
- 概要
- テーマパークは子どもも大人もはしゃいで、楽しむことができる場所。
しかし、そんなテーマパークでも迷子や窃盗といったトラブルが起きるため、テーマパーク側はそれに備えての対策をしっかりと行っておきたいところです。
そこで、おすすめなのが「監視カメラ」の設置です。
監視カメラをテーマパーク内に設置すれば、こういったトラブルを軽減させることができます。
今回は、監視カメラをテーマパークに設置するメリットやその活用法についてご紹介していきます。
監視カメラをテーマパークに設置するメリット

監視カメラをテーマパークに設置するメリットについて見ていきましょう。
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・迷子対策になる
たくさんのファミリーが賑わいを見せるテーマパークで必ず発生するトラブルと言えば、「迷子」です。
テーマパーク側は子どもの迷子の報告を受けると、館内放送で迷子情報のアナウンスをかけるという方法をとります。
ただ、まだ言葉をあまり理解できない年齢の子どもにはそのアナウンスは届きません。
そのような場合に、監視カメラは活躍します。
テーマパーク内のさまざまな場所に監視カメラを設置することによって、保護者とはぐれた瞬間やその後の移動した様子などを録画映像より確かめることができます。
複数の従業員がテーマパーク内を探しまわる必要もありません。
監視カメラの映像があれば、従業員1人でも探し出すことができるでしょう。 -
・防犯対策になる
テーマパーク内では、楽しんでいる人の隙をついて「スリ」が行われたり、従業員の目を盗んで「万引き」が行われたりといった、窃盗被害が多く起きてしまうのも事実として挙げられます。
そんなテーマパークに監視カメラを設置するだけでも、犯罪抑止の効果が期待できます。
監視カメラの映像記録を残すことができるため、犯行現場の様子を確認することも可能です。
テーマパークでの監視カメラ活用法

テーマパークでの監視カメラ活用法について見ていきましょう。
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活用法1:アトラクションの待ち時間の把握
テーマパークでは「あれも乗りたいしこれも乗りたい...」となり、アトラクションの待ち時間をできる限り少なくしたいと感じる方が非常に多いです。
近年では、テーマパーク内の電光掲示板にアトラクションごとの待ち時間が表示されたり、スマートフォンのアプリからリアルタイムな待ち時間を確認できたりといったことによって、待ち時間の短縮がしやすくなりました。
これらのツールにも、監視カメラの映像が活かされています。
監視カメラがアトラクションごとの入口付近に取り付けられており、それぞれの映像を本部でまとめて確認することができるため、混雑具合も瞬時に見分けることができるのです。
監視カメラの映像は迷子対策や犯罪抑止のためだけでなく、電光掲示板やアプリといったツールでの待ち時間を顧客と共有するという活用法もあるのです。 -
活用法2:マーケティングのデータとして
監視カメラの映像をとることによって、アトラクションに乗る人の性別や年齢層・人数・混雑する際の気候・天気などのマーケティングデータを集めることができます。
ただ実際のところ、カメラ単体だけではマーケティングデータを集めることはできません。
監視カメラと画像処理AIシステムを連携させることによって、初めてマーケティングデータを集めることが可能になるのです。
またIPカメラであれば、既存のシステムへの画像処理AIシステムとの追加連携を行うこともできます。こうして集められたデータをもとにして顧客分析を行ったり、経営戦略を考えてみたり、次期アトラクションの研究開発材料にしたりと、さまざまな活用ができるのです。
おわりに
今回は、監視カメラをテーマパークに設置するメリットやその活用法についてご紹介しました。
監視カメラをテーマパーク内に設置すれば、迷子対策や犯罪抑止につながります。
また監視カメラのほかの活用法として、「アトラクションの待ち時間回避」「テーマパーク側のマーケティングデータ収集」などの活用法も挙げられます。
お客さんにテーマパークを安心して楽しんでもらうために、監視カメラの設置を検討してみてはいかがでしょうか?