エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長:柴田幸生)は、普段使いでき、非常時にも活躍するポータブルバッテリー3シリーズが一般社団法人フェーズフリー協会主催の「フェーズフリーアワード2022」の事業部門に入選し、その内、「ランタン付きポータブルバッテリー」と「NESTOUT バッテリーシリーズ」がフェーズフリー認証を取得しましたのでお知らせいたします。
「フェーズフリー」とは、ふだん身のまわりにあるモノやサービスを「日常時」と「非常時」というフェーズ(社会の状態)からフリーにして、いつもともしもに関わらず生活の質を向上させ、私たちの生活や命を守ってくれるものにしようという新しい考え方です。非常時のための特別なものではなく、日常時にも非常時にも役に立つモノやサービスを普及させることによって、誰もが安心して豊かに暮らせる社会を作りたいという想いから生まれました。
フェーズフリーアワードは、「フェーズフリー」のコンセプトによって、「災害による被害が起こりにくい、安心して豊かに暮らせる」社会を実現していくための活動の一つです。2019年にはじまった「フェーズフリーアクションパートナー」制度および「フェーズフリー認証」制度に続く、3つめの柱として、昨年2021年にこの「フェーズフリーアワード」がスタートしました。
審査と授賞式・シンポジウムの開催により、フェーズフリーの認知度向上をはかり、またフェーズフリーの新たな知見を社会に還元し、災害と共存しながらも安心して豊かに暮らせる社会を目指します。
(https://aw.phasefree.net/about/)
従来のポータブル電源は大きく重たく、見た目もあまりスマートではない製品が多く、日常的な使用が難しいデザインでしたが、本製品はフェーズフリーの考えを元に日常使いできるように仕上げています。小さく軽量で室内にあってもインテリアを阻害しない見た目を目指しました。さらに、蛇腹式のランタンを内蔵することで枕元のライトやキャンプ時にも活躍します。ちょっとした雨にも耐えられるIP44を取得し、また停電時やキャンプ時にソーラー充電器から充電できる仕様になっています。
一般的にモバイルバッテリーは、スマートフォンを充電する用途で使用されますが、本製品シリーズはアウトドアなど過酷な環境でも壊れにくく安全に使える仕様となっています。防水防塵耐衝撃設計で、様々なことが想定される災害時でも壊れることなく役目を果たすことができます。また、スマートフォンの充電以外にもLEDランタンなどの専用ギアを取り付けることでエネルギーを無駄にせず使うことができます。さらにソーラー充電器を使えば、太陽光によって短時間で充電できるため、スマートフォンや照明など災害時に必要な物を安心して使い続けることができます。
従来の自転車ライトは夜間走行時の光源としての機能にのみフォーカスされており、災害時を含めた日常生活への配慮や拡張性に欠けていました。そこで自転車ライトを非常時の緊急電源として使用できるよう、USBでのスマートフォン充電機能を搭載しました。さらに本体のフォルムは懐中電灯として使用する際に手に馴染む円筒形を採用し、雨天時にも滑りにくい粗めのテクスチャーを施しています。また、クランプタイプのブラケットを採用し、夜間走行中の自転車故障時に路上の手すりに取り付けて手元灯にするなど、自転車ライトだけに留まらない幅広い用途で使用が可能です。また、繰り返し充電が可能なリチウムイオンバッテリーの採用、アルミ筐体の採用によりサステナブルな社会の実現にも貢献します。