香川県の"グローカル"企業で、
エレコムの『掲示板NEXT』が
社内コミュニケーションを円滑化!


- 導入レポート
株式会社サンテック 様 - 香川県綾歌郡綾川町は、県中央部に位置する田園地帯である。
この地に近代的な社屋と工場棟を構える株式会社サンテック様は、溶接・製缶業を営むものづくり企業だ。
同社では、2021年3月に現在の新社屋への移転を完了。同時に、エレコムのデジタルサイネージ『掲示板NEXT』を導入いただいた。
同社を訪れ、採用に至った経緯や運用の状況についてうかがった。
香川発のグローカル企業として異彩を放つサンテック
のどかな田園風景の中に、ひと際目を引くサンテック様の社屋。従来の溶接・製缶工場のイメージとは大きくかけ離れたスタイリッシュな外観である。
「以前の工場は町内の別の場所にあったのですが、まったく"昭和の工場"というイメージでした」と語るのは、同社執行役員であり総務部長の岩﨑氏だ。
「大きな転機となったのが、二代目の青木大海が社長に就任した2013年です。外務省や外資企業でのキャリアを経て入社しましたが、よりグローバルな視点を持って事業を進めていくことに取り組みはじめたのです」
アフリカからのインターン生や、アジアからの技能実習生も積極的に受け入れている同社では、溶接などの技術を身に着けた技能実習生が帰国してからも仕事を続けられるよう、ミャンマーにMOOZ&COMPANY MYANMARという会社を立ち上げるといった活動もしている。まさに、香川県というローカルな場所から世界(グローバル)へ目を向けている『グローカル企業』だ。
洗練された印象のエントランスホール。
政治混乱が続く中、ミャンマーの経済特区に設立された工場MOOZ&COMPANY MYANMAR。
洗練された空間に合うツールとしてデジタルサイネージを採用
新たな社屋内は、ガラスや金属で構成されたおしゃれなカフェのような空間が広がっている。
「以前の社屋では伝達事項をなんでも画びょうで留めて掲示していました。しかし、紙でずっと掲示してあるものは、そのうち注意を払わなくなったりします。また、社内のインテリアにはちょっとそぐわないかなということで、デジタルサイネージを導入しようということになりました(岩﨑氏)」
導入に際して同社では、社内のネットワーク構築を手掛けた情報システム会社に相談を持ちかけた。
「デジタルサイネージっていろいろあると思うんですが、機能がありすぎても使いこなせないので、どういうものがほしいかを伝えました。よく手軽なサイネージでUSBメモリを刺すタイプもありますが、社内が広いのでそれではムダな作業が発生してしまいます。手元のパソコンでコンテンツを作って、それが複数のサイネージにすぐに反映できることが条件でした。そうして、業者さんから提案されてきたのがエレコムさんの製品でした」
2回のテストを経て導入した『掲示板NEXT』だったが、慣れるまでは戸惑いもあったという。
「最初に使い方を聞いた時は『ああ、そうなんだ』と納得していたのですが、いざ使い始めてみると操作方法がわからなかったこともありました。それで、もう一度オンラインで教えていただいたところ『あ、こうすればよかったんだ』と気づくことも多かったですね。慣れればカンタンに使えています(総務部 平田氏)」
3台のデジタルサイネージに、それぞれ異なるコンテンツを表示
現在サンテック様では、エントランスホールと、工場の会議室、セミナーブースにそれぞれモニターとSTB(セットトップボックス)が設置され、『掲示板NEXT』が運用されている。エントランスでは、会社のプロモーション画像を流すほか、お客様に対するウェルカムメッセージが表示される。
「『いらっしゃいませ』と声をお掛けするだけでなく、お客さまの社名がモニターに表示されるのですごく喜んでいただける」と語るのはレセプショニストの寺嶋氏だ。
工場の会議室では、今月の製造予定、出荷予定、来客の予定など現場の職人が確認すべき事項を表示。「スペースが広く、声だけだと聞き取れない人もいるので、サイネージで可視化できるのはいい(平田氏)」との声もあった。



さらなるコミュニケーション円滑化の用途でも活用を
今後のデジタルサイネージの使い方について、サンテック様ではより社内コミュニケーションを活性化させるためのメディアとして使えないかと考えておられる。
「事務所と現場の間は距離があるので、そこで"架け橋"のような役割を果たせないかと考えています。例えば、誕生日の人がいたら『おめでとう』のメッセージが流れるとか、ある社員にスポットライトを当てて『人物紹介』のようなコンテンツを昼休みに流すとか(岩﨑氏)」
総務部の平田氏は、「携帯電話を持っていない人もいるので、画面を通じて用のある人を呼び出せるようにすれば便利かも」と提言。今回導入したデジタルサイネージシステムを、コミュニケーション活性化のツールとして活用できないか模索中だ。
香川から世界に向けて発展しつづけていくグローカル企業の中で、エレコムのソリューションが役立っている。
取材にご対応いただいた方
- 執行役員
総務部 部長
岩﨑氏
- 総務部
平田氏
- レセプショニスト
寺嶋氏

1977年創業。工場設備として使われるタンクや熱交換器、真空機器装置、圧力容器などを製造するものづくり企業。SDGsにも早期から取り組み、"with Glocal mind"をスローガンに、香川から世界へ向けた取り組みを推進している。その一例が、国際協力機構(JICA)とともに進めている、モロッコにおける油を搾った後のオリーブのカスを肥料に再利用するプロジェクトである。これらの取り組みは、同社ホームページ内の「NEWS」(https://suntech.link/news/ )に詳しく掲載されている。
ご採用機器

掲示板NEXT用STB LB-HMB543-KN
ご採用ソリューション
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月額コストゼロ
クラウドサーバ不要だから
月額コストがかかりません。 -
簡単操作
コンテンツ作成、
スケジュール配信も簡単。 -
クイックスタート
複雑な設定なしで利用開始できます。
掲示板NEXTは、クラウドサーバ不要のオンプレミス型の高機能サイネージ。さまざまな素材を自由に配置し、コンテンツを作成することができます。
■配信ソフトウェア特長
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さまざまな素材を自由に配置
静止画、動画、テロップ、WEBの4種類のデータを素材として取り込み、好きな場所にドラッグ&ドロップで配置するだけでコンテンツをつくることができます。
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インタラクティブサイネージも手軽に作成
配置した素材に対してリンク先のコンテンツを設定していくだけで、簡単にタッチで画面が切り替わるインタラクティブなサイネージコンテンツが完成します。
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柔軟なスケジュール設定
15分間隔で細かく時間割を設定したり、曜日ごと、日付ごとに異なるコンテンツを放映したり、柔軟なスケジュール設定機能でお客様のご要望を実現します。
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緊急時など、1クリックで
放映コンテンツを差替可能1クリックでコンテンツを瞬時に切り替えることができます※。緊急時など急ぎのときに有効な機能です。
※切り替えるコンテンツは事前に設定しておく必要があります。