ネットワーク推奨帯域
満たす学校2割程度

令和6年4月24日に文部科学省が発表した公立小・中・高等学校における通信速度の調査結果によると、
全国の学校で推奨帯域を満たす学校は約2割にとどまることが明らかになりました。
特に、学校の規模が大きくなるほど推奨帯域を満たす割合が減少する傾向が見られました。

【調査目的】 ・GIGA端末を使用する通信環境について、学校設置者が契約している通信契約の内容や、各学校における実際の通信速度を把握すること等を目的に調査を実施
【対象】 ・学校設置者(各都道府県・市区町村教育委員会(約1,800委員会))
・全ての公立小・中・高等学校(約32,000校)
【実施時期】 ・令和5年11月~12月
【調査内容】 (学校設置者)
・ GIGA端末を使用する主な通信契約の内容や、ネットワークアセスメントの実施状況等
(学校)
・ GIGA端末を使用する通信環境において実効速度を計測
※ 無線アクセスポイントにGIGA端末を接続し、速度測定サイトにアクセスして計測。できる限り学校学校全体での速度に近い値を把握するため、授業時間外(児童生徒がトラフィックを発生させていない時間帯)で計測
学校のネットワークの現状について
令和6年4月 文部科学省

また、令和6年4月26日に行われた文部科学大臣の記者会見では、この調査結果を受けてネットワークアセスメントについて言及がありました。

盛山正仁文部科学大臣記者会見録
(令和6年4月26日)

こんなお困りごと
ございませんか?

ネットワークの環境が悪いので授業が滞る・・・、問い合わせへの解決策がわからない、CBT化に向けて現行の環境では不安・・・、ネットワークアセスメントや促進に興味がある、一斉仕様で接続が不安定に、デジタル教材を導入するには環境に不安が ネットワークの環境が悪いので授業が滞る・・・、問い合わせへの解決策がわからない、CBT化に向けて現行の環境では不安・・・、ネットワークアセスメントや促進に興味がある、一斉仕様で接続が不安定に、デジタル教材を導入するには環境に不安が

エレコムグループに
ご相談ください!

まずは「ネットワークアセスメント」
調査・分析から!

「ネットワークアセスメント」とは?

学校のネットワークがつながりにくい原因は、「学校内のネットワーク」と「学校外のネットワーク」の二つに大別できます。「学校内のネットワーク」には、「無線AP」、「スイッチ」、「ファイアウォール」、「ルータ」などのネットワーク関連機器と、それらをつなぐ「ケーブル」が含まれます。一方、「学校外のネットワーク」は、インターネットや拠点間を接続する回線で構成されています。これらのネットワーク構成要素を評価し、問題点や原因箇所を特定する作業をネットワークアセスメントと呼びます。

ネットワークアセスメントの例

ネットワーク測定

通信量やセッション数を
測定

無線調査

無線の電波干渉の有無や
カバーエリアの調査

ネットワークの
構成調査

ネットワークの構成や
機器の設定の調査

スループット・
レイテンシー調査

通信速度や通信遅延の調査

2024.06.03