設定事例集 | EHB-SG2Bシリーズ
プライベートVLAN設定
インターネットマンションで利用する
Webスマートギガスイッチ EHB-SG2Bシリーズの設定事例をご紹介します。
構成・条件・概要
設定の流れ
STEP1 - 新規VLANの作成
STEP1 - 新規VLANの作成
- 本製品の設定画面にログインします。
※本製品への接続方法につきましては、ユーザーズマニュアル
「本製品の設置方法」(P32)を別途参照下さい。 - ユーザーズマニュアルは下記からダウンロ-ド可能です。
http://www2.elecom.co.jp/search/manual/search.asp?keyword=EHB-SG2B&next.x=41&next.y=15
- メニューアイコンより、[ネットワーク] - [VLAN] - [Tagged] を選択します。
- 新規VLAN 「VLAN2」 を作成します。
※工場出荷設定では全ポートが 「VLAN1」 に割り当てられています。
新規VLANの作成は [VLAN] - [Tagged] - [タグ付きVLAN設定]」 より行います。 - VLAN IDには 「2」 をVLAN名には「VLAN2」(VLAN名は任意)と入力します。
※対象VLANより管理画面へのアクセスを許可する場合には管理VLANステータスを「有効」 にして下さい。(工場出荷設定では「無効」)
- VLAN2の対象ポートを設定します。
[StaticUntagged] より、ポート1からポート10(全ポート)にチェックを入れ、
最後に [適用] ボタン をクリックします。
- VLAN2の設定が反映されていることを確認します。
[Tagged] - [タグ付きVALNテーブル] に先程設定したVLAN2の情報が追加されている事を確認します。
STEP2 - 「PVID」の設定
STEP2 - 「PVID」の設定
ポート設定より、インターネット側アップリンクポート(ポート1) の「PVID」の変更を行います。
- [VLAN] - [ポート] を選択し、 [ポート設定]画面を表示します。
ポート1のPVIDのみを「PVID1」に変更します。
PVIDの変更を実施した、ポート1の[適用]ボタンをクリックします。(設定が反映されます)
ポート(PVID)設定イメージ
対象ポート | PVID名 | ポート収容先 |
---|---|---|
ポート1 | PVID1 | インターネット側、アップリンクポート |
ポート2~ポート10 | PVID2 | 各部屋/各部屋用L2スイッチ 収容ポート |
STEP3 - 「ラーニングモード設定変更」
STEP3 - 「ラーニングモード設定変更」
フォワーディングテーブルモード設定より、ラーニングモードの設定変更を行います。
- [VLAN] - [転送] をクリックし、[フォワーディングテーブルモード設定]画面を表示します。
- [ラーニングモード]を「IVL」から「SVL」に変更し、 [適用] ボタン をクリックします。
- 確認画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
STEP4 - 「プライベートVLAN設定」
STEP4 - 「プライベートVLAN設定」
プライベートVLAN設定より、転送先ポートを設定します。
- [VLAN] - [プライベート] をクリックし、
[プライベートVLAN設定]画面を表示します。 - [VLAN] - [プライベートVLANステータス] を有効にして、[適用]ボタンをクリックします。
- 転送ポートの設定(ポート1)
[ポート選択]にて、各「送信元ポート」からの「転送ポート」設定を行います。[送信元ポート]のプルダウンより「1」を選択し、対象の[転送ポート]にチェックを行います。
送信元「ポート1」はインターネット側、アップリンクポートとなる為、全てのポート
(ポート2~10)を[転送ポート]としてチェックを入れ、[適用]ボタンをクリックします。
- 転送ポートの設定(ポート2~10)
「」と同様の手順で、各「送信元ポート」からの「転送ポート」設定を行います。
ポート2~10はポート1(アップリンクポート)以外の通信は許可しませんので、[転送ポート]は「ポート1」のみにチェックを入れ、[適用]ボタンをクリックします。
下記は「ポート2」の転送ポート設定です。以降のポートも同様に、転送ポートは「ポート1」のみにチェックを入れ、最後に[適用]ボタンをクリックします。
- ポートリストの確認
転送ポートの設定内容につきましては[ポートリスト]で確認できます。各部屋のポート2~10は、アップリンクのポート1のみの通信が許可され、ポート2~10間での通信は許可されていない事がポートリストから確認できます。
以上で設定は完了です。