SkyLinkMobileの基礎知識

No.22 Wi-Fiスポットと格安SIMカードの関係

Wi-Fiスポットを利用しよう!

格安SIMカードは、通信容量や速度に制限を設けることで安さを実現しています。そのため、音楽やゲームのダウンロード、または動画の閲覧などが難しいと考える人もいるかもしれません。そこで活躍するのがWi-Fiです。自宅の無線LANルーターや、飲食店・コンビニエンスストア・スーパーマーケットなど様々な場所にあるWi-Fiスポットを利用することでSIMカードの通信量を使うことなく音楽やゲーム、動画を楽しむことができるのです。

もっとも、飲食店のWi-Fiスポットを利用する場合、必ずしも全てのお店でWi-Fiが繋がっているわけではないため注意が必要です。Wi-Fiスポットを探すときはスマートフォンやタブレットで検索するか、お店のドアなどに貼られている「Wi-Fiつかえます」というシールを目印にすると良いでしょう。

モバイルデータ通信よりもWi-Fiがお得な理由

モバイルデータ通信を利用すると通信量にカウントされてしまうため、すぐに通信制限を越えて速度が低下します。これはキャリア契約もSIMカードも同様です。

しかし、Wi-Fiで通信を行うと規定の通信量にカウントされないため、実質的に使い放題になり、容量が大きくても制限を気にすることなくダウンロードすることが可能となります。

近年では、飲食店にて一人で食事をする際にスマートフォンやタブレットを利用して動画を閲覧したりゲームをしたりする人が多くなってきました。とはいえ、1,000円未満の格安SIMカードでは、音楽、動画、ゲームを楽しむとすぐに通信を制限されてしまう可能性が高いといえます。

こうした問題を解消できるのが、Wi-Fi接続です

Wi-Fiを上手に活用して、より良い格安SIMカードライフを送りましょう。

そもそもWi-Fiと無線LANって何?

会社の同僚や家族の口からよく聞く「Wi-Fi(ワイファイ)」と「無線LAN(ラン)」。これは一体何なの?と疑問に思っている方へ、分かりやすくご説明します。

パソコンを利用する際、ルーターとパソコンをケーブルで繋げることで、インターネットに接続できるようになります。このように、ルーターとパソコンを接続するネットワークのことをLocal Area Network(LAN)といいます。文字通り、ローカルなエリアのネットワークです。

このケーブル(有線)を無線化することでネットワークを構築することを無線LANといいます。文字通り無線で作られたローカルエリアネットワークです。このような無線LAN環境を構築すると、、パソコンだけでなく無線LANインタフェースを搭載しているスマートフォンやタブレット、携帯用ゲーム機など複数の機器がインターネットを利用することが可能となります。

それでは、Wi-Fiとは何なのでしょうか。この2つを同じものだと認識している人もいるかもしれません。なお、この2つは同じものではなく、「無線LANが、無線により構築されるLANの一般名称で、Wi-Fiは、無線LANを構築するIEEE規格で相互接続を認証する団体(WiFi Alliance)に認証された機器に付与される登録商標になります。(無線LAN機器の箱等に記載されているWiFi Certifiedが認証を取得した証になります)

両者はイコールではないのですが、完全に別のものというわけでもありません。そのため、違いを知識として覚えておくと良いでしょう。

Wi-Fiスポットが近くにないときに便利なポータブルWi-Fiルーター

営業や出張など、出先でもスマートフォンやタブレットを使用する場面になった際、近くにWi-Fiスポットがあれば良いのですが、場所によっては見つからないという場合も考えられます。通信途中で制限されたらどうしようと、不安に思うこともあるかもしれません。

そういうときにポータブルWi-Fiルーターを持っていると、手軽に有線LAN環境を無線LAN化することができます。すぐに大きい容量のデータをダウンロードしたいときにも、わざわざWi-Fiスポットを探さずとも通信量を気にせず行うことができます。

ポータブルWi-Fiルーターとは、自宅で設置するような大きい無線LANルーターを、持ち運びに便利な小さいポータブル型にしたものです。これを使用することにより、外出先でもWi-Fi接続が可能となるのです。

SIMカードに通信制限があるからといって、スマートフォンやタブレットの使用まで制限してしまっては意味がありません。Wi-Fiを賢く使って、お得にインターネットを楽しみましょう。

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