プロバイダーに申請する方法によりますがプロバイダから提供されたグローバルIPアドレス(契約IPアドレス)をユーザネットワークで適用した例です。
複数のプライベートアドレスからグローバルIPアドレスに変換使用します。ISDNの発呼は
ユーザ側からのみとなります。
<設定例>
◆プロバイダより提供される接続ID
ユーザID 1234abcd
パスワード himitsu
アクセスポイントISDN番号 03-1234-xxxx
プロバイダルータIPアドレス xxx.xxx.50.1/24
サブネットマスク 255.255.255.240
設定ユーティリティによる設定
〇接続回線の選択 ISDN回線
〇ISDN回線の設定 ISDN番号: 048111xxxx
サブアドレス: なし
PPP認証: 使用する
認証アカウント: 1234abcd
認証パスワード: himitsu
〇接続相手の設定
接続相手の名前:《接続相手の名前を入力してください》
ISDN番号: 031234xxxx
サブアドレス: なし
バルク転送: する
〇LANインタフェース IPアドレス: 192.168.1.1
サブネットマスク: 255.255.255.0
〇DHCPサーバ設定 ※環境に応じて設定してください。
↓
「完了画面で設定ファイルを一時保存する」
↓
「簡易設定メニューで[拡張設定]」
↓
〇IPアドレス関連の設定 アドレス設定: IPアドレスあり
IPアドレス: xxx.xxx.50.1
ネットマスク: 255.255.255.240
NAT+: 使う
IPアドレス: 192.168.1.1
ネットマスク: 255.255.255.0
↓
設定ファイルを更新しViALOOPに設定ファイルを転送する。(設定終了)
コマンドによる設定
conf#wan isdn
conf#hostname add 1 default=1234abcd chapkey=himitsu papkey=himitsu
conf#target add name=<プロバイダ名> dial=031234xxxx host=default
conf#isdn -1 dial=04635678xxxx target=<プロバイダ名>
conf#interface lan addr=192.168.1.1,255.255.255.0
conf#interface isdn1 addr=xxx.xxx.50.1,255.255.255.240
conf#ipripstatic delete all
conf#ipripstatic add dst=0.0.0.0,0.0.0.0 nextif=isdn1
conf#nat on
conf#dhcpserver off ←状況によって設定を変更してください
conf#exit
configuration modified. save OK ? (y/n): y
please reset#reset
Do you want to continue (y/n)?: y
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