はじめに
今やスマートフォンは、ビジネスやプライベートでなくてはならない存在です。ですが、電化製品はバッテリーが切れてしまっては使用することができません。一人で使っているときならまだしも、ビジネスシーンや緊急時であれば、大きなトラブルにつながることも考えられます。そんなときに便利なのが、急速充電が可能なモバイルバッテリーです。
ここでは、急速充電に対応したモバイルバッテリーの購入時に、気をつけたいことをご紹介します。
1. モバイルバッテリーで急速充電をしたいケース
スマートフォンのバッテリー切れ、もしくは残量が少ないときに行う充電。通常のモバイルバッテリーでも対応可能ですが、十分充電するにはある程度時間がかかってしまいます。そこで、緊急性が高い場合には、急速充電できるタイプが適しているといえます。
緊急性の高い状況としては、下記のようなものが考えられます。
- 同僚や友人と待ち合わせをしたが見つからない。スマートフォンがあれば連絡できるがバッテリーが切れている。
- 外出中、顧客から急いで資料を確認するように依頼されたが、テザリングするほどバッテリーが残っていない。
- 同僚のスマートフォンのバッテリーが切れており、充電させてくれと頼まれた。
- 旅先で道に迷ったが、スマートフォンのバッテリーが切れ、Google マップなどの地図検索機能が使えない。
- ソーシャルゲームで新しいイベントが始まるが、バッテリーが切れかけているのでプレイできない。
2. 急速充電可能なモバイルバッテリーを選ぶ5つのポイント
上記の状況を見て「ありそう」と思った方は、急速充電が可能なモバイルバッテリーを用意すべきでしょう。店頭などにはパッケージに「急速充電可能」の文字が記載されているモバイルバッテリーが販売されていますが、そういった商品ならどれでもいいかというと、そうではありません。
ここでは、急速充電可能なモバイルバッテリーを購入する際に確認すべきポイントを5つご紹介します。
1 使用しているスマートフォンに必要な電力(ワット)を確認
端末によって急速充電に必要なバッテリーのパワーは異なります。例えば、18Wで充電できるモバイルバッテリーを購入しても、スマートフォン側が18Wでは急速充電ができないケースや、それ以上の速度で充電できるスマートフォンにとっては18Wでも遅いといったケースがあります。そのため、急速充電したいスマートフォンには、何ワット(W)の電力供給が必要なのかを確認しましょう。
2 モバイルバッテリーの電流(アンペア)を確認
急速充電するために必要な電力がわかったら、対応している商品を見つけます。この際に合わせて確認したいのが電流のアンペア数です。アンペア数が高いほど、早く充電できます。また、スマートフォンの機種によって、「急速充電するためには最低2A以上の電流が必要」などの条件もあるので注意が必要です。
※電力(W)は電圧(V)×電流(A)で決まるため、WとAはあわせて確認すると安心です。
3 モバイルバッテリーの急速充電規格を確認
スマートフォンでよく使われる急速充電の規格に、「Quick Charge」があります。Quick ChargeはQualcommが開発した規格で、スマートフォンには18Wの電力で急速充電できるバージョン2.0や3.0が採用されています。対応しているスマートフォンはAndroid搭載が主流です。
ほかに、パソコンでおなじみのUSB Type-Cを使った「USB Power Delivery(USB PD)」があり、対応する規格の世代や機器条件によっては高出力での給電が可能です(最大出力は機器・充電器・ケーブルの組み合わせや仕様によって異なります)。これは、iPhoneやAndroidに採用されており、スマートフォンのほかノートパソコンなどにも使えます。お使いのスマートフォンで急速充電に対応した規格を確認し、対応しているモバイルバッテリーを選びましょう。
4 充電したい端末数に合わせてポート数を確認
スマートフォンだけ、携帯ゲーム機だけなど、単体で端末を充電するだけでなく、家族や友人のものなど複数の端末を同時に充電したい場合には、モバイルバッテリーの持つポート数を確認してください。
ただし、ポート数も、数があればいいというわけではありません。明示されている電力量が合計出力の場合、2つ同時に使えば半分の電力しか供給されない商品もありますのでご注意ください。
5 使用するケーブルの種類を確認
最後に確認しておきたいのが、モバイルバッテリーと端末を接続するケーブルです。例えば、USB Power Deliveryを利用するなら、USB Power Deliveryに対応したUSB Type-Cケーブルを使う必要があります。
モバイルバッテリー購入後、ケーブルがないばかりに充電できないことがないよう、きちんと確認しておきましょう。
まとめ「必要な機能を満たしたモバイルバッテリーを選ぼう」
急速充電可能なモバイルバッテリーは、単にパッケージに「急速充電可能」と記載されたものではなく、充電したい端末の規格や使い方を踏まえて選ぶ必要があります。
エレコムは、さまざまなタイプのモバイルバッテリーを販売しています。自身の目的や状況に応じて、必要な機能を満たしたモバイルバッテリーを選択してください。
この記事のポイントまとめ
- まずは端末側の必要W数・対応規格を確認
- バッテリー側の出力(W/A)と規格(PD/QC)を確認
- 同時充電するなら「ポート数」だけでなく「合計出力」も要確認
- 規格対応のケーブルがないと急速充電できないことがある
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※本記事の情報は2026年3月時点のものです。掲載商品は売り切れや仕様変更となっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。




