
- 概要
- 近年、駅構内や、ショッピングモールなど多くの場所で目にすることが増えた「デジタルサイネージ」。
今回はそんなホームセンターにおけるデジタルサイネージ活用についてご紹介します。
ホームセンターにおけるデジタルサイネージ
映像コンテンツの種類やモニターサイズによって、お客様に対してフロアの案内・店舗イベントの告知・購買欲を掻き立てるような販売促進・従業員の接客代わりなど、ホームセンターにおいてデジタルサイネージはさまざまな面で役に立っています。
また、お客様自身に商品検索を行ってもらうため、タッチパネル式のデジタルサイネージ導入を行い、「早く・分かりやすく」知りたい情報にたどり着くことも可能になりました。
本部からの情報を伝える・新商品情報を届けるなど、従業員の情報伝達効率化にも非常に貢献しています。
ホームセンターでのデジタルサイネージのメリット

では、ホームセンター内でデジタルサイネージを導入すればどのようなメリットが得られるのでしょうか? 下記にその例をご紹介します。
-
販売促進を行う
デジタルサイネージは動きや音のある映像によって、お客様の目や耳に情報を届けることができます。
通常、お客様は目的である商品以外の物は気づかれないということも多いです。
お客様に他の商品についても知ってもらうため、店内イベントや実演販売を行う際には、映像を流し、お客様の視線を集める・関心を惹くといった認知を試みます。
このような方法は、おすすめ商品販売やイベント告知などに活用できるでしょう。 -
商品の情報把握
ホームセンターで販売されている商品は、店舗にもよりますが平均的には約5万点以上あるとされています。
その中からお客様の目的の商品を自力で見つけ出すことは難しく、また従業員の商品棚の把握具合や商品知識にもそれぞれ差が生まれてしまいます。
デジタルサイネージによって、商品情報を各売り場に流し、お客様が知らなかった商品を周知させることができます。 -
コストダウンを目指せる
ホームセンターでのこれまでの販売促進ツールといえば紙媒体によるポスター・POPが主流でしたが、近年その主流はデジタルサイネージによる販売促進へと変わりつつあります。
張り替えの手間を省くことや、印刷代のコスト削減などを目指すことができるためです。 また多くの情報を一画面で順番に表示ができ、パソコン1台あればコンテンツ内容の変更も遠隔で行うことができます。
これにより、人件費・印刷費ともにコストを下げられる可能性もあるのです。
ホームセンター内でのデジタルサイネージ設置場所

デジタルサイネージを実際に設置するとすれば、どのような場所に設置するのが良いのでしょうか?
具体的な例を挙げてみましょう。
-
店内出入口
店内出入口の人目が付きやすい場所に設置を行うことで、お客様にセール情報やイベント内容の紹介を自然に行うことができます。
-
商品棚
商品の映像や音声を使って商品紹介し、商品棚へのお客様の関心を惹くことができます。
見るつもりのなかった商品にも注目してもらいやすくなります。 -
レジ前
レジ待ちの間にお客様に対してデジタルサイネージを見てもらうことにより、待っている間のストレスを軽減させることができます。
商品情報や各社メーカーCMなどがよく放映されます。
今回は、ホームセンターでのデジタルサイネージ活用についてご紹介しました。
ホームセンターには商品の数が多く、それぞれの商品知識もスタッフは把握しておかなければいけません。
しかし、それには従業員の負担も大きくなってしまうので、うまくデジタルサイネージを活用してお客様への販売促進・従業員の手助けをともに行っていけると良いでしょう。