
- 概要
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PCやデバイス上ではWi-Fiの電波が確認できるのに、インターネットがつながらない経験をされた方もいらっしゃると思います。
そのようなときは、インターネットがつながらない原因を1つずつ解決していくことが重要です。 本記事では、Wi-Fiに電波があるのにつながらない原因と対策をご紹介します。
Wi-Fiの電波はあるのにつながらないときの確認事項
Wi-Fiの電波があるのにインターネットへ接続できないときは、ルーターの設置場所を変えてみましょう。
ルーターは置き場所によってつながりやすさが異なることから、設置場所は快適にインターネットを利用するために重要な要素です。 発信される電波は360度の放射線状に発信されるため、家の中心や床から1m以上ある場所に設置することをおすすめします。 一方、下記のような場所にルーターが設置されている場合、電波が不安定になります。
- テレビなどの家電製品の後ろ
- コンクリート製の壁の近く
- 水回り
特に、家電製品の近くはお互いの電波が干渉するため、通信が不安定になりやすいです。 また、金属やコンクリート、断熱材は電波を通さなかったり、減衰させたりする素材のため、これらの近くにルーターを置くと通信がつながりにくくなります。
Wi-Fiの電波はあるのにつながらない原因

こちらでは、Wi-Fiルーターに接続されていないのにインターネットが使えない原因をご紹介します。
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ルーターの故障・設定ミス
Wi-Fiの電波を発信するルーターが故障している場合、インターネットに接続できなくなります。
また、周波数やネットワークの設定ミスが発生しているときも、インターネットを利用することができません。
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複数のWi-Fiルーターを設置している
自宅内で複数のWi-Fiルーターを設置している場合、インターネットが利用できなくなることがあります。
それぞれのルーターから発信される電波が互いに干渉しあい、結果インターネットが不安定になることが要因です。
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プロバイダ側に問題がある
Wi-Fiのサービスを提供しているプロバイダが障害やメンテナンスを行っているときも、インターネットに接続できません。
プロバイダ側に問題がある場合はプロバイダからアナウンスがあるため、しばらくすると解決することが多いです。
Wi-Fiの電波はあるのにつながらないときの対策

Wi-Fiの電波はあるのにインターネットへ接続できない場合、下記の方法を試してみましょう。
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端末の再起動
毎日使い続けているWi-Fiルーターは、目に見えない大きな負担を抱えているものです。
そのため、電源を落としてから1分ほど放置し、再度オンにするとつながる可能性があります。
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電波を阻害するものから離す
先述の通り、電波は金属やコンクリート、断熱材を通らない、通しにくい性質を持ちます。
これらの近くに置いている場合は、一度離してみるとインターネット接続が安定する可能性があります。
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接続先を再度確認する
Wi-Fiを利用しているときに経験しがちなのは、勝手にほかのWi-Fiにつながれてしまっていることです。
インターネットに接続できなかった場合、端末が接続しているWi-Fiを再度確認し、正しい接続先を選択しましょう。
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通信制限を確認する
契約プランのなかには、使用できる通信料が限られているものがあります。
機器や環境、接続しているWi-Fiに問題がない場合、通信料が一定値を超えた可能性が考えられます。
そのような場合、追加料金を支払ったり、プラン内容を変更したりすることで解決できます。
おわりに
本記事では、Wi-Fiに電波があるのにつながらない原因と対策をご紹介しました。 インターネットに接続できない原因はWi-Fiルーターの設置場所や機器のトラブル、プロバイダ側の問題などが挙げられます。 端末の再起動や電波を阻害するものから離す、接続先・通信量を確認することで解決が期待できます。
快適にインターネットを利用できるように、最適な環境を整えましょう。