導入編
用語
このマニュアルで使われている用語
このマニュアルでは、一部の表記を除いて以下の用語を使用しています。
用語 | 意味 |
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本製品 | 無線LANブロードバンドルーター「WRC-1167GST2」を称して「本製品」と表記しています。 |
11ac / 11n / 11g / 11b / 11a | IEEE802.11ac規格を「11ac」、IEEE802.11n(2.4G/5G)規格を「11n」、IEEE802.11g規格を「11g」、IEEE802.11b規格を「11b」、IEEE802.11a規格を「11a」と省略して表記している場合があります。 |
11bgn | 11n(2.4GHz帯)/ 11g / 11bの略です。 |
11an / ac | 11a / 11n(5GHz帯)/ 11acの略です。 |
無線LANルーター | 無線LANブロードバンドルーターを略して「無線LANルーター」と表記しています。 |
無線親機 | 無線LANルーター、無線APを総称して「無線親機」と表記しています。 |
無線LAN子機 | 無線LAN機能を内蔵したパソコン、無線アダプターを取り付けたパソコン、無線コンバーターを接続した機器などを総称して「無線LAN子機」と表記しています。また、無線アダプター、無線コンバーターそのものを「無線LAN子機」として表記している場合があります。 |
有線クライアント | 有線LAN機能または有線LANアダプターを搭載したパソコンなどを「有線クライアント」と表記しています。 |
このマニュアルで使われている記号
このマニュアルでは、一部の表記を除いて以下の記号を使用しています。
記号 | 意味 |
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作業上および操作上で特に注意していただきたいことを説明しています。この注意事項を守らないと、故障の原因になることがあります。注意してください。 |
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説明の補足事項や知っておくと便利なことを説明しています。 |
このマニュアルをお読みになる前に
本製品には、印刷物で「かんたんセットアップガイド」「製品情報」の2つのマニュアルが付属しています。
各マニュアルには、以下の内容が記載されています。該当する内容がありましたら、そちらをお読みください。
※マニュアルの改訂により、内容の一部が変更される場合があります。
「かんたんセットアップガイド」の主な内容
- 本製品をインターネット機器(終端装置)に接続する手順
- Windows/Macパソコン、スマートフォン / タブレット(AndroidまたはiOS)から、本製品およびインターネットへ接続する方法
「製品情報」の主な内容
- 本製品の各部の名称とはたらき
- 本製品の基本情報
- 工場出荷時における設定値および基本仕様
- 注意事項
- 保証規定
- サポートサービスのご案内
MEMO
印刷物のマニュアルが見当たらない場合には
エレコム・ホームページより、最新のPDF版をダウンロードすることができます。
本製品の概要
- らくらく引っ越し機能
- 利用中のルーターからWi-Fi接続情報(SSID、パスワード)をそのまま引き継ぐことができるので、あらたにスマートフォンなどの端末側で無線接続設定を変更する必要がありません。詳細
- バンドステアリング機能
- 2.4GHzと5GHzのうち、混雑していないほうの帯域を自動的に判別し、どちらかに接続します。詳細
- 設定ツール「かんたんセットアップ4」でスマートフォン/Windows/Macからのインターネット接続
- PPPoE接続、DHCP接続、固定IP接続、「v6プラス※1」、「transix※2」という標準的なインターネット接続回線の種別を自動判別し、適切な接続方法が自動的に設定される「お任せ接続」です。回線をあらかじめ調べて、手動で選択する必要がありません。※1「v6プラス」は、日本ネットワークイネイブラー株式会社の登録商標(または商標)です。
※2「transix」は、インターネットマルチフィード株式会社の登録商標です。 - ボタンひとつで接続完了、WPS機能
- 面倒な暗号化の設定を意識することなく、簡単に無線LAN接続を設定できる「WPS」機能に対応しています。
