System.iniを書き換えることでUSBホイールマウスを動作させる方法

更新日 99/07/19



GRAST TypeWSおよびM-WULT4LGは、system.iniの、ラベル[386enh]にある、「mouse=」で始まる行に、 「msmouse.vxd」とかかれていない場合はホイールが動作しないことが確認されています。

M-SP2D、M-WP2Y4のインストーラが、専用のドライバを使用するため、system.iniのマウスに関する部分を書き換えているほか、プリインストール状態ですでにsystem.iniの該当部分にmsmouse.vxdがない場合があります。
GRAST TypeWSおよびM-WULT4LGはマイクロソフトのマウスドライバを使用するため、 該当部分が書き換えられた状態では正常動作しないのです。

※下記操作を行ったために起こる一切の結果に関して、当社は一切の責任を負いかねます。
Windowsのシステムに関わる重要なファイルを操作するので慎重に行ってください。




  1. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」を選択し、「sysedit」と入力してEnterキーを押します。
  2. システムエディタが起動し、いくつかのiniファイルが開きます。そのうちの「system.ini」を編集します。
  3. [386Enh]というラベルのあるブロックの「mouse=」で始まる行を編集します。
    mouse=*vmouse」と書かれていれば、この後ろに「, msmouse.vxd」と付け加えます。
    頭のコンマと続く半角スペースを忘れずに打ち込んでください。
    ほかの状態になっている場合は、当社で確認されている状況とは異なる現象であることが考えられます。副次的な問題が発生する可能性がありますので変更は控えてください。
  4. システムエディタを終了します。終了時に保存するかどうか聞いて来るので、保存します。
  5. Windows98を再起動します。