職場のWi-Fiの使用履歴は削除可能?何がどこまで残るかもご紹介

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概要
Wi-Fiを使用して、無線でインターネットを利用している企業も多くなっています。 職場でWi-Fiを利用している方の中には、ついつい旅行サイトやショッピングサイトを見てしまうという方もいらっしゃるかと思います。 しかし、各サイト閲覧後、「使用履歴は消えるのか」と不安に思われた経験はありませんか? 本記事では、職場のWi-Fiの使用履歴について、削除の可否や履歴に残したくない場合の対処法、および職場のWi-Fi を使用する際の注意点についてご紹介します。

職場のWi-Fiの使用履歴は削除可能?

結論、職場のWi-Fiの使用履歴は、閲覧者自身では削除することができません。
理由はネットワーク管理者やセキュリティ担当者が職場のWi-Fiを含め、ネットワークの管理権限を持っているからです。
そのため、上記担当者に相談をすれば削除は可能ですが、不審に思われるので止めておきましょう。
そもそも、履歴は安全管理のために残すものです。
問題が発生した際に、どのページを閲覧した、どの端末から問題が発生したのかなどを特定するためのものなので、基本的に削除することはありません。
また前提として、職場のWi-Fiは仕事用として使用しなければなりません。
できる限り、プライベート目的では使用しないほうがいいでしょう。

職場のWi-Fiを使用した際に残る履歴

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職場のWi-Fiで記録される履歴には、「いつ」「どのようなサイトに」「どのデバイスで」閲覧されたかが履歴として記録されます。
履歴の利用用途には、社員の勤怠状況の確認やセキュリティ面のほか、社外からの不正アクセスの確認などです。
もしも職場のWi-Fiが乗っ取られてしまうと、クレジットカード番号や各サービスのID・パスワード、メール履歴などの情報が抜き取られてしまいます。
これらの被害を受けた際に、Wi-Fiに残っている履歴を参考に調査をします。
こちらでは、職場のWi-Fiを使用した際に残る履歴についてご紹介します。

  • ・接続履歴

    使用者のパソコンやスマートフォンが、Wi-Fiに接続された日時の履歴です。
    接続履歴は、勤務状況を確認するために使うことができます。
    例えば会社が休みの日に出勤し、ネットワーク管理者やセキュリティ担当者が履歴を確認することで「なぜ出勤していたのか」などを調べることができます。

  • ・閲覧履歴

    使用者のパソコンやスマートフォンで、職場のWi-Fiを用いて閲覧されたページの履歴です。
    閲覧履歴は、セキュリティや勤務状況を確認するために使うことができます。
    例えば業務には関係ないページの閲覧履歴が残っていた場合、閲覧されたデバイスの所有者に「なぜそのサイトを見る必要があったのか」などを確認することができます。

職場のWi-Fiの使用履歴に残したくない場合

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職場のWi-Fi を使用しつつ、かつ使用履歴を残したくない場合は各ブラウザの「シークレットモード(プライベートモード)」を使用しましょう。
シークレットモードとは、閲覧履歴を残すことなくサイトを閲覧することができる機能です。
そのため、入力したクレジットカードの決済情報やログイン情報などの履歴を残さずにすみます。
こちらでは、各ブラウザでのシークレットモードの開き方をご紹介します。

  • ・Internet Explorer

    Control + Shift + P

  • ・Google Chrome

    Control + Shift + N

  • ・Firefox

    Control + Shift + P

おわりに

本記事では、職場のWi-Fiの使用履歴について、削除の可否や履歴に残したくない場合の対処法、および職場のWi-Fi を使用する際の注意点についてご紹介しました。
前提として、職場のWi-Fiはできる限りビジネス目的で使用するようにしましょう。
もしもパスワードや閲覧履歴を残したくない場合は、シークレットモードを使用すれば履歴を残さずにサイトを閲覧することが可能です。
またサイト内に設置されているポップアップバナーやスパムメール、怪しいサイトへのアクセスは控えるようにしてください。
いつ、だれに閲覧履歴を見られても問題ないように、仕事中は仕事に専念し、必要な情報だけ調べましょう。

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