
- 概要
- 近年では病院や飲食店、大型ショッピングモールなどさまざまな場所でデジタルサイネージが活用されている様子を見かけます。
そんなデジタルサイネージは市役所・区役所などの公共施設でも活用されているのをご存じでしょうか?
今回は、デジタルサイネージの公共施設・役所での活用法や活用メリットについてご紹介していきます。
公共施設・役所でのデジタルサイネージ活用

公共施設・役所でのデジタルサイネージ活用の例をご紹介していきます。
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・エントランスに設置した活用法
公共施設の中でも役所の場合、保健福祉関係や建設系などさまざまな部署が存在しています。
ただ、施設を利用する方の中には「どのフロアにどの部署があるのか分かり辛い...」と感じる方も少なくありません。
このような場合に、施設のフロアガイドとしてデジタルサイネージをエントランスに設置するという方法があります。
人件費を最大限に抑えたうえで、施設利用者に分かりやすく施設情報を提供できるというものです。
このようなエントランスでの活用法は役所に限らず、現在多くの公共施設で導入され始めています。 -
・整理番号の案内板としての活用法
公共施設に多くの施設利用者が訪れると、一人一人に整理券が配られ、その整理番号がまわってきたら、窓口対応を受けてもらうという流れになるのが一般的です。
ただ整理券があると必ずスムーズに進行できるというわけではなく、「少し席を外していた間に番号が呼ばれてしまった...」というケースも珍しくありません。
そこで呼び出された整理番号をデジタルサイネージに表示させておくことによって、アナウンスや呼び出し案内が聞こえなかった場合でも、窓口対応を受けることができるように設定されている施設もあります。
また、耳が聞こえない障害者の方や高齢者の方にとっても、このような優しいデジタルサイネージがあれば安心して施設を利用できると言えるでしょう。
【デジタルサイネージ】公共施設・役所での活用メリットは?

公共施設・役所でのデジタルサイネージ活用のメリットをご紹介していきます。
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・地域活性化につながる
公共施設である観光案内所にて、その地域で行われるイベントや観光スポットの情報などをデジタルサイネージに表示するというのもおすすめです。
テレビや雑誌では伝えきれない地域情報を、デジタルサイネージを使ってその施設の利用者にお届けすることによって、地域活性化にもつながります。 -
・タイムリーな情報発信が可能
デジタルサイネージのシステムによっては、パソコン1台さえあれば簡単に配信設定を行うことができるものもあります。
できる限り手間やコストをかけずに情報発信を行うことができるのは大きなメリットです。
自治体のPR動画、地域のボランティア活動の様子、講座の参加者募集などに加えて、緊急時の避難勧告や避難場所といった情報も更新することができます。
タイムリーな情報をすぐに発信することで、混乱・混雑を回避しやすくなるというメリットがあります。 -
・利用者の利便性アップ
地域に関する情報発信だけでなく、天気予報やその日のニュースなどの情報も挟みながら発信することでデジタルサイネージへの関心を向けてもらいやすくなります。
ディスプレイ一つでさまざまな情報を発信できるというのも、デジタルサイネージ導入のメリットだと言えます。
おわりに
今回は、デジタルサイネージの公共施設・役所おいての活用法や活用メリットについてご紹介しました。
デジタルサイネージを区役所・市役所などの公共施設で活用例は年々増えてきています。
施設利用者のニーズに応えられるような情報を発信して、デジタルサイネージをより効果的に活用していきましょう。