設定事例集

設定事例集 | EHB-SG2Bシリーズ ストームコントロール設定 -
ループの影響を抑える

Webスマートギガスイッチ EHB-SG2Bシリーズの設定事例をご紹介します。

構成・条件・概要

目的

ストームコントロールを設定し、データトラフィックの過負荷を防ぐ。

設定概要

EHB-SG2Bシリーズを1台使用します。
制限するデータ通信の決定
ブロードキャスト/マルチキャスト/DLF※宛先不明ユニキャスト 全てを対象とします。
対象データ通信のしきい値設定
ストームコントロールのしきい値は16Kpps(64pps×250)とします。
ポート1~8を設定対象とすると共に、ストームコントロール反映内容は同一とします。

「EHB-SG2B08」を例に記載しております。(ファームウェアバージョンは 1.00.004)

導入構成イメージ

設定の流れ

STEP1 - ストームコントロール設定画面を開く

  • メニューアイコンの[ネットワーク]アイコンより、[帯域制御]を選択し、
    [ストームコントロール設定]画面を開きます。

STEP2 - ストームコントロールを「有効」にする。

ストームコントロール対象ポート毎に下記設定を行います。

  • ストームコントロールを「有効」にする。
    ポート1の[DLF]、[ブロードキャスト]、[マルチキャスト]のストームコントロールを「有効」にします。(初期設定値は、全ポート無効となっています。)
  • ストームコントロール設定ポートの「しきい値」の入力。
    しきい値は、64ppsの倍数を入力します。(範囲:1~15625、初期値:15625)
    今回、しきい値を「16Kpps」に設定しますので、ポート1の[しきい値]に「250」と入力します。(16Kpps = 64pps×250)
  • ストームコントロールの「有効」設定ならびに「しきい値」の入力が完了したら、[適用]ボタンをクリックします。

ポート1の設定完了後、以降のポートも同様の設定を行います。

以上で設定は完了です。

参考設定ファイル

設定ファイル

「EHB-SG2B08」と「EHB-SG2B08-PL」の参考設定ファイルをこちらからダウンロード可能です。
本設定はサンプルとなりますので導入時はお客様ネットワーク環境に合わせて適宜変更下さい。

「EHB-SG2B08」設定ファイル のダウンロード >
「EHB-SG2B08-PL」設定ファイル のダウンロード >

※スイッチの設定は、ネットワーク環境により異なります。
設定例ファイル読み込むと現在の設定が変更され、通信や設定ができなくなる場合がございます。適用前に、かならず、現在の設定を保存してください。