- 簡単にお客様用の接続アカウントを発行できる「友だちWi-Fi™」機能搭載
- 設定画面から簡単な操作でお客様用のSSIDと暗号化キーを発行することができます。詳細
- お子様のインターネット接続を制限できる「こどもネットタイマー3」機能搭載
- Wi-Fiゲーム機やスマートフォン、パソコンなどからインターネットへ接続する時間を1日単位で制限することができます。タイマーとスケジュールを同時設定ができますので、お子様のインターネット利用を安心して管理することができます。詳細
- 子機モード(コンバーターモード)と中継器モード(リピーターモード)を搭載
- 有線LANポートを持つネットワーク機器を無線化することができる「子機モード(コンバーターモード)」と、電波の届きにくい場所でも無線電波を中継して通信範囲をより広く使用することができる「中継器モード(リピーターモード)」を搭載しています。※中継器モードである本製品へ、もう1台中継器を接続してお使いいただくことはできません。
- Webブラウザーベースの管理画面(設定ユーティリティ)を搭載
- 本製品の設定は、スマートフォンやパソコンのWebブラウザー上から、本体に内蔵されたWebベースの管理画面(設定ユーティリティ)を起動して行います。Webブラウザーからの解りやすいメニューで操作できます。
- IPv6パススルー(ブリッジ)機能を搭載
- さまざまなアプリケーションや音声映像を楽しめるIPv6サービスを利用できるように、「IPv6パススルー(ブリッジ)」機能を搭載しています。(初期値:無効)詳細
- 各種無線セキュリティー機能に対応
- より高度な暗号化であるWPA2-PSKに対応しています。WPAでは、暗号キーを一定時間ごとに自動的に変更しますので、外部からの不正解読が困難になっています。
- 特定の通信の帯域幅を確保できる「QoS」機能に対応
- 全体の帯域のうち、特定のサービスに一定の帯域を確保できます。この機能を使うことで、ストリーミング映像を楽しんでいるときに、他のサービスに帯域を取られて、映像が止まるというような心配がなくなります。詳細
- バーチャルサーバー機能を搭載
- ポート転送(ポートフォワーディング機能)を搭載しており、本製品に接続したパソコンを「バーチャルサーバー」としてインターネット経由で安全に公開できます。詳細
- 次世代通信IPv6(IPoE)に対応
- 次世代通信規格「IPv6」を利用した高速インターネット通信に対応しています。また「IPv4 over IPv6」技術により、従来よりも高速なインターネット通信をご利用いただけます。
設定画面について
本製品の各種設定をするために、Webブラウザーから利用できる管理画面(設定ユーティリティ)があります。
表示方法
本機に接続しているモバイル機器やPCのブラウザーを開き、以下のWebページを表示します。
- ご利用のブラウザー(Chromeなど)のバージョンによっては「保護されていない」などの警告が表示される場合がありますが、セキュリティ上問題ありません。そのまま操作を続けてください。
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各ボタンの詳しい内容や設定方法については、「設定リファレンス」をお読みください。
設定リファレンス -
AP(アクセスポイント)モード時の本製品のIPアドレスは、「192.168.2.1」です。
モード変更後に設定ユーティリティにアクセスしたい場合は、本製品にお使いのパソコンだけを接続した状態で電源をONにし、お使いのパソコンのIPアドレスを「192.168.2.xxx」(xxxは任意の数字)に固定してアクセスしてください。※APモードで利用中の本製品に別のルーターを接続すると、IPアドレスが変わる場合があります。本製品からルーターを外して電源を入れ直すと、IPアドレスは「192.168.2.1」に戻ります。
パソコンのIPアドレスを固定する方法は下記のURLを参照してください。
http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=6014 -
表示されるメニューは設定しているモードによって異なります。
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画面サイズによって表示が最適化されますので、お使いの端末によって画面の見え方が異なりますが、内容は同じです。
- ファームウェアの更新や機能の追加により、表示される画面が異なる場合があります。