オフィスにWi-Fi環境を構築する手順をご紹介

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概要
オフィスへの新しいネットワークの導入として、Wi-Fi環境を整えるという方もいるでしょう。
しかし、実際にどのような手順で構築していけば良いか分からず、戸惑ってしまうといった声も多いです。
そこで今回は、社内オフィスにWi-Fi環境を構築する手順をご紹介していきます。

1.現状の社内ネットワークを調査

社内ネットワークの環境を変える際には、トラブルが発生してしまいがちです。
たとえば「業務を進めるうえで必要となる通信速度が持続できない」「セキュリティ面に関して不安がぬぐえない」などが例として挙げられます。
新しくWi-Fi環境を構築しようとして、別の問題が発生してしまっては元も子もありません。
また問題が生じることによって、時間・手間・コスト面に多く負担がかかることにもなり兼ねないでしょう。

そのため新しくWi-Fi環境を構築する前には、現状の社内ネットワークを入念に調査する必要があります。

「どの場所でどれくらいのネットワークを利用しているか」「問題となる点はあるか」「セキュリティ環境はどうなっているか」といったように社内ネットワークの現状をしっかりと確認していくようにしましょう。
自社オフィスに適したWi-Fi環境をスムーズに整えることができるうえ、トラブル防止にもなります。
新しいネットワークの環境を導入するにあたって譲れない要件・要素をいくつか挙げて、それに沿ったWi-Fi環境を構築できるように現状を把握していくところから始めましょう。

2.利用する方針を決めてシステム設計を行う

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調査を行った後は利用する方針を決めて、システム設定を行っていきます。
ここで注意すべきなのが、システム設計を行う際はできる限りシンプルな造りにするということです。

さまざまなものを設計に組み込みすぎてしまうと、Wi-Fi環境を構築した後の管理が複雑になり、手間がかかってしまう可能性があります。
またシンプルな造りのシステム設計に欠かすことができないのが、利用する方針をはっきりと決めておくことです。

その方針を念頭においてシステム設計を行うことで、余分な要素が組み込まれるのを避けつつ、シンプルな造りの設計を完成させることができるでしょう。

3.ルーターとアクセスポイントを設置する

ルーターとアクセスポイントを設置するようにしましょう。

  • ・ルーターの設置

    インターネットにパソコンやタブレットなどの端末を接続するための「ルーター」を設置します。 有線ルーターは通信速度が比較的速いとされ、安定した速度を保つことができます。
    ただLANケーブルをつなぐ作業が必要になることや、ケーブルをつなげられる範囲内での端末使用になるという点を覚えておきましょう。

  • ・アクセスポイントの設置

    「アクセスポイント」は1台に対しての接続端末数が多すぎてしまうと、電波が不安定になってしまいます。
    そのためアクセスポイントの台数は将来社員が増えることも想定したうえで、余裕のある数を構築するようにしましょう。

1.現状の社内ネットワークを調査

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Wi-Fi構築後は、正しい手順でWi-Fiの運用・管理を行っていくようにしましょう。
オフィス内でWi-Fiに関するトラブルが発生してしまうと、ビジネス面にも大きく影響を受けることになります。

運用・管理を正しい手順で行うには、マニュアルをきちんと用意しておくことが大切です。
適切な方法がはっきりと分かっていると、どのようなことが起きた場合でも素早く対応することができ、安心だと言えます。

おわりに

今回は、社内オフィスにWi-Fi環境を構築する手順をご紹介しました。
オフィスへのWi-Fi導入としては、「現状のネットワーク調査」「利用の方針を決めてシステム設計する」「ルーター・アクセスポイントの設置」「正しい手順での運用・管理」の4つに沿って環境を構築していく必要があります。
ぜひ、自社オフィスの環境に適したWi-Fi導入を行ってください。

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