
- 概要
- 優れた媒体であるデジタルサイネージは、現在様々な場所で活用されています。
たとえば、駅で、飲食店で、ショッピングモールで。
様々な場所で活用されているデジタルサイネージ。
今回は、その中でも、工場・倉庫ではどのような活用のされ方をしているのかについて、ご説明してまいります。
工場・倉庫におけるデジタルサイネージ活用術1
注意事項の伝達ツール
工場・倉庫の中では、作業過程において様々な危険の可能性があります。
作業をする従業員の安全性を高めるため、注意事項の伝達は重要なことです。
作業を安全に進めるための注意事項やマニュアルの内容を日常的に訴求するために、デジタルサイネージを活用してみてはいかがでしょうか?
テキストだけでなく、写真やイラスト・動画とともに、普段目にする場所で何度も繰り返し訴求することで、安全性をより高めることができるでしょう。
工場・倉庫におけるデジタルサイネージ活用術2
周知事項やスケジュールの共有

全体周知の事項や、その日のスケジュールなどを、デジタルサイネージで発信することで、工場・倉庫内のすべての従業員に平等に情報を共有することができます。
紙の媒体での情報共有であれば、情報伝達のタイムラグがあります。
また、印刷や貼り替えなどの手間もあるでしょう。
デジタルサイネージであれば、これらの手間はありません。
また、複数の倉庫や工場に一括で情報を共有することもできるため、その点でも効率的な情報共有をすることができます。
また、チームごとの進捗情報をタイムリーに更新・共有することもできます。
これにより、競争意識が高まったり、作業分担の見直しに役立てることができたりというメリットもあるでしょう。
工場・倉庫におけるデジタルサイネージ活用術3
来客に向けた案内
倉庫や工場によっては、来客があることもあるでしょう。
来客時の案内用にデジタルサイネージを活用するというのも一つの方法です。
エントランスにウェルカムボードとして設置して注意点を案内するというのも、事故防止の上で効果的な方法です。
館内設備の案内のため、地図を映し出すのも良いでしょう。
他にも、受付や休憩スペースなど、一定時間待機することが想定される場所に設置し、販売促進やブランディングに役立てるという方法もあるでしょう。
一般の方向けの見学サービスを提供している場合は、作業工程の案内や機械の紹介をする動画を流しても良いでしょう。
工場・倉庫におけるデジタルサイネージ活用術4
機器との連携

デジタルサイネージとIoT機器を連携させることにより、生産性の向上や業務効率化が図れます。
たとえば、湿度・温度センサーと連携させることで、品質管理や機械の故障防止に役立てることができます。
デジタルサイネージに、現在の湿度・温度を表示させ、規定数値を越えたもしくは下回った場合に自動でアラートを出すようにすることができます。
また、生産管理システムとの連携をすることもできます。
リアルタイムで、生産目標とそれに対する実績、遅延があればその状況を映し出すことができます。
また、視認性も高くリアルタイムで状況が把握できるため、業務効率の向上にもつながりやすいのです。
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おわりに
今回、こちらの記事では、工場・倉庫におけるデジタルサイネージの活用術について、ご紹介しました。
デジタルサイネージを活用することで、業務効率を向上させたり、安全性を高めたりと様々な効果を得ることができます。
現在導入中の工場や倉庫も少なくありません。
ご興味がおありの方は、ぜひ一度導入をご検討なさってみてください。