設定事例集

設定事例集 | EHB-SX2A08F / EHB-SQ2A08 ストームコントロール設定
ループの影響を抑える

マルチギガ対応Webスマート EHB-SX2A08F/EHB-SQ2A08の設定事例をご紹介。

構成・条件・概要

対象モデル

目的

ストームコントロールを設定し、データトラフィックの過負荷を防ぐ。

設定概要

EHB-SX2A08F、またはEHB-SQ2A08を1台使用します。
制限するデータ通信の決定
-ブロードキャスト/マルチキャスト/宛先不明なユニキャスト 全てを対象とします。
設定対象はポート1~8とします。
対象データのしきい値設定
-しきい値設定はいずれも16Kbpsとします。

※本手順は、「EHB-SQ2A08」を例に記載しております。(ファームウェアバーション:1.0.18)

導入構成イメージ

設定の流れ

STEP1 - 「ループ防止」の有効化

  • 本製品の設定画面にログインします。
    工場出荷時は、ユーザー名、パスワード共に、admin となります。
    ※本製品への接続方法につきましては、「クイックセットアップガイド」ならびに、「ユーザーズマニュアル」を別途、参照ください。
  • 「Switch Function」設定メニューの「ループ防止」-「プロパティ」をクリックします。(1-2-1.)
    プロパティの状態の「有効」にチェックを入れ、「ループ防止」の有効後、(1-2-2.)
     [適用]ボタンをクリックします。
    ※工場出荷時、「ループ防止」は無効になっています。

【参考】ループ防止機能 動作ポートの確認

①前面パネルのLED による確認※1.の他、
※1.ループ防止有効時に、ループが発生した場合は、遮断されているポートのLEDが、1秒間隔で点滅します。
②設定画面の「ループ防止機能表示テーブル」※2.においてもループ防止機能 動作ポートを確認可能です。(1-2-3.)
※2.「ループ防止」-「ステータス」をクリックし、「ループ防止機能表示テーブル」を確認。
ループ防止機能動作時、遮断されたポートのループバック状態が「ループ」と表示されます。

1-2-3.

STEP2 - ストームコントロールを「有効」にする。

  • ストームコントロール対象ポートの選択
    設定画面、左の「Switch Function」設定メニューより、「セキュリティ」をクリック後、「セキュリティ」配下の「ストームコントロール」をクリックし、「ポート設定テーブル」画面が表示されます。(2-1-1)
    ストームコントロール設定対象ポートのチェックボックスにチェックを入れ、[編集]ボタンをクリックします。(2-1-2)
    ※本設定ではすべてのポート(1~8)にチェックをいれます。
  • ストームコントロールの設定
    ポート設定編集画面が表示されますので、ストームコントロール対象の有効チェックボックスにチェックを入れ、任意のしきい値を入力後、[適用]ボタンをクリックします。
    ※本設定ではすべてのしきい値を16Kbpsとします。
  • 設定の反映
    [適用]ボタンをクリック後、設定が反映されていることを確認します。

ポート1の設定完了後、以降のポートも同様の設定を行います。

以上で、ストームコントロール設定は完了です。

参考設定ファイル

設定ファイル

「EHB-SX2A08F」と「EHB-SQ2A08」の参考設定ファイルをこちらからダウンロード可能です。
本設定はサンプルとなりますので導入時はお客様ネットワーク環境に合わせて適宜変更下さい。

「EHB-SX2A08F」設定ファイル のダウンロード >
「EHB-SQ2A08」設定ファイル のダウンロード >

※スイッチの設定は、ネットワーク環境により異なります。
設定例ファイル読み込むと現在の設定が変更され、通信や設定ができなくなる場合がございます。適用前に、かならず、現在の設定を保存してください。