
- 概要
- 監視カメラを設置することで、多くのメリットが期待できます。
犯行時の映像の記録以外にも多くのメリットのある監視カメラ。
今回は、監視カメラの設置メリットと設置時の注意点についてご説明します。
監視カメラのメリット

セキュリティ対策の王道である監視カメラ。
その設置メリットには以下のようなものがあります。
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監視カメラの設置メリット1 犯罪の抑止効果
監視カメラを設置することで、まず期待できる効果は、「犯罪の未然抑止」です。 監視カメラがあることで、罪を犯す可能性のある人々に牽制をすることができます。
侵入や窃盗など何らかの犯罪行為を考えている場合、人は監視カメラの存在を確認します。
監視カメラがあることで、監視・撮影・録画をしていることが伝わるので、犯罪を未然に抑止することができるのです。 -
監視カメラの設置メリット2 社内のモラル向上
オフィス内に監視カメラを設置しておけば、社内のモラルを向上させることができます。
見られている意識が高まることから、不正が起こりにくくなりますし、パワハラやセクハラなどの各種ハラスメントの抑止にもつながります。
従業員によっては、業務中にさぼり行為を行う場合もありますが、監視カメラを設置していればそういったことも抑止できるでしょう。 -
監視カメラの設置メリット3 犯罪の記録
実際に、職場で犯罪が起きてしまったとき、監視カメラにはその情報が記録されていることも多いです。
犯人が監視カメラの存在に気づいていない場合には、その一部始終が記録されていることもあります。
犯人が監視カメラの存在に気付いた場合でも、犯人の特定や逮捕につながる重要な情報が記録できる場合もあるでしょう。
時には、犯罪の途中で監視カメラの存在に気づき、罪を犯さずに引き返す場合もあります。
監視カメラ設置時の注意点

監視カメラを設置する際には、注意しておきたいポイントがあります。
以下で、そちらをご紹介します。
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監視カメラを設置する際の注意点1 監視カメラを目立たせるか隠すか
監視カメラを設置する前に、監視カメラ設置の目的を明確にしておきましょう。
犯行前に監視カメラの存在を犯人に知らせたい場合には、監視カメラは目立たせたほうがよいです。
犯行前に、監視カメラの存在を知ることで、犯罪の抑止が期待できるからです。
逆に、犯人に監視カメラがあることを気づかせたくない場合には、隠して設置する必要があります。
犯行時、犯人が監視カメラの存在に気付かないことで、犯人特定や逮捕に至るためのより有力な情報が記録できる可能性の高まりが期待できます。 -
監視カメラを設置する際の注意点2 どこに配置するか
監視カメラを目立たせるか隠すかを決めた後は、どこに配置するかを決めましょう。
目立たせるうえで、犯罪抑止により効果的な設置場所。
隠したうえで、犯人や犯行の瞬間をより撮影しやすい場所。
そういった場所はどこかを考え、監視カメラを設置しましょう。 -
監視カメラを設置する際の注意点3 周辺のプライバシー
監視カメラを外部に設置する場合には、周辺の施設や人など関係のない情報が映り込んでしまないようにプライバシーに配慮することが必要になります。
場合によっては、プライバシー侵害に問われることもありますので、この点には注意しておくことを心がけましょう。設置場所に注意するほか、監視カメラによっては「プライバシーマスク機能」という特定箇所にマスキングして映らないようにする機能のあるものがありますので、そういった機能を活用するようにしましょう。
多くのメリットのある監視カメラ。
このような注意点に気を付けて設置し、効果的に活用できるようにしましょう。