最初にお読みください

安全にインターネットを使用するために

適切なセキュリティ対策について

インターネットは大変便利で生活に欠かせないものですが、インターネットにはセキュリティリスクが常に潜んでいます。
インターネットを安全に使用するために、セキュリティ設定やサポート期間に関して各項目をお読みになり、適切な対策を行ってください。
設定内容によっては、セキュリティリスクを伴う場合があります。よくご確認のうえ設定を行ってください。

最新ファームウェアでの運用

本製品は、「オンラインバージョンアップ機能」に対応しています。
「オンラインバージョンアップ機能」(以下「本機能」とします。)は、本製品の機能の充実や改良、セキュリティ上の不具合を改善するためのファームウェア更新があった場合に、インターネットを介して自動でバージョンアップする機能です。
本機能は、工場出荷時に有効になっています。本機能に関して許諾いただけない場合は、下記手順で機能を無効にしてください。

【無効にする方法】

  1. Web ブラウザーを起動して、本製品の設定画面(管理画面) を開く
  2. 設定画面( 管理画面) のHOME 画面から「その他設定」を選択する
  3. 「その他設定」画面が表示されたら「ファームウェア更新」を選択する
  4. 「ファームウェア更新」画面が表示されたら「オンラインバージョンアップ(自動)」「- 更新時刻」をプルダウンして「無効」を選択する
  5. 「オンラインバージョンアップ(自動)」「- 更新時刻」が「無効」になっていることを確認したのち、最後に「適用」を選択する

※ 設定の反映が終わるまで、本製品の電源を切らないでください

ただし、本機能を無効にした場合、脆弱性などのセキュリティ上の不具合を改善するような重要なファームウェアの更新であっても、自動的にバージョンアップは行いません。
改善前のファームウェアをそのまま使用し続ける場合、悪意のある第三者から不正なアクセスをされる危険が残る可能性があります。
その場合、当社では一切の責任を負いかねます。お客様ご自身で定期的にファームウェアアップデートをおこなってください。
ご自身でファームウェアをアップデートする方法は、下記ページを確認してください。

ファームウェアを最新のものに更新したい

より安全なものにパスワード設定(初期値からの変更)

本製品は設定画面にアクセスするログインパスワードが出荷時から製品ごとに、ランダムなパスワードが設定されています。
ログインIDは固定値のため、ご自身で改めて複雑なログインID/ログインパスワードを設定することで、悪意のある第三者から推測されにくくなり、よりセキュリティ強度を高めることが可能です。ご自身でログインID/ログインパスワードを設定する方法は、下記ページで確認してください。

ログインID / ログインパスワードを変更したい

セキュリティリスクの高い設定変更について

以下は設定を変更することで、セキュリティ強度が下がる危険がある設定の一例です。
これらの設定を行う場合は、デバイス側にもセキュリティソフトやアプリをインストールするなど、適切にセキュリティ対策を行ってください。

・DMZを使用する

DMZ(DeMilitarized Zone)とは、ルーターのポート(入り口)をすべて開けて、外部(インターネット)からのアクセスを可能にする機能です。通常、NAT変換を利用するルーターでは、WAN(インターネット)側からLAN上の機器にアクセスすることはできません。
DMZ機能を使用すると、指定した端末にWAN側からアクセスできるようになります。これにより、LAN上からは通常使用できない双方向通信のサービスを利用できますが反面、インターネット側からの攻撃に脆弱になるため、別途セキュリティ対策が必要となります。

・ポートフォワーディング(ポート開放)を有効にして使用する

ポートフォワーディングを行うと、内部ネットワーク上の特定の機器またはサービスがインターネットから直接アクセス可能になります。
これにより、その機器やサービスが攻撃の対象になる可能性が高まります。攻撃者がポートフォワーディング経由で侵入に成功した場合、そのデバイスだけでなく、内部ネットワーク全体が攻撃者にアクセスされる可能性があります。
セキュリティリスクを軽減するためには、必要最小限のポートのみ開放し、不要なポートやサービスは公開しないなど、十分に注意と対策を行う必要があります。

・古い暗号化方式(WEPまたはTKIP)を使用する

WEPやTKIPはの古い暗号化方式ではセキュリティ面で非常に脆弱で、これらの暗号方式は現在では簡単に解読可能です。
Wi-Fiの暗号化方式は「WPA3 Personal(AES)」または「WPA2 Personal(AES)」を使用できるデバイスの使用を検討してください。
※本製品はWEP、TKIPは非対応です。

サポート期間について

当社のネットワーク製品は、安全かつ快適なインターネット環境を提供するため、セキュリティアップデートなどの技術サポートを提供しています。
技術サポートの提供は、各製品ごとに対応可能期間を設定しており、サポート可能期間は各製品の生産終了後、最長5年です※。
サポート期間が終了した製品を使い続けることにより、セキュリティリスクが増加するため使用し続けることはおすすめできません。
より安全にインターネットをお使いいただくため、最新の製品への買い替えをご検討ください。
各製品のサポート期間は当社Web ページにてご確認いただけます。
※ 使用部品やソフトウェアの状況により期限内でもサポート対応ができない場合があります。
※ 製品向けに提供しているアプリやサービスは、サポート期間中でも予告なく提供を終了する場合があります。

サポート終了・終了予定リスト

廃棄について

本製品を廃棄または譲渡する場合などは、必ず本製品の初期化を行ってください。
本製品には守るべき情報資産が保存されている場合があり、初期化せずに廃棄または譲渡することで、悪意のある第三者から不正なアクセスをされるリスクがあります。
初期化の手順は製品の同梱マニュアルに記載された「初期化の方法」をご確認ください。
同梱のマニュアルは各WebページよりPDFでもご確認いただけます。

同梱のマニュアルについて

page top