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ネットワークが肥大化しデータ量が増えると、ネットワークのパフォーマンスは低下する一方です。
”Navitool Lite”は、そんな現状のネットワーク環境を監視して、より効率的なネットワークを運用するにはどのようにすればよいかを提案する便利なツールです。Navitool
Liteから得られた情報を元にネットワーク改善計画を提案したり、稟議書に解析資料を添付することで説得力のある書類づくりも可能です。
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おもな特長
■リモートパワーマネージメント機能を使うことで、Wake on LAN対応イーサネットボード搭載のPCを遠隔地からリモートで起動することができます。Wake
up Packetを簡単に送ることができるオプション機能が豊富です。
■ネットワークに対して解析用パケットを流さず、あくまで受動的にネットワークを解析するため、無用な障害を発生させることがありません。
■パケットからユーザ名、MACアドレス、IPアドレスなどを自動解析し、複雑なネットワーク構成図をわかりやすく画面に表示します。構成図は10秒ごとに更新されます。
■送信パケット、受信パケット、IPアドレスなどの並び替えができますので、ひと目でネットワーク状況が把握できます。
■アクティブなホストやWake on LAN対応のホストを区別して表示することができます。
■ネットワーク構成図やネットワーク機器一覧から選択した機器に対して、Magic Packetを簡単に送信できます。MACアドレスを指定する必要がありません。 |
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Wake
on LANを便利に使えるオプション機能 |
Wake on LAN機能に関する豊富なオプションがあります。指定したホストをすぐに起動する「即時Wake
up」、Wake on LAN対応ホストをグループ化できる「WOLグループ」、グループ化したホストをタイマーで起動できる「WOLタイマー」などの機能があります。
■WOLグループ登録 |
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機器単位でMagic Packetを送信するだけでなく、
グループを登録することで、グループ単位でMagic Packetの送信が可能 |
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■WOLタイマー |
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時間、曜日、日付を設定することで、自動的にWake
up Packetを送信できる「WOLタイマー」機能を搭載 |
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■IPルータを超えてMagic Packetを送信可能(サポート対象外)
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※すべての「IPブロードキャスト」をフォワードに設定している必要があります。
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Navitool
Liteの動作条件 |
OS
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Windows95/98/Me/2000/XP/NT3.51/NT4.0
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CPU
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Pentium 75 以上を推奨
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メモリ
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16MB以上を推奨 |
ディスク容量
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約2MB |
イーサネット
アダプタ
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Navitool Liteをお使いになるには、NDISのpromiscuous
modeをサポートしたイーサネットアダプタが必要です。
promiscuous modeとは、NDISがサポートしている受信モードのひとつで、すべてのパケットを受信するモードのことです。ほとんどのイーサネットアダプタのNDISドライバは、このモードをサポートしています。しかし、一部にはサポートしないイーサネットアダプタもあります。ドライバのバージョンアップで利用できるようになることもありますので、サポートしていない場合は、各アダプタメーカーにお尋ねください。当社製アダプタはすべてpromiscuous
modeをサポートしております。
また、Navitool Liteのリモートパワーマネージメント機能を使用する場合は、Wake on LANに対応したイーサネットアダプタが必要です。弊社では、LD-10/100AWLなどを用意しております。
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※リモートパワーマネージメント
Navitool Liteは「wake up packet(magic packet)」を送出することができます。これにより「Wake
on LAN」機能に対応するようにセットアップされたコンピュータなら、TCP/IPプロトコルを使用し、手元にないコンピュータの起動を行うことができます。Wake
on LAN機能を使うことで、設置場所に出向く必要もなく、電源を必要な時だけオンにすればよいので、効率アップと省エネが計れます。
※Wake on LAN
Wake on LANとは、ACPI(Advanced Configuration and Power
Interface)規格の機能のひとつです。Wake on LAN機能を使用すると、電源管理ツールのインストールされているコンピュータから「wake
up packet(magic packet)」を特定のコンピュータに送出することで、そのコンピュータの電源をリモートで入れることが可能です。遠隔地のホストに出向かなくても、リモートで電源を起動し、ホストのコンピュータを操作することができます。休日や夜間にホストを一斉起動してアプリケーションを一斉に更新するなど、メンテナンスにも威力を発揮します。Wake
on LAN機能を使うには、Wake on LAN対応のイーサネットボードなど次のような条件が必要です。
・Wake on LAN対応イーサネットボード(当社対応製品 LD-10/100AWL)
・BIOSがWake on LANに対応したマザーボードを持ったコンピュータ
・Navitool Liteのようなリモートパワーマネージメント機能を搭載したネットワークツール |
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