダクトストリングスとリムーバブルディスクのボリュームラベルを変更できます。
・プロダクトスリングス(*1):情報漏えいソリューションの認証識別子として利用できます。
・ボリュームラベル:マイコンピュータ上で見えるドライブ名が変わり、簡易的なデバイス判別に使用することができます。
(*1:USB PIDとは異なります)
その他の機能
ファイル追加
セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDのCD-ROM領域・リムーバブルディスク領域へファイルを追加することができます。 CD-ROM領域はユーザーがファイル削除できないので、削除されたくないファイル保存に適しております。
リムーバブルディスク領域のサイズ変更
リムーバブルディスク領域(セキュリティUSBメモリ/HDD/SSDのユーザーがファイル保存できる領域)のサイズ変更することができます。 情報漏えい防止のため特定サイズ以上のファイルを保存させたく無い場合などに使用してください。
認証キー固定モード
管理者用ソフトウェアとセキュリティUSBメモリ/HDD/SSDを紐付けるためにセキュリティUSBメモリ/HDD/SSDへ認証キーを設定しますが、この認証キーはセキュリティUSBメモリ/HDD/SSDのデータを削除することで変更できてしまうため、認証キーを一切変更できないモードをご用意しています。
カスタムメニュー
100本以上のご注文から可能な有償のカスタムサービスメニューです。
※デバイス設定書き込みサービスは50本以上からの対応となります。
①デバイス設定書き込みサービス
管理者用ソフトで設定した内容を書き込んで出荷します。
②シリアル紐付けリスト提出サービス

製品裏面、記名版シールに印字されているシリアルNo(外部シリアルNo)と、
USBシリアル(内部シリアルNo)を紐付けたリストを エクセル形式で提出します。
USBメモリ等の外部デバイスを制御するソリューションにセキュリティUSBメモリを登録する場合に便利です。
※注意:製品出荷後のご依頼をお受けすることができません。
必ず発注時にお申し込みをお願いします。なお、本サービスのみ無償となります。
③管理番号 シール貼り付けサービス

製品に管理番号シールを貼り付け、出荷します。
管理番号は連番でも対応可能です。
(フォントや文字サイズのカスタム対応も可能です。)
④管理番号 レーザー印字サービス

製品に管理番号をレーザー印字をします。レーザー印字のため、剥がされたり、消されたりしないことが特徴です。 (フォントや文字サイズのカスタム対応も可能です)
⑤シルク印刷サービス

製品の表面にシルク印刷をします。印刷版を作成する費用が必要となります。 ※印刷可能範囲(縦17.2×横49mm)
⑥インクジェット印刷サービス

製品の表面に、インクジェット方式によるフルカラーの印刷をします。シルク印刷とは異なりフルカラー印刷に対応。グラデーションデザインの印刷も可能です。 ※印刷可能範囲(縦17.2×横49mm)
⑦ケース変更
キャップ付きのケースへの変更が可能です。標準ケース同様に、シルク印刷、インクジェット印刷、レーザー印字、シール貼り付けが可能です。 ※USB印刷可能範囲(縦12×横35.6mm)

外形寸法
スライド式ケース : 60.0 x 20.8 x 7.8mm
(コネクタ伸長時 72.5 x 20.8 x 7.8mm)
キャップ式ケース : 62.1 x 17.0 x 10.0mm *キャップ含む
⑧USBシリアル番号カスタムサービス
セキュリティUSBメモリのUSBシリアル番号(20桁)の一部をカスタムすることができます。
※ セキュリティUSBメモリ本体裏面のシールに記載されている番号とは異なる番号です。
XXXXYYYYYYYYYYYZZZZZZ(20桁)
※Y:カスタムできる部分(10桁)
XXXX
YYYYYYYYYYY
ZZZZZZ
4桁:当社が任意に規定する管理番号です。
10桁:お客様が規定(固定)できる部分です。
使用できる文字は 「0~9, A~F」 となります。
6桁:000000~999999 のインクリメントとなります。