
- 概要
- 広告媒体として駅や商業施設などで活用されることが多い「デジタルサイネージ」。
近頃では、病院・クリニックでもデジタルサイネージの導入が進んでいることをご存じでしょうか?
今回はデジタルサイネージを病院・クリニックで活用する事例や、その導入メリットをご紹介していきます。
医療機関でのデジタルサイネージ活用

医療機関でのデジタルサイネージ活用事例についてご紹介していきます。
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病院案内や診察案内として
病院・クリニックなどでは患者さんが院内で迷ってしまわないように、院内のフロアガイドを表示させ、「案内板」としてデジタルサイネージを導入しているところも多いです。
また、待っている患者さんに向けて診察の手順を説明したり、受付の番号や待ち時間をリアルタイムで提示したりといった活用の仕方を行っている病院も見られます。
患者さんが「今、知りたい情報」を流すことで、待ち時間も有効的に使うことができるうえ、これからどのような診療を行うのかという内容が事前に分かるため、診療がスムーズに進められます。 -
情報を提供する媒体として
病院・クリニックの診療に関する内容以外にも、デジタルサイネージを使って医師紹介や病院概要を表示させ、患者さんの病院に対する信頼度を高めるという効果もあるでしょう。
ほかにも、流行している病気や感染症などの予防策や検査についての情報提供を行い、患者さんの健康を守ることにもつなげられます。 -
空間演出として
患者さんたちにとって病院・クリニックでの待ち時間は長く感じるものです。
事実、病院・クリニックでは一人一人の患者さんに対して丁寧に診療していくため、その待ち時間はどうしても長くなってしまいがちです。
デジタルサイネージを活用することで、そのような待ち時間へのストレスを少しでも軽減できるように工夫を行うことは大切です。綺麗な風景や親子で楽しめるクイズや映像を流すことで、診療までの待ち時間をリラックスした状態で過ごすことができるでしょう。
デジタルサイネージを使ったちょっとした工夫で空間演出を行えば、患者さんのストレスも緩和され、病院・クリニック自体のイメージ向上にもつながります。
医療機関でのデジタルサイネージ活用メリット

医療機関でのデジタルサイネージ活用メリットをご紹介します。
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タイムリーな情報を提供できる
デジタルサイネージは、表示する情報内容を細かく設定することができます。
そのため夏場の熱中症対策や、冬場のインフルエンザや感染症の予防方法など、その季節に合わせた情報を提供することができるのです。
また、曜日・時間帯別に患者さんの層も異なってくるため、それぞれの層に適した情報を少しずつ変えていくことも効果的でしょう。 -
待合室の雰囲気を良くする
病院・クリニックでの待ち時間は退屈になりがちです。
退屈差を感じさせないよう待合室にイラストやポスターを貼っても、初めは良いのですが長い待ち時間の中ではそれらも風景として溶け込んでいってしまいます。
スライドショーのような動きのあるデジタルサイネージであれば、目で追ってしまうため患者さんの意識を向けることができ、必要な情報も届けやすくなります。
殺風景になりがちな待合室の雰囲気を良くするためにも、デジタルサイネージの導入がおすすめだと言えるでしょう。
おわりに
今回はデジタルサイネージを病院・クリニックで活用する事例や、その導入メリットをご紹介しました。
病院・クリニックでデジタルサイネージを上手に活用することで、患者さんに対するスムーズな診療案内や、長く感じる待ち時間中にも安心感を与えることができます。
スタッフにも患者さんにもメリットの大きいデジタルサイネージを病院・クリニックにも導入してみませんか?