- 概要
- オフィスや家庭でプリンターをWi-Fi接続したい場合、通信不良や設定ミスにより接続できないケースがあります。
無線LAN環境は複数の要因が絡み合うため、原因を切り分けることが重要です。
適切な対処法を理解することで、トラブルの早期解決が期待できます。
本記事では、プリンターがWi-Fiにつながらない原因と対策について解説します。
プリンターがWi-Fi接続できない主な理由
プリンターのWi-Fi接続不良は、電波環境やネットワーク設定に起因する場合があります。
以下にて、プリンターがWi-Fi接続できない主な理由について解説します。
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電波干渉や距離による通信不良
無線LANは周囲の電子機器や壁などにより電波が減衰する性質を持つため、建物の構造に大きな影響を受けます。
距離が離れると通信品質が低下し、接続が不安定になる場合があります。
また、多くの利用者が同時に接続している場合、周波数帯の混雑による干渉も接続障害の要因です。 -
ルーター設定や無線LANの不具合
ルーターの設定不備やファームウェアの不具合により、通信できない場合があります。
セキュリティ設定や暗号化方式の不一致も接続不可の原因となるほか、IPアドレスの競合などネットワーク構成の問題も考えられます。
セキュリティの設定が不十分な場合、インターネットの接続だけではなく社内情報の漏洩にもつながるため、必ず強固なセキュリティを設定しましょう。
Wi-Fi接続を安定させる基本の確認事項
Wi-Fi接続を安定させるには、基本的な設定や機器状態の確認が必要です。
こちらでは、Wi-Fi接続を安定させる基本の確認事項をご紹介します。
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SSIDとパスワードの確認
SSIDやパスワードの入力の誤りは、多くの人が接続を失敗してしまう要因です。
SSID(Service Set Identifier)はWi-Fiネットワークを識別するための名前(ネットワーク名)を指すものであり、Wi-Fiを接続する際に「○○のWi-Fi」のように表示されます。
大文字小文字や記号の違いに注意し、正確に入力する必要があります。
また、5GHz帯と2.4GHz帯の選択も確認対象で、必ずしも同じパスワードが用いられているわけではない点にも注意しましょう。 -
パソコンやルーターの再起動
SSIDとパスワードが合っているにもかかわらずWi-Fiに接続できない場合、機器の再起動により一時的な通信障害が解消することがあります。
キャッシュやセッションのリセット効果が期待できるため、ルーター→プリンター→パソコンを順に再起動しましょう。
とはいえ、オフィスでは複数の社員がルーターやプリンターを使用しているため、自分だけつながらない場合はパソコンを再起動してみたほうが、周りへの影響を最小限に抑えられます。
プリンターの設定で見直すべきポイント
プリンターがWi-Fiにつながらない場合、プリンターの設定不備も接続トラブルの要因です。
以下にて、プリンターの設定で見直すべきポイントについて解説します。
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プリンターのWi-Fi設定の再構成
かつて有線で接続していたものを、Wi-Fiに接続しなおした際に発生することが多いです。
このような場合、ネットワーク設定を初期化し、再設定すると改善する場合があります。 -
ファームウェア更新とドライバー確認
ファームウェアが古い場合、最新ルーターとの互換性問題が発生するため、メーカー公式サイトから提供されている更新ソフトをダウンロードして設定しましょう。
また、ファームウェアの更新はパソコン側のプリンタードライバーも最新化が必要です。
おわりに
本記事では、プリンターがWi-Fiにつながらない原因と対策について解説しました。
電波環境やルーター設定、プリンター本体設定の確認により、多くの接続トラブルは解消できます。
無線LAN環境は機器構成や利用環境によって最適な構成が異なります。
ネットワーク機器の選定や周辺機器の導入により、通信品質の向上も期待できます。

