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「効果的な広告として新しくデジタルサイネージを導入したい」という方も多いかと思います。
しかし、デジタルサイネージを選ぶ際にはどのような点に注目して選ぶと良いのでしょうか?
本記事では、導入する前に知っておきたいデジタルサイネージの選び方についてご紹介していきます。
設置場所で選ぶ
デジタルサイネージは、屋内用・屋外用の2つに分けることができます。
それぞれに特徴があるため、設置環境によって適した種類を選ばなければ、宣伝効果を十分に得ることができません。
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屋内用のデジタルサイネージ
屋内の設置を前提に作られたデジタルサイネージです。
直射日光への対策や防水加工・防塵加工などが施されていないので、比較的リーズナブルな価格で購入することができます。 ただ屋内は暗い場所が多いため、ディスプレイの輝度は低く設定されている傾向にあります。
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屋外用のデジタルサイネージ
屋外環境の変化に合わせられるようにして作られたデジタルサイネージです。
直射日光への対策はもちろん、雨・風・ホコリなどの環境にさらされたとしても故障しにくいように、防水加工・防塵加工が施されています。
また、日光下であっても鮮明に色味を表現できるように、ディスプレイの輝度は高く設定されている傾向にあります。
設置方法で選ぶ

設置方法によって、適したデジタルサイネージを選ぶという方法もあります。
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壁掛け型のデジタルサイネージ
ディスプレイ画面を壁に掛けて設置するデジタルサイネージです。
高い場所でも固定することができるため、1台でできる限り多くの人に向けて情報発信をしたいという場合におすすめです。
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スタンド型のデジタルサイネージ
自立できるタイプのデジタルサイネージで、「スタンドタイプ」とも呼ばれています。
スムーズに移動できるという特徴を持つため、設置位置も自由に決めることができます。縦長タイプの画面が多いですが、横長タイプもあります。
またディスプレイ画面を支える脚により、さらに多くの種類にことができます。
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埋め込み型のデジタルサイネージ
ディスプレイを壁・柱といった部分に埋め込むことで設置するデジタルサイネージです。
設置場所の景観にも溶け込みやすく、ホテル・百貨店・駅の構内といった雰囲気づくりが重要な場所への設置にも適しています。
コンテンツの配信方法で選ぶ

デジタルサイネージはコンテンツの配信方法によって、スタンドアロン型・ネットワーク型・インタラクティブ型の3つに分けることができます。
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スタンドアロン型
配信するコンテンツが決まっていて頻繁に変更することは無い場合、またデジタルサイネージが1台だけである場合は「スタンドアロン型」のものがおすすめです。
これは、ネットワークを使わずUSBメモリを利用してコンテンツ配信を行う方法です。 コストを大きく抑えることができるうえ、コンテンツ作成・管理なども簡単に行うことができます。
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ネットワーク型
配信するコンテンツを頻繁に変更したい場合、またデジタルサイネージを複数台設置する場合は「ネットワーク型」のものがおすすめです。 配信する内容に変更が多く、ほかの箇所にもいくつかディスプレイを設置したいチェーンの飲食店などによく利用されています。
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インタラクティブ型
大型商業施設やホテルロビー、観光案内版などには「インタラクティブ型」のものがおすすめです。 タッチパネルのディスプレイなど、利用者が操作を行うことで表示コンテンツも変化するデジタルサイネージです。
おわりに
本記事では、導入する前に知っておきたいデジタルサイネージの選び方についてご紹介しました。
デジタルサイネージの選び方としては、「設置場所で選ぶ・設置方法で選ぶ・コンテンツの配信方法で選ぶ」の3つに着目して選ぶのが良いでしょう。
希望に沿ったデジタルサイネージを導入できるよう、この3点に注意して選んでみてください。