Better being Stories

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2025.12.04

災害時も、日常も。テクノロジーで支える、市民の"安心"な毎日。
横須賀市との連携協定についての活動報告

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エレコムは、パーパス「Better being」の実現に向け、当社の製品や技術を通して社会課題の解決に取り組んでいます。2025年6月、神奈川県横須賀市と締結した「市民の健康と福祉の推進にかかる連携協定」もその一つ。この協定に基づき寄贈した製品が、市の「防災」と「健康増進」の現場でどのように活用され、市民の皆さまの暮らしに貢献しているのかをご紹介します。

災害への備え、電源確保で築く「安心」

災害はいつ起こるかわかりません。特に停電が発生した際の電源確保は、市民の安全を守る上で課題となっています。エレコムは、この課題に対応するため、ポータブル電源とソーラーパネルを寄贈し、これらの製品は市内の拠点に迅速に配備されました。

―災害時福祉避難所での活用

市内47か所の福祉避難所に配備され、停電が発生しても情報通信機器などへ電力を供給できる体制が整いました。これにより、災害時における市民の安全確保体制が大きく強化されました。平常時は各施設で管理・点検され、有事に備えています。

災害時福祉避難所への製品配備

―災害対応拠点での活用

保健師の活動拠点となる「ウェルシティ(横須賀市役所出先施設)」にも配備。ここでは機器を常時充電しており、災害発生と同時に即時稼働できる体制を構築。発災直後の迅速な情報収集などに活用されます。
もしもの時、人と暮らしを守るための電力を確保する。エレコムの製品が、災害に強いまちづくりの一翼を担っています。

災害時対応拠点への製品配備

毎日の健康を見守り、暮らしに寄り添う

防災だけでなく、市民一人ひとりの日々の健康も安心な生活に不可欠な要素です。エレコムのヘルスケア製品が、横須賀市の健康増進施策をサポートしています。

―専門職と連携した、妊産婦の体重管理サポート

妊娠中の適切な体重管理は、母子ともに健やかな出産を迎えるために非常に重要です。そこで、希望する妊産婦の方(先着300名)にエレコム製の体重計を無償で提供。利用者は自宅で日々の体重を記録し、そのデータを基に保健師、助産師や管理栄養士などの専門職がアドバイスを行うサポートが実施されています。テクノロジーと専門家の知見を組み合わせることで、妊産婦が安心して出産に臨める環境づくりに貢献しています。

―働きざかり世代の健康づくりを支援

生活習慣病の予防が重要となる働き盛り世代に向けて、市が実施する健康経営支援事業「健康チャレンジ」でもエレコム製品が役立てられています。参加を希望した企業・団体(先着5団体)に対し、体重計と血圧計を無償で貸与。従業員が休憩時間などに職場で気軽に自身の体重や血圧を測定できる環境が整備されました。これにより、健康への意識向上とセルフチェックの習慣化が促進され、従業員の健康リテラシー向上に繋がることが期待されています。

働きざかり世代への健康づくりについては、事業所へのアプローチにより5社から申し込みがあり、現在2社の事業者へ「健康チャレンジ」を実施しました。参加した従業員の方々に対し、体重測定や血圧測定によるセルフチェックの重要性をお伝えすることで、健康に関心を持っていただくためのきっかけづくりを行っています。

また、若い女性のやせ改善のための取り組みの一つとして高校生へのアプローチも実施。体格や生活習慣の実態把握と健康教育を行います。この取り組みにもエレコムの体組成計が役立てられています。

災害という「もしも」の不安から、日常生活における「いつも」の健康まで。エレコムは、今後もテクノロジーの力で人々の暮らしに寄り添い、支えていきます。

エレコムグループは、今まで、そしてこれからも、より良き製品・サービス・ソリューション、より良き社会、より良き会社を追求しつづけます。

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