法人用モバイルWi-Fiとは?据置型Wi-Fiとの違いについて

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概要
「テレワーク環境への切り替えに伴って、法人用モバイルWi-Fiを活用していきたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
法人用モバイルWi-Fiは場所にとらわれることなく基本的にはどこでもインターネット回線を使用することができる優れものですが、その分使用の際には注意しなければならない点があるのも事実です。
今回は法人用モバイルWi-Fiについて、据置型Wi-Fiとの違いも併せてご紹介していきます。

「法人用モバイルWi-Fi」とは?

法人用モバイルWi-Fiとは、機能・セキュリティ性がともに高く、持ち運びが可能なタイプのWi-Fiを指します。
場所を問わずインターネットを利用することができるため出張時はもちろん、昨今増えつつあるテレワークの際にも活用され始めています。
社内以外でのやり取りやビデオ会議などweb上での業務が多くなっていることから、遠隔での通信が可能なモバイルWi-Fiがさまざまな企業で用いられるようになりました。
出張先での業務対応や電子上での契約を行うなど、法人用モバイルWi-Fiが用いられる場面は多岐にわたります。

【法人用モバイルWi-Fi】機能の特徴について

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法人用モバイルWi-Fiがもつ最大の特徴としては、「オフィス外での業務での活用を目的として携帯することができるWi-Fi」という点にあります。
オフィスでの活用ができることはもちろんですが、交通機関での移動中・営業での訪問先などオフィス外の場所でも場所を選ばずインターネット回線を利用し、業務にあたることができます。
場所にとらわれることなく社外でも通信可能になるというのが、法人用モバイルWi-Fiの一番とも言えるメリットです。
注意すべき点としては、法人用モバイルWi-Fiは電源がつながっておらず長時間使用し続けることが難しいため、できる限りバッテリーの持続時間が長いものを選ぶようにする方が良いでしょう。

「法人用据置型Wi-Fi」について

法人用の据置型Wi-Fiはインターネット使用の固定回線を引くための工事が必要無いため、コンセントにつなげるだけでインターネットに接続することができるようになります。
法人用据置型Wi-FiはWi-Fi設置に時間がかかったり、配線を組み込んだりといった、オフィスにWi-Fiを設置するまでの手間を最小限に抑えられるため、非常にシンプルな方法でのインターネット接続が可能になります。
コンセントに接続しない限りはインターネットを使用することができないため、基本的にオフィス以外の場所で使うことができないのですが、法人用据置型Wi-Fiは電波の届きやすい場所に固定できるため、モバイルWi-Fiのネット回線と比べると比較的安定していることが強みとなっています。
法人用モバイルWi-Fiは場所によってインターネット回線が上手くつながる時もあればそうではない時もあり、安定しないということもあるでしょう。
そのような場合は、法人用据置型Wi-Fiの使用をおすすめします。

ただ、据置型Wi-Fiは携帯と同じ電波を使用しているため、オフィスの建物の電波状況によっては通信が安定しないことも考えられます。
現在の事務所が仮のもので今後移転予定がある場合は、法人用据置型Wi-Fiも検討対象として入れると良いでしょう。
しかしその予定がない場合、基本的には固定用としてインターネット回線を引き、ルーターにアクセスポイントを組み合わせたり、無線LANルーターを導入することをおすすめします。

法人用モバイルWi-Fiと法人用据置型Wi-Fiとの違いは?

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法人用モバイルWi-Fiと法人用据置型Wi-Fiの大きな違いとしては、「持ち運びが可能であるかどうか」という点が挙げられることが分かりました。
先ほどの見出しでも述べたように、法人用据置型Wi-Fiは持ち運びを行うことはできませんが、電波が届きやすい場所に固定することができるため、インターネット回線が安定する傾向にあります。
法人用モバイルWi-Fiでは持ち運びという便利機能が搭載されていますが、場所によっては電波が入りにくくなることもあるため、インターネット回線が不安定になることも珍しくありません。
インターネット回線をどのような状況・目的で使用するのかを明確にしたうえで、それぞれの特徴を使い分けるようにして最適なWi-Fi環境を取り入れるようにしましょう。

おわりに

今回は法人用モバイルWi-Fiについて、据置型Wi-Fiとの違いも併せてご紹介しました。
法人用モバイルWi-Fiは持ち運びが可能なWi-Fiとして、テレワークが普及しつつある昨今に多く取り入れられている新しいインターネット回線の種類になります。
単身赴任・出張といった移動に伴う電波の持ち運びが多い場合は、法人用モバイルWi-Fiの使用が適しているでしょう。
しかし法人用モバイルWi-Fiの回線は場所によっては不安定なものになることがネックとされているため、法人用据置型Wi-Fiと併せて使い分けるのが理想的と言えるでしょう。
また現在仮設事務所にいる方・配線ができないという方にも法人用据置型Wi-Fiの使用がおすすめです。

しかしやはり固定回線が最も電波が安定しているため、通常の企業オフィスで使用する場合はモバイルでも据置型でもなく、「ルーター・法人向けAP」の使用をおすすめします。
場所や用途に合わせて3種類を使い分けるのが大切です。

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