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ワイヤレスイヤホンの
選び方
How To Choose Wireless Earphones

種類別・ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットと目的別の選び方

種類別・ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットと目的別の選び方

最近、ワイヤレスイヤホンを使う人が増えてきました。ですがワイヤレスイヤホンにも複数の種類があることや、通常のイヤホンとは異なり、音声データに変換するコーデックの仕組みが複数あることなど、実際に購入した人でないとわからない情報も多いでしょう。そのため、ワイヤレスイヤホンを購入しようとしたときに、たくさんの種類があって選べないという人もいるかもしれません。
ここでは、ワイヤレスイヤホンの種類別のメリット・デメリットのほか、目的別の選び方などについてご紹介します。

ワイヤレスイヤホンの仕組み

ワイヤレスイヤホンの仕組み

ワイヤレスイヤホンとは、再生デバイスとケーブルではなく、無線で接続するイヤホンのことをいいます。
このワイヤレスイヤホンに使われているのは、Bluetooth(ブルートゥース)という近距離無線通信の規格です。Bluetoothを使えば、オーディオ機器の無線接続はもちろんのこと、パソコンのキーボードやマウスなども接続できます。

ワイヤレスイヤホンの種類別の特徴とメリット・デメリット

ワイヤレスイヤホンは、ケーブルの有無やイヤホンの数などによっていくつかの種類に分けられています。
続いては、ワイヤレスイヤホンの種類別の特徴と、メリット・デメリットをご紹介しましょう。

左右一体タイプのワイヤレスイヤホン

左右一体タイプのワイヤレスイヤホン

左右一体タイプのワイヤレスイヤホンは、名前のとおり左右のイヤホンがケーブルで接続されることにより一体となっています。ケーブルは、ただつながっているだけでなく首のラインにかかるようになっているので、ネックバンド型ともいわれています。

メリット
左右一体タイプのワイヤレスイヤホンのメリットとしては、首に掛けられるので、落とすことを防ぐことができます。完全ワイヤレスイヤホンと比べるとケーブルがある分、良い音質で音の遅延が少ないイヤホンが多いです。
デメリット
左右一体タイプのワイヤレスイヤホンのデメリットは、せっかく再生デバイスとはワイヤレス接続しているにもかかわらず、ケーブルが存在していることです。
エレコムのおすすめ製品

エレコムでおすすめの左右一体タイプのワイヤレスイヤホンは、「LBT-HPC16シリーズ」になります。接続されているケーブルにはコントローラーがついており、1つのボタンで電源のON/OFFや、着信応答/通話終了、音楽の再生/停止などの操作ができます。

左右独立タイプのワイヤレスイヤホン

左右独立タイプのワイヤレスイヤホン

左右独立タイプのワイヤレスイヤホンは、名前のとおり左右のイヤホンが独立しており、ケーブルは一切ありません。そのため、耳の穴だけでホールドすることになります。左右独立タイプのイヤホンは、「完全ワイヤレスイヤホン」や「TWS(True Wireless Stereo)」とも呼ばれることがあります。

メリット
左右独立タイプのワイヤレスイヤホンのメリットとしては、左右のイヤホンをつなぐケーブルがないので、わずらわしさがないことです。また、イヤホンを片側だけでも使うことができます。
デメリット
左右独立タイプのワイヤレスイヤホンのデメリットは、きちんと装着していなかったり、サイズが合わなかったりすると落としてしまう点が挙げられます。
エレコムのおすすめ製品

エレコムでおすすめの左右独立タイプのワイヤレスイヤホンは、「LBT-TWS05シリーズ」です。最適な装着感を実現する、エルゴノミックデザインのイヤホン形状を採用しており、耳の穴に差し込むと、イヤホン本体がしっかりと挟み込まれます。これにより、激しい動きをしても落ちにくく、外でも安心してご使用いただけます。
また、フィット感が選べるイヤーキャップは内外の硬度を変えることで、音質向上とフィット感を両立させています。一般的なS・M・Lサイズに、さらに小さなXSサイズを加えた4サイズが付属しています。

片耳タイプのワイヤレスイヤホン

片耳タイプのワイヤレスイヤホン

片耳タイプのワイヤレスイヤホンは、その名のとおり左右いずれかの耳にイヤホンを装着します。そのため、ハンズフリーで電話をするために使われることが多く、「Bluetoothヘッドセット」や「ワイヤレスヘッドセット」とも呼ばれることがあります。

メリット
片耳タイプのワイヤレスイヤホンのメリットとしては、片耳しか使わないので、周囲の人と会話をしながら使用しやすいことです。
デメリット
片耳タイプのワイヤレスイヤホンのデメリットは、モノラル再生になるため、音楽鑑賞には不向きな点が挙げられます。
エレコムのおすすめ製品

エレコムでおすすめの片耳タイプのワイヤレスイヤホンは「LBT-HSC20MPシリーズ」になります。
耳周りの形状に沿わせるようにカーブさせたイヤーフックが付属し、長時間の装着でも快適に使用可能です。このイヤーフックは左右別にありますので、お好きなほうに装着できます。また、「高音質通話対応」や「ノイズ低減機能」など、会話をクリアに行うための機能も搭載しています。

目的別・ワイヤレスイヤホンの選び方

ワイヤレスイヤホンのタイプは大きく分けて3種類となりますが、製品ごとに機能は異なります。自分にとって何が必要かを見極めるために、目的別のワイヤレスイヤホンの選び方をご紹介しましょう。

音質

音楽を聴くためにワイヤレスイヤホンを使用するなら、コーデック方式にこだわりましょう。
コーデックとはデジタルデータを音声に変換する仕様のこと。コーデックは再生デバイスによって異なるため、ワイヤレスイヤホンも同じコーデックのモデルを選ばないと音質が悪くなります。
例えば、iPhoneやiPadなどのiOS端末では、高音質コーデックの「AAC」に対応しています。ほかにも、高品質なコーデックとしては、Android端末で採用されている「aptX」があります。

ノイズキャンセリング機能

ノイズキャンセリング機能の有無で、ワイヤレスイヤホンを選ぶ方法もあります。
ノイズキャンセリング機能には、イヤホン側とマイク側に異なる機能が搭載されており、イヤホン側には、電気的にノイズを軽減するアクティブノイズキャンセル(ANC)と、物理的にノイズを軽減するパッシブノイズキャンセル(PNC)があります。
マイク側には2種類のマイクで電気的に外音ノイズをカットするデュアルマイクノイズキャンセルがあります。また、ノイズキャンセリング機能ではありませんが、外音ノイズを低減し声を明瞭化するクリアボイスキャプチャー(CVC™)もあります。

遮音性

ワイヤレスイヤホンには2つのタイプがあります。ひとつは耳に入れるタイプで、「耳栓型」「カナル型」と呼ばれています。耳栓のように耳の中に入れるため、遮音性が高く音漏れの心配もありません。もうひとつは耳に入れないタイプで、「セミオープン型」や「インナーイヤー型」と呼ばれています。最近iPhoneに付属するイヤホンのようなタイプで、耳に引っかけて聞くタイプのため開放感はありますが、遮音性が低く、若干音漏れします。

バッテリーの持続時間

ワイヤレスイヤホンは電気で動く製品である以上、バッテリーの持続時間は大切です。ただし、長時間使える=バッテリー容量が大きくなるので、ワイヤレスイヤホン自体が大きく、重くなる傾向があります。日々、技術が進化しており、新しい機種のほうが古い機種に比べて消費電力が下がっている(バッテリー持続時間が長くなる)ことが多いです。ですから、古い商品より新商品を選んだほうが良いといえます。また、完全ワイヤレスイヤホンは、収納するケース自体にバッテリーを搭載しており、収納しているあいだは充電することができますので、イヤホン単体の持続時間だけで判断しないことが大切です。

付属品

ワイヤレスイヤホンを使いやすくする、付属品で選ぶことも大切です。特に、付属するイヤーキャップのサイズの種類が多ければ、それだけ自分の耳にフィットする可能性が上がります。
通常はS・M・Lの3サイズですが、エレコムの「LBT-TWS05シリーズ」のように、XSサイズがついている製品もありますので、付属品もチェックして決めたほうがいいでしょう。また、ほかにもエレコムの「LBT-HPC21MPシリーズ」のように、耳にフィットする3Dイヤーアームなどで装着性を向上させたモデルもあります。

装着方法

長時間使う可能性のあるワイヤレスイヤホンですから、装着方法も重要です。例えば、ネックバンド型で首にかけるのか、完全ワイヤレスイヤホンのように耳に中でホールドさせるのか、あるいはイヤーフックなどがついているモデルを選ぶのか、自分の好みに合った装着方法を選びましょう。

重さ

ワイヤレスイヤホンは耳に装着するので、できるだけ負担のないように軽いモデルがいいでしょう。お気に入りのワイヤレスイヤホンをいくつかピックアップしたら、結論を出す前にWebサイトや店頭で製品の重さをチェックしてみてはいかがでしょう。

マルチペアリング対応

ワイヤレスイヤホンの中には、マルチペアリングに対応している製品もあります。マルチペアリングとは、1つのワイヤレスイヤホンに対して、複数の再生デバイスを登録できる機能です。
例えば、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなど、複数の再生デバイスで1つのワイヤレスイヤホンを使うことができます。ただし、一度に使えるのは1つの再生デバイスだけです。

マルチポイント対応

マルチペアリングに似た機能として、マルチポイントに対応している製品もあります。マルチポイントとは、1つのワイヤレスイヤホンに対して、複数の再生デバイスを登録し、同時に接続できる機能です。
例えば、会社支給のスマートフォンとプライベートで使用するスマートフォンに同じワイヤレスイヤホンを登録しておけば、どちらのスマートフォンに着信があったとしても、1つのワイヤレスイヤホンで受けられます。ただし、同時に受けられる状態ではありますが、どちらかが着信してワイヤレスイヤホンを使用した場合、電話を切るまでは着信していないスマートフォンの着信を受けられません。

必要な機能を見極めて最適なワイヤレスイヤホンを選ぼう

必要な機能を見極めて最適なワイヤレスイヤホンを選ぼう

ワイヤレスイヤホンにはたくさんの機能があるため、購入する際に、何が必要で何がいらないのかを見極めることはたいへんかもしれません。
ですが、大事なことは、どのような場所で使うことが多いのか、何を聞くために使うのか、使用するイメージを考えることです。イメージがつかめれば、必要な機能を見極めることができますので、自分にとって最適なワイヤレスイヤホンを見つけることができるでしょう